新着とりくみ・報告
◆第873号付録(2016.11.6)
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◆「核兵器も戦争もない世界を」ヒバクシャ国際署名推進宣伝ビラ。
(「国際軍縮週間のつどい」案内を含む PDF)
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◆第872号付録(2016.10.6)
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◆「被爆者国際署名」バナー完成!ご活用ください(日本原水協ニュース)
「ヒロシマ・ナガサキの被爆者が訴える核兵器廃絶国際署名」(「ヒバクシャ国際署名」)を街頭で集める際にアピールできるバナー(横断幕)が3種 類のデザインで完成しまたしまた 。大阪原水協または日本原水協までご連絡いただければ、1本あたり4000円で(送料込)で頒布します。ぜひご利用ください。
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◆第871号付録(2016.9.6)
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◆第870号付録(2016.8.6)
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(直接ダウン・ロード)- ◆《2016年世界大会第2弾チラシ》PDF2ページ
- ◆原水爆禁止2016世界大会 《参加のしおり》PDF22ページ
- ◆平和行進ニュース9号(2016.7.8)
- ◆平和行進ニュース8号(2016.7.7)
- ◆平和行進ニュース7号(2016.7.6)
- ◆平和行進ニュース6号(2016.7.5)
- ◆平和行進ニュース5号(2016.7.4)
- ◆平和行進ニュース4号(2016.7.3)
- ◆平和行進ニュース3号(2016.7.2)
- ◆平和行進ニュース2号(2016.7.1)
- ◆平和行進ニュース1号(2016.6.29)
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◆ノーモア・ヒバクシャ訴訟東京地裁(2次)判決について(2016.6.23)
◆控訴するなのFAX要請書(PDF)
◆2016年国民平和大行進府内日程コースマップ(16.6.23)
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◆2016年国民平和大行進府内日程コース表(2016.6.23)
(ワード版一覧表)
◆第868号付録(2016.6.6)
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被爆
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◆第867号付録(2016.5.6)
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被爆
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◆第866号付録(2016.4.6)
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◆第865号付録(2016.3.3)
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◆第864号付録(2016.2.6)
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◆第861号付録(2015.11.6)
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(直接ダウン・ロード)- ◆大阪原水協~北朝鮮「水爆実験」に抗議(日本語ワード版 2016.1.6)
◆第863号付録(2016.1.6)
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◆第861号付録(2015.11.6)
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◆第862号付録(2015.12.6)
