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《大阪府内行進関係》

◆2021年国民平和大行進 大阪府内全コースの日程(2020.6.17現在 確定版)  
◆2021年国民平和大行進 府内行進開催要項


《新着》
◆7月4日の網の・鶴見~城東~旭区のコースの行進と集会の様子です
◆摂津市役所での懇談の後に、玄関前で参加者と記念撮影(6日)
◆高槻実行委員会から、7月6日の「高槻スタンディング行動」ニュースが届きました。送られてきた写真とあわせて掲載しています
◆池田市での出発集会の様子
◆《網の目行進レポート報告》①西淀川~淀川区~東淀川区コース②堺・泉北ニュータウンコース
◆川西市役所での兵庫県への引継ぎ集会
◆豊中市役所での出発集会




7月4日《鶴見~城東~旭区のコースの行進と集会》

《今津公園での出発集会》

《ゴールの大宮南公園での終結集会》

6日《摂津市との懇談のあと、玄関で記念撮影》



6日《高槻市役所前での集会&スタンディング行動》

《6日は集会と宣伝、スタンディング・自治体訪問を展開しました。高槻市役所前では、8時30分頃から61人が参加し、出勤する職員や来庁者にアピールしました。集会には、高槻市濱田剛史市長のメッセージを市民生活環境部部長代理 片岡聡さんに紹介・代読していただきました。下記のニュースが届いています》  

《集会と合わせてスタンディング宣伝を行いました》

4日《西淀川区→淀川区→東淀川区 網の目行進》

《西淀川区役所での出発式には、86人が参加で行進66人が参加。淀川区役所から淡路診療所は35人、東淀川区役所まで50人で、通し行進は10人でした》



4日《大正区→此花区→南森町 網の目行進》

《此花区実行委員会から寄せられています》


《堺・泉北ニュータウンコース》

《6月26日の「堺市・泉北ニュータウン」網の目コースの様子です。現地実行委員会からの報告をうけました。》

《大阪原水協川辺理事長が参加し連帯挨拶をうけました》



《池田市役所に到着。出発集会と最終の府内行進》

《豊中からの行進途中、石橋までの網の目と合流し、沿道から横断幕などでアピールするなどエールを頂きました。池田市役所前には雨天の中、豊中からの行進者と集会への参加者で玄関前はいっぱいになりました。行進者に対し水分補給をしていただきました。今年も池田市の市長室・危機管理課職員のみなさんよりお茶の接待を受けました。
 池田労連の中森さんが司会で開会。 冨田裕樹池田市長のメッセージを危機管理課より紹介・披露のあと、前田敏市議会議長よりあいさつを受けました。
 集会終了後、雨がすこし強くなった中での行進になりました》

《箕面からの網の目行進と合流》

《池田市役所玄関での出発集会》

《左から、中森さん、危機管理課の職員の方、前田市議会議長》

《庁舎入ったところには、「原爆パネル展」コーナーが設置されています》



7日府内行進《大阪から兵庫へ引き継ぐ~川西市役所》

 兵庫県への引継ぎである川西市役所に12時過ぎに到着。兵庫原水協の事務局長の梶本修二さんの司会で開会。大阪の行進団を代表して大阪実行委員会代表委員の川辺和宏さんが、兵庫県への引継ぎにあたり挨拶を述べました。兵庫県原水協代表理事の津川知久さんから大阪への労いのことばと、兵庫での国民平和大行進への決意を述べました。引き続きの兵庫県の出発式には大阪の行進者も一緒に参加し、兵庫県の平和行進へのエールを送りました。
 なお、会場では川西市によるお茶の接待がありました。

《川西市役所に到着》

《左から、梶本さん、川辺さん、津川さん》

《通し行進旗の引き渡し式、右の写真は川西市の職員のみなさんによるお茶の接待》

《兵庫県の出発集会》



《豊中市役所玄関前での出発集会ー府内最終日、兵庫・川西市役所めざして!》

《7月7日、強い雨交じりの中、市役所前で出発式が行われました。
 地元実行委員の豊中労連の斉藤さんの司会で開会。現地実行委員会の池田さんから代表してあいさつを受けました。長内繁樹豊中市長のメッセージを人権文化政策監の山本さんに紹介し代読していただきました。大野妙子市議会議長は来ていたただいて挨拶をいただきました。
 諸注意事項があり行進を開始しました》

《左から斎藤さん、池田さん、山本さん、大野さん》

《さあ!出発だ》


《西淀川区→淀川区→東淀川区 網の目行進》

《西淀川区役所での出発式には、86人が参加で行進66人が参加。淀川区役所から淡路診療所は35人、東淀川区役所まで50人で、通し行進は10人でした》

《堺・泉北ニュータウンコース》

《6月26日の「堺市・泉北ニュータウン」網の目コースの様子です。現地実行委員会からの報告をうけました。》

《大阪原水協川辺理事長が参加し連帯挨拶をうけました》




《茨木市長との懇談》

《本日の平和行進は、13時から約30分間、茨木市長と懇談しました。
大阪原水協からは茨木労連、新婦人、茨木民商、茨木市職労、大阪原水協事務局が懇談に参加しました。
はじめに、昨年に続き懇談いただいたお礼。要請主旨を大阪原水協の続理事から行いました。
福岡洋一市長は、「コロナ禍で様々な工夫をしながらの国民平和行進の取り組みと参加者に心から敬意を表したい」「『核兵器廃絶』を求めることは全くその通り。茨木市としても核兵器の廃絶をめざした取り組みをすすめていきたい」の回答をいただきました。》  

《左の写真の左から2人目が濱田市長》



6日《高槻市役所前での集会》

《6日は、集会と宣伝、スタンディング・自治体訪問を展開します。高槻市役所前では、8時30分頃から61人が参加し、出勤する職員や来庁者にアピールしました。集会には、高槻市濱田剛史市長のメッセージを市民生活環境部部長代理 片岡聡さんに紹介・代読していただきました》  

《中央が、高槻市の市民生活環境部部長代理の片岡聡さん》

《集会と合わせてスタンディング宣伝を行いました》


5日《守口市役所での出発集会》

 守口労連の水野さんの司会で開会。同じく守口労連の藤木さんから現地実行委員会を代表して出発挨拶を受けました。西端勝樹守口市長からのメッセージを新婦人の大川さんより紹介していただきました。最後に大阪原水協川辺理事長よりあいさつを受け、門真市役所に向けて出発しました。出発集会には60名の参加がありました。

《左から、司会の水野さん、藤木さん、大川さん、川辺さん》

門真市役所出発集会

 門真市役所に到着。出発集会を門真労連の小山さんの司会で開会。宮本一孝市長からのメッセージを市民文化部長の水野知加子さんが紹介・代読、また、日本共産党市議会議員の亀井さんより五味市議会議長のメッセージを紹介、代読していただきました。
現地では、門真労連・市職労のみなさんからお茶の接待を受けました。

《会場案内とお茶の接待は、門真労連・市職労のみなさん》

《左:水野市民文化部長、3番目:亀井市議会議員》

友呂岐公園に到着して一服 《寝屋川市役所へ向けて出発》

寝屋川市役所での出発集会
 お昼過ぎに寝屋川市役所に到着。市の人権男女共同参画課のみなさんによるお茶の接待を受けました。
 昼食休憩後の午後1時から寝屋川市役所玄関前で出発集会が行われ、寝屋川労連事務局長の大西一馬さんの司会で開会。主催者側からは寝屋川労連東正男議長から連帯の挨拶をうけました。寝屋川市長からのメッセージを人権男女共同参画課の松村さんから紹介していただきました。つづいて、池添義春寝屋川市議会議長からのメッセージを寝屋川原水協の中谷光夫さんに代読・紹介していただきました。最後に寝屋川原爆被害者の会の山川美英会長から連帯の挨拶を受けました。終了後、枚方市役所に向け出発しました。  

《左から、東さん、松村さん、中谷さん、山川さん》

《枚方市役所めざして出発!》

枚方市役所での終結集会

《午後4時40分過ぎから、枚方市役所で基幹コースおよび網の目コースからの参加者があつまり、終結集会が行われました。約120人が参加しました》



《網の目行進》大東市役所~四條畷市役所~交野市~枚方市役所コース

《左上:大東市役所での出発集会、左下:四条畷市役所前集会。副市長が市長のメッセージを代読、そして市議会議長のメッセージを受けた後、40人で枚方市役所にむけ出発》


都島区役所出発 (15時20分頃出発)