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◆第861号付録(2015.11.6)
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◆第860号付録(2015.10.6)
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◆第859号付録(2015.9.6)
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◆第858号付録(2015.8.6)
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(直接ダウン・ロード)- ◆川内原発再稼働の抗議声明(大阪原水協 ワード文書 2015年8月12日)
- ◆「戦争法案の衆議院での強行採決に断固抗議する」常任理事会声明(ワード文書 2015年7月16日)
◆第857号付録(2015.7.6)
(ニュースのページ)
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◆2015平和大行進
大阪実行委員会ニュース№6最終(2015.7.8)
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◆2015平和大行進
大阪実行委員会ニュース№5(2015.7.8)
(ダウンロード)
◆2015平和大行進
大阪実行委員会ニュース№4(2015.7.5)
(ダウンロード)
◆2015平和大行進
大阪実行委員会ニュース№3(2015.7.5)
(ダウンロード)
◆2015平和大行進
大阪実行委員会ニュース№2(2015.7.2)
(ダウンロード)
◆2015平和大行進
大阪実行委員会ニュース№1(2015.6.30)
(ダウンロード)
◆第856号付録(2015.6.6)
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◆第855号付録(2015.5.6)
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◆第854号付録(2015.4.6)
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◆第853号付録(2015.3.6)
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◆第852号付録(2015.2.6)
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◆2015年NPTニューヨーク行動の参加要綱(ワード)
◆2015年NPTニューヨーク行動の仮申込書(ワード)- ◆ワード版の「ノーモア・ヒバクシャ訴訟大阪地裁判決についての声明(2015年1月30日)」はコチラ
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◆2015年3・1ビキニデービラ(A3サイズ PDFファイル、表はカラー、裏面は集会日程とプログラム)
◆第851号付録(2015.1.6)
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◆第850号付録(2014.12.6)
(ニュースのページ)
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◆日本原水協、米著名文化人、学者等が辺野古への米軍新基地建設に反対する県民のたたかいへの連帯、激励のメッセージを発表
(2014年11月13日)
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原水協通信(大阪版)
原水爆禁止世界大会
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大阪原水協のホームページにようこそ
9月26日は、「国際核兵器廃絶デー」。世界の仲間と連帯し、第三回目となる国際行動日です。大阪府下でも各地で豊かに取り組まれ、大阪原水協本部でも上本町・近鉄百貨店前で9団体・14名の参加で署名宣伝行動が行われました。「ヒバクシャ国際署名」が意気高く訴えられました。
「核兵器のない世界」へ大きな前進