大阪城公園出発 (出発集会後13時過ぎに出発)




住吉区役所での出発集会(7月4日)

《住吉区役所・沢ノ町公園で午前8時20分頃から出発式が行われました。民医連の庄司さんの司会で開会。 地元の日本共産党市会議員の井上浩さんからは連帯挨拶をうけました。コロナ対策と行進についての注意についての連絡の後、天王寺等公園、大阪城公園・教育塔めざして出発しました》

《左から、司会の庄司さん、新婦人住吉支部の各班が持ち寄って作成した「SDGs」タペストリ、井上市会議員、核兵器禁止条約を批准した国々の地図を作成した新婦人の住吉支部のみなさん》

大阪城公園に到着(正午過ぎ)

平野区~生野区~鶴見区からの網の目コースのみなさんが合流

(2枚目から)


堺市役所での終結集会

《堺市役所での終結集会に約80名が参加。左から(下の写真)、司会の野田堺原水協事務局長、堺市教職員組合委員長の地元実行委員会代表の歓迎挨拶、堺市人権推進課課長の永藤堺市長の歓迎あいさつ代読》



高石市役所での出発集会(11時45分頃)

《平和行進参加者から寄せていただいた行進や集会の内容です。本日4日は、大阪市内の基幹コースと網の目4コース、および自動車宣伝行動が行われます。写真や様子などのレポートをぜひ大阪原水協までお願いします》

浜寺公園での出発集会(14時頃)

石津太神社での休憩(15時20分過ぎ)




和泉市役所での出発集会

《和泉市役所での出発集会は、昨年に続き庁舎建て替えの為、市役所裏手の駐車場でとなりました。 和泉市職員労働組合の赤澤さんの司会で開会。実行委員会を代表して、全労連・和泉の清水議長が開会あいさつ。辻宏康和泉市長のメッセージを人権・男女参画室の奥野晶代課長が代読。また、浜田千秋市議会議長のメッセージを日本共産党早乙女市会議員が代読、紹介していただきました。 なお会場では、人権男女参画室の職員の皆さんによるお茶の接待をうけました。

《左から、司会の赤澤さん、全労連和泉の議長・清水さん、人権・参画室の奥野課長、日本共産党早乙女市会議員》


《右は、和泉市人権・参画室のみなさんによるお茶の接待》

《泉大津市役所めざして出発!》

《泉大津市役所での出発集会》7月3日

 市役所に10時に到着し、休憩のあと玄関前で出発式が行われました。現地参加者とあわせて80人余が参加しました。
 泉大津市教職員組合の渡邊さんの司会で開会。泉大津市職員労働組合の藤本さんが主催者あいさつ、続いて、南出賢一泉大津市長のメッセージを市長公室長の中山秀人さんが代読・紹介、つづいて丸谷昭八郎市議会議長からはあいさつを受けました。最後にデモの注意点が述べられた後、高石市役所に向かって出発しました。
 なお、市長および議長から協賛金をいただきました。

《泉大津市役所に到着した平和行進のみなさん》

《左から、司会の渡辺さん、主催者あいさつの藤本さん、市長公室長の中山さん、丸谷昭八郎市議会議長》

《泉大津市、泉大津市議会から賛助金を受け取る》

《高石市役所、そして本日の目的地の堺市役所めざして出発!》




3日目:基幹コースPhotoレポート

《雨天模様の中、市役所玄関前での出発集会。泉佐野・泉南原水協の山下由美さんの司会で開会。竹崎博一さんの主催者挨拶、続いて千代松大耕・泉佐野市長のメッセージを八島弘之副市長に代読紹介していただきました。続いて、向江英雄市議会議長から激励のあいさつを受けました。最後に、出発にあたって、新型コロナ感染防止ための注意事項および行進中の注意事項を説明後、行進に出発しました。
 なお、出発集会には、貝塚市、熊取町、泉佐野市、岸和田など近隣の市町村から多くの参加がありました。》