この日は、2014年国連で初めて「核軍縮へのハイレベル会合」が開かれ、非同盟諸国代表から「9月26日に開かれたこの日を記念して、国際核兵器廃絶デーとしよう」と提案され、世界で取り組まれています。現在の大きな焦点となっている核兵器禁止条約の交渉への大きな前進となった取り組みです。
9団体でにぎやかに署名宣伝
参加したのは、大阪労連、大阪自治労連、非核の会、大阪平和委員会、大阪安保、AALA,新婦人、歯科保険医、原水協の九団体でした。初めて参加された歯科医師の中西幹夫さんは、「ヒバクシャ国際署名を訴えるのは初めてですので、勇気が要ります。それでも署名をしてもらうと、うれしいですね」の感想が寄せられました。
「世界のヒバクシャの訴えですか」
笑顔で署名をしてくれた女性が訪ねました。
「この署名は、アメリカやメキシコなどの世界のヒバクシャが訴えているんですか」の質問が。「はい、そうです。2020年までに世界で数億集めて、核兵器禁止条約を核保有国にも結ばせていく署名なんです」の答えに、ニッコリ。
福島県から自主避難をして、大阪で生活をしているという女性は、「福島のことをもっとみなさんに知ってほしいです」と、訴えられました。
広島県から来られたご夫婦も署名に応じてくれました。「大阪でもこんなに頑張ってくれているのを見て、うれしくなります」と、千円札のカンパを寄せてくれました。多くの皆さんと対話ができた署名宣伝行動でした。
≪大阪原水協は、朝鮮民主主義共和国の5回目の核実験強行に抗議声明を発表しました≫
朝鮮民主主義人民共和国
国務委員長 金 正恩 殿
2016年9月9日
大阪原水爆禁止大阪府協議会
理事長 岩田 幸雄
北朝鮮国営テレビは、本日貴国が核実験を行ったと発表した。
貴国の核実験強行は、2006年以来5回目であり、今年2回目かつ今回はその規模においても過去最大と言われるものであり我々は貴国の暴挙に対して厳重に抗議する。
いうまでもなく核兵器は、一瞬にして無差別・大量に殺戮する悪魔の兵器であり、その被害が甚大かつ長期にわたることは、71年前の8月6日、9日広島、長崎への原爆投下の惨禍が示しているとおりである。だからこそ、いま国際社会は「核兵器の非人道性」を共通の認識として、国連軍縮作業部会の進展にみられるように核兵器全面禁止にむけて大きく動き出しているのである。
しかし貴国の核実験強行は、これに真っ向から逆行する暴挙というほかはない。また貴国の暴挙は、アメリカ、ロシアなどの核保有国が「核抑止力」を理由にして核兵器を保有し開発し続けることに対して絶好の口実を与える結果となり、核実験から核兵器開発、貯蔵という悪循環をくりかえすことになる。
我々は、貴国が北東アジア地域の永続的な平和と安定のために2005年9月合意された「六か国協議の共同声明」を誠実に遵守・履行し、離脱したNPTに直ちに復帰し、かつ核実験を即時中止し核兵器開発を放棄することを強く求めるものである。
8月4日~6日に、原水爆禁止2016年世界大会(広島大会)が開催されました。大阪からは322名の仲間が参加。開会総会、分科会、閉会総会などで、全国から参加した5500名(閉会総会時点。開会総会では4500名の参加)の仲間と交流し、学びました。
《1日目》
結団式/大阪代表団「憲法タオル」でアピール
開会総会に先立って、大阪代表団は結団式を行いました。大阪民医連が作成・配布したタオルには「守ろう憲法・なくそう核兵器」とプリントされており、参加者はそのタオルを掲げてアピールしました。
《世界大会 開会総会》「ヒバクシャ国際署名を広げよう」
★核兵器禁止条約に向けた実質的な話し合いが始まった
開会総会では、主催者報告、来賓あいさつ、国連、政府代表のあいさつ、NGOのあいさつなどで、国連での核兵器禁止条約「作業部会」について触れながら、 核兵器禁止条約に向けた話し合いが実質的に始まったことが強調されました。
また、日本政府の核兵器をめぐる対応について、冨田宏治世界大会起草委員長が、作業部会で、核兵器廃絶はStep by Step(一歩一歩)だ、と述べ、アメリカの代弁者のような立場に立っていることや、アメリカの核先制不使用宣言などを含む核政策の変更に反対していることを指摘。 安倍政権を「核なき世界をつくるうえでの障害物」と批判。「この障害物を取り除くことが日本国民の責務」と述べました。
★ヒバクシャ国際署名を広げよう 次々と訴え
続いて被爆者団体や、海外代表が次々とヒバクシャ国際署名についてアピールしました。
日本原水爆被害者団体協議会の岩佐幹三さんは、1955年の第一回目の世界大会に触れたことが、「原爆孤児となった私が原水爆禁止運動に踏み出した第一歩」だったと述べた上で、国際署名を行うには被団協だけではなく幅広い団体の参加が必要と呼び掛けました。
またドゥアルテ元国連軍縮問題上級代表は、国連の核兵器禁止条約「作業部会」に核保有国が参加していないことについて批判しながら、核戦争に勝者はいないと述べました。
さらに、ベトナムで、すでに8万筆の署名が集まったことが報告されました。
2016年8月23日
断固抗議する 《談話》
大阪原水爆禁止大阪府協議会
理事長 岩田 幸雄
安倍総理大臣は、今年8月6日「広島市原爆死没者慰霊式並びに平和祈念式」において「唯一の戦争被爆国として非核三原則を堅持しつつNPT体制の維持強化を図る」、「核兵器のない世界の実現にむけ努力を積み重ね、世界の恒久平和の実現に尽力する」との挨拶を行った。しかし、その後の安倍内閣の核兵器をめぐる言動は、この広島での挨拶とは全く異なり核兵器廃絶を願う圧倒的多数の国民を欺くものであり、日頃口にする「唯一の被爆国」にあるまじき妄動・二枚舌外交と言わねばならない。満身の怒りを込めて抗議し、以下言動の撤回と政策の抜本的転換を強く求めるものである。
(1)
8月15日付ワシントンポスト紙報道によれば、オバマ大統領が検討している「核兵器の先制不使用」政策に対して、安倍首相は、「北朝鮮に対する抑止力が弱まる」との懸念から反対を表明したという。アメリカの核抑止力政策を支持し「核の傘」に依存する日本政府の対応は、核兵器使用の可能性をふくむ軍事的緊張を高める以外のなにものでもなく、すでに世界の大勢から孤立して破綻した政策であることを認識すべきである。オバマ大統領の核兵器の先制不使用宣言を支持することは被爆国として当然のことであり、国際社会において核兵器禁止・廃絶の先頭に立つことを強く要請する。
(2)
国連での核兵器禁止に向けた具体的で効果的な法的措置を検討する「作業部会」の設置と会合に示されるように、「核兵器のない世界」へ新たな局面を迎えている。ジュネーブでの国連核軍縮作業部会第3回会合は8月19日閉会したが、ここでは多数の国々が賛成して「核兵器の法的禁止を来年の国連総会に勧告する」ことが決まったという。しかし、きわめて遺憾なことに日本政府は「時期早尚」、「段階的接近」を主張して勧告に同意せず、この採決を棄権した。アメリカなどの核保有国が作業部会をボイコットしていることとあわせ、「核の傘」に依存する日本政府が、国際的な流れに抗い国民の願いにも背をむけて核兵器全面禁止の最悪の障害になっていることがまたもや鮮明に示された。この日本政府の対応に強い憤りを覚え断固抗議するものである。
(3)
核兵器禁止の世界の流れは、核保有国とそれに追随する日本政府の妨害・逆流を乗り越えて新しい扉を切り拓きつつある。その先頭にたってきた被爆者が呼びかけ取り組まれている「ヒバクシャ国際署名」運動は、被爆者が生きているうちに核兵器のない世界を実現させるという心からの叫びであり、非核平和を願う全世界の人々の共通の思いである。この草の根の署名運動が世界中に広がったとき、それは核兵器に固執する勢力を包囲して核兵器のない世界を実現する確かな力になると確信する。大阪原水協は被爆者のよびかけにこたえ、思想・信条・宗教・社会的立場など、あらゆる違いをのりこえて共同の取り組みをひろげ、「ヒバクシャ国際署名」運動の飛躍に全力で取り組むことを決意する。
■各団体最後まで参加努力
7月26日、27日の2日間は2016年原水爆禁止世界大会の参加登録日。谷町7丁目にある大阪原水協は一日中、各団体、地域からの申し込みで活気づきました。世界大会参加者数は、広島大会に316人、長崎大会に6人となりました。申し込み締め切り日の27日が過ぎても、一人でも多くの参加者を増やそうと、懸命の奮闘が行われました。
■西淀川原水協は貸切バスでGO
西淀川原水協は、地域から貸切バスで広島に向かいます。総勢42名で高校生1人を含む青年が多く含まれています。高校生「たこやきからピース」では、ヒバクシャ国際署名で「折鶴宣伝」をしてから世界大会に参加します。青年パワーがいっぱいの西淀川原水協バスツアーです。
■寝屋川から被爆者4名参加します
世界大会登録で一番だったのが寝屋川の被爆者の皆さんでした。昨年のNPT(核不拡散再検討会議)ニューヨーク行動4名が参加。核兵器のない世界をつくるため一貫して努力される被爆者のみなさんに、尊敬と驚嘆の声が寄せられています。
■被爆体験を聞く会を高校生が開く
大阪の高校生平和サークル「たこやきからピース」は24日、「被爆体験を聞く会」を開催。寝屋川原爆被害者の会の山川美英さん、松山五郎さんの被爆体験を聞きました。お2人から「核兵器廃絶の今度の国際署名を高校生も集めてほしい」と訴えられました。