《泉佐野市役所前での出発集会と行進》

《左から、司会の山下由美さん、主催者あいさつの竹崎博一さん、市長メッセージの代読の八島弘之副市長、あいさつの向江英雄市議会議長》

《貝塚市役所での出発集会》

《雨の中、貝塚市職員会館に到着。玄関前での貝塚市職員労働組合のみなさんからお茶の接待を受ける。雨のため室内での出発集会に変更》

《左から、司会の北田さん、国民平和大行進・貝塚実行委員会委員長の定兼さん、藤原龍男市長からのメッセージ代読の小川文章副市長、》


《小川副市長から、貝塚市と貝塚市議会議長からのカンパを受け取る定兼委員長》

《岸和田市役所での出発集会》

《岸和田新婦人の藤井さんの司会で出発集会を開会。半田みどり岸和田原水協理事長の主催者あいさつ。続いて、司会の藤井さんより、永野耕平岸和田市長からのメッセージおよび、桑原佳一岸和田市議会議長からのメッセージを代読・紹介していただきました》




《2日目の7月1日は、河内長野市との懇談に始まり、河内長野駅での宣伝行動、大阪狭山市との懇 談、富田林エコールロゼ前での宣伝、 富田林市との懇談を午前中に行いました。 午後からは2手に分かれて、1つは古市駅前での宣伝、羽曳野市、藤井寺市との懇談、藤井寺駅での宣伝、松原市との懇談と松原駅での集結宣伝でした。2つ手目は千早赤阪村・河南町・太子町との懇談でした。すべての自治体首長から平和行進への メッセージを頂きました。》

《左:河内長野市と懇談し、メッセージとともに市長のペナントを頂いた》
《右:大阪狭山市への申し入れの後、玄関前で参加者の皆さんとパチリ》

《藤井寺駅前でのスタンディング宣伝行動に24人が参加》



《東大阪市岩田公園での終結集会に45人》

 

《6月30日、奈良県から大阪府への国民平和大行進のリレー旗の引継ぎ出発集会を柏原市役所前の大和川河川敷で開催しました。
 出発式ではまず、奈良県を代表して、梅林事務局長の引継ぎあいさつを受けた後、2021年国民平和大行進大阪実行委員会を代表して、新婦人大阪府本部会長の杉本和さんからのあいさつ、そして日本共産党から衆議院議員の清水ただしさんの連帯あいさつを受けました。また、冨宅正浩・柏原市長からのメッセージ紹介しました。
 本日の行進は、新型コロナウィルス感染症の『蔓延防止等重点措置』が広く発出されており、実行委員会で話し合った結果、感染防止と市民感情にに配慮し徒歩行進を「中止」することとなりました。
 なお、終結地の東大阪市にむけての宣伝カーの運行、音源でのアピールと道中での訴えを行いながら、東大阪市岩田公園での終結集会に向かいました。 》

《奈良県から大阪府へ2021年国民平和大行進リレー旗の引継ぎ》

《引継ぎ集会でのあいさつ。左から奈良県代表・梅林事務局長、平和大行進大阪実行委員会代表委員の新婦人・杉本和会長、日本共産党前衆議院議員・清水ただしさん、柏原市長のメッセージの紹介する地元新婦人の岡田祥子さん》

《アピールするために、横断幕やプラスター、ポスターなど工夫を凝らした参加者のみなさん》

《大阪府内行進はじまる!
本日(30日)、奈良県からの引継ぎ集会》


 すでに府下で網の目平和大行進が始まっています。本日は、午前11時45分から柏原市役所前・大和川河川敷公園で奈良からの引継ぎ集会を行います。
 基幹コースならびに網の目行進での写真や報告など、大阪原水協まで送ってくださいますようお願いします。下記も現地からの写真レポートです。




2021年5月21日大阪グリーン会館において第2回地域・団体代表者会議を開催し、国民平和大行進と世界大会に向けて、具体的取り組みを提起し、会議での意思統一をはかっていきます。

《国民平和大行進と原水爆禁止世界大会に向けて、
 具体的取り組みを提起》


 大阪ではコロナ感染が急拡大し、5月6日までを目途とした、「まん延防止」措置に加え、緊急事態宣言が4月25日~5月11日として出され、かつ5月31日まで延期なっています。(現在は6月20日)全国でもコロナ感染が急拡大となる状況になっています。

そのような中ではありますが、今年も6月30日から7日までの国民平和大行進を実施します。コロナウイルス感染に十分配慮しつつ実施します。(ただし、平和行進の期間中まで緊急事態宣言が延びた場合は行進は行いません)

暑い中でのマスクの使用、飛沫感染防止との関係で歌やピースコールを取りやめること等、昨年同様とします。例年とは違い大変な状況での国民平和大行進となりますが参加をお願いいたします。

 今年1月22日に核兵器禁止条約が発効しました。世界の流れは核兵器禁止・廃絶の動きとなりつつありますが、唯一の被爆国日本の菅政権は核兵器禁止条約に背をむけています。しかも、4月7日、菅政権の加藤官房長官はアメリカが核兵器先制不使用宣言をするとそれを否定するという考えを表明しました。唯一の被爆国であるまじき姿勢です。この姿勢こそが、地域の緊張と核軍備増強の激化につながる要因です。

 菅首相とバイデン大統領が会談後の共同声明では、「日米同盟を一層強化する」と、日米軍事同盟を全面的に強化する方向が打ち出されています。

 核兵器や軍事費に頼る安全保障ではなく、コロナ対策など人の命と健康を守る安全保障が求められています。「核兵器をなくそう」「日本政府は核兵器禁止条約を批准せよ」「核開発よりコロナ対策に財源を使え」と、行進を続けること、沿道者に訴えることは大変重要です。

 また、世界大会については、今年も世界大会実行委員会がオンラインでの開催を提起していますので、代表派遣はありません。
国民平和大行進と世界大会に向けて、具体的取り組みを提起し、会議での意思統一をはかっていきます。






歴史的な年の2021年国民平和大行進核兵器禁止の大きな世論をつくろう


 2021年の国民平和大行進の大阪の開催の主な内容を掲載します。コロナウィルス感染防止対策を万全にして6月30日から始まる平和大行進を成 功させていきたいと思います。
 皆さんにおかれましては、地域実行委員会を開催し準備をお願いします。(国民平和大行進大阪開催要項より一部掲載)


○ 核兵器禁止条約発効を力に!核兵器廃絶の世論を広げ、広島、長崎へ

 2020年の国民平和大行進は、新型コロナウイルスのパンデミックの影響によって大きな制約、困難に直面しましたが、コロナ感染の状況で自治体訪問が難しいという声があった中でも、適切な方法で対応してくださった自治体がほとんどで、平和行進の長い歴史で築いた信頼関係を実感するものでした。また、近年、異常気象による酷暑、自然災害によって参加者の安全を守りながら行進することが不安視され、長距離を歩いてつなぐことなど行進のあり方を模索する地域がうまれる中、感染防止のために行進の代わりに各地で取り組まれたスタンディングアピールやオンライン配信が功を奏するなどし、活気のある行動は参加者の気持ちにも応えました。

 2021年は、人類史上はじめて核兵器が違法化された歴史的な年の平和行進になります。条約発効の喜びとともに、日本政府に被爆国としての役割を果たさせること、禁止条約に署名・批准する政治を実現させるために、平和行進が築いてきた自治体と市民との共同を広げ、核保有国の反核平和団体と連帯し、日本から世界へメッセージを発信することは重要です。

 3密をさけ、感染防止の対策をしっかり取りながら、「歩く」ことを前提に大阪実行委員会、地域実行委員会は準備を進めていきます。核兵器禁止条約を力に日本政府に核兵器廃絶の先頭に立つよう求める圧倒的な世論を広げます。

 原水爆禁止国民平和大行進は、1958年にたった1人の行動から始まりました。それ以来、毎年すべての都道府県で被爆者の願いをあつめ、被爆地広島、長崎をめざし、歩いてきました。昨年に続き、今年も新たなスタイルを求められますが、被爆者の願いすべての方とすべての地域で、以下のことを目標に、共同・協力の発展をめざします。