■大阪民医連は100名以上が参加
最も多い参加は、大阪民医連関係の参加者です。100名以上となり、全体参加者の3分の1を占めます。耳原、西淀、かわち野、ヘルスコープ、けいはんなどでは結団式が活発に開催されました
■7月19日、「6・9宣伝」行動を上六近鉄百貨店前で行う
大阪原水協は、7月19日、大阪平和委員会、非核の政府を求める大阪の会、大阪民医連の4団体、9人で6・9行動を行い、ヒバクシャ国際署名(ヒロシマ・ナガサキの被爆者が訴える核兵器廃絶国際署名)への協力を呼びかけ、31筆が集まりました。
炎天下の中、ニューヨークから来たという男性、フランス人の家族、オープンカフェから顔を出して署名協力をしてくれた男性など、幅広い人々が署名に協力しました。この行動の中で、小松正明事務局長は「あなたの署名が、核兵器廃絶を求める数億という世界の世論となって国際政治を動かす」と強調し、署名協力を市民に呼びかけました。
今年4月からスタートした同署名は世界で数億人の協力により、2020年までの核廃絶をめざすものです。ぜひご協力ください。
■大阪の平和行進終結(網の目の東大阪のコースは7月17日に開催)
行進8日目は、豊中市から出発し、池田市を経由して、兵庫県川西市に到着。これで大阪の平和行進(幹線コース)は終結し、行進は兵庫県に引き継がれました(写真左は兵庫の皆さん)。
引き継ぎの集会で、国際青年リレー行進者のA.G.サニョさんは、「フィリピンには様々な問題があるが、この行進を通じて日本で学んだことをフィリピンで生かしていきたい」と力強く語りました(写真左、左は小松事務局長)。
■通し行進の山内さんは兵庫へ
東京からの通し行進者・板橋原水協の山内金久さんは、8 日間の大阪での行進を終えて、兵庫での行進に臨みます。
大阪での行進中、山内さんはトランペットで参加者を盛り上げました。歌にあわせてのトランペットの演奏や、歌とドラムにあわせたトランペットの演奏などは、暑さや疲れの中で歩く人々を勇気づけるものでした。
最後に、大阪の通し行進者のみなさんと山内さんは、がっちり握手をして、お互いの頑張りを讃えあいました。(写真下~左が山内さん)
16年国民平和大行進ニュース9号(大阪版 7/7)より
《府内8日目、豊中市役所、池田市役所を経て
川西市役所で兵庫県にバトンタッチ》
《池田市役所での出発式(7月7日)》
池田市役所玄関前での出発集会
《7日12時過ぎ、川西市役所に到着》
《兵庫・川西市役所前で、大阪から兵庫県への引継ぎ式(7月7日正午過ぎ)》
《大阪府内通し行進者のみなさん、すべての行進者のみなさん”お疲れ様でした”》
7月6日(水)~高槻市役所-茨城市役所-摂津市役所-吹田市役所めざす幹線コース~
■茨木市・吹田市で被爆者が挨拶
行進7日目は高槻市→茨木市→摂津市→吹田市というコースでした。
この日は茨木市と吹田市で被爆者の方が挨拶をされました。茨木市では茨木市原爆被害者の会の岩本賢三会長(写真左)が挨拶。岩本さんは、オバマ米大統領の広島での発言に一定の評価をしながら「核兵器のない世界をつくることは我々の願いです。今、署名を集めています」と被爆者署名についても触れながら「若い人たちに被爆の実相を伝え、自分たちで考えられるように材料を提供したいと思います。皆さんと一緒に核兵器のない世界を目指したいです」と述べました。
また、吹田でも吹田原爆被害者の会事務局長・北村さんが挨拶をされました。
■世代超えて「戦争も核兵器もノー」
◆「自分たちの意思を示したい」 若いママ二人組この日も飛び入りの参加がありました。茨木市で小さな子供を抱いた若い女性二人(写真左)が「参加させてください」と飛び入り参加。二人は初参加で、参加した理由について「ママの会の宣伝活動を土日に駅前で行っている。そこで昨年平和行進に参加した人から「今日、平和行進がここを通ると聞きました。参議院選挙もあるので自分たちの意思を示したいと思って参加しました。数が多ければ、それだけ注目されますよね」と語りました。
◆「戦争も核兵器もいや」 奈良から参加 81 歳の女性茨木市の出発集会から、81 歳の女性(左)が参加しました。この女性は、昨年も大阪の平和行進に参加したとのことです。彼女は参加した理由について「核兵器なくしたいし、戦争もいやだ」と語りました。
また、この日は、飛び入りのみならず、沿道からの応援もありました。
高槻市役所を出発したところで沿道にいた男性から、また、摂津市役所を出発したところで、女性からそれぞれ協賛金をいただきました。この日も幅