○共通スローガン

◇ 核兵器禁止条約の発効を力に、核兵器のない世界へ禁止条約に参加する日本を実現しよう
◇ 核兵器のない平和で公正な世界を核兵器禁止条約に日本政府も署名・批准を
◇ 朝鮮半島の非核化、非核平和のアジアを
◇ 国民のいのち、くらし守れ!軍事費を大幅に削減し、コロナ対策、医療、福祉、教育を 充実させよう
◇「敵基地攻撃」軍拡ノー 9条改憲ノー 平和憲法守ろう
◇ジェンダー平等の社会を
◇ 沖縄県民の民意を尊重しよう
◇普天間基地の閉鎖、無条件撤去を
◇辺野古の新基地建設やめさせよう
◇ 原発再稼働に反対!原発ゼロ 自然エネルギーに転換を
◇政府・東京電力は、福島第一原発事故被害の全面補償を
◇ 原水爆禁止2021年世界大会を成功させよう
◇核兵器のない世界のために広島、長崎へ、ともに歩こう
◇ノーモア・ヒバクシャ、ノーモア・ウォー

<大阪実行委員会の独自スローガン>
・大阪湾・大阪港に核艦船は来るな!
・関西空港、大阪空港、八尾空港の軍事利用反対!
・関西電力は原発の再稼働をするな!

○具体的な取り組み

(1)昨年の平和行進の成果を生かし、自治体首長・議長はじめ、核兵器廃絶を願う団体・個人に、参加、協賛、メッセージなどをよびかける。非核宣言都市、平和首長会議加盟の自治体はもちろん、すべての自治体を歩く行進とするよう全力をあげる。


(2)行進が通過するすべての市区町村で、「唯一の被爆国日本政府に核兵器禁止条約の署名・批准を求める署名」の行動を計画する。


(3)全自治体を訪問し、核兵器禁止条約の発効を伝え、署名への協力、原水爆禁止世界大会への賛同・参加、原爆展の開催など非核平和行政の拡充・具体化を要請する。「日本政府に核兵器禁止条約への参加」を求める。意見書の採択を要請する。


(4)普天間基地撤去、新基地建設反対、原子力空母母港化の撤回、米艦船の寄港反対など米軍再編・日米同盟強化に反対する運動と連帯し、非核日本の世論をひろげる。


(5)世界大会参加の青年に声をかけるなど、青年の創意や要求をとりいれる。青年に参加を呼びかける。


(6)日々の出発・集結集会での被爆者の訴えなど、被爆者と連帯した行進にし、沿道・市役所前での被爆者援護募金にとりくむ。


(7)コース毎に実行委員会を開き、成功のための具体化をすすめる。

(8)行進ステッカー、ペナント、リーフレット、行進うちわ、アナウンステープなど、行進資材を普及する。


(9)猛暑日、大雨警報など悪天候等により行進者への影響が危惧される場合には、現地実行委員会の意見を聞いて大阪実行委員会において中止若しくは続行の判断をする。

(10)緊急時に備え、行進の最後尾に看護師を同乗した後続車を配置する。

平和行進グッズ等について

①政府に核兵器禁止条約参加を求める声をペナントに寄せてください。広島平和公園でピースアクション、その後、長崎爆心地公園で奉納させていただきます。

②ボ―ルペン 1本300円で頒布しています。

③Tシャツ・フラッグ・バッジ など、国民平和大行進および原水爆禁止世界大会グッズの申し込みを受け付けています。

④原水禁大会パンフレットは、必要な冊数をご連絡ください。

⑤署名のぼり・署名ポスター少し在庫あります。

⑥署名用紙 5000枚程度あります。

必要な方は大阪原水協までご連絡お願いします。



新型コロナウイルス対策について

 国民平和大行進中央実行委員会は、新型コロナウイルス感染予防対策につとめながら、気象条件や交通事情、参加者の健康と安全に配慮し、検温、コース・時間帯の見直しなど検討するよう求めています。

 上記の要請を踏まえ、昨年同様に原則、歌いながらの行進は行いません。宣伝カーから録音でピースコール、音楽を流すようにします。地域や団体においては、このような中でもソーシャルディスタンスを保ちながら行進し、行進ペナント、行進フラッグ、鳴り物など創意工夫し、沿道者への宣伝・被爆者募金をお願いします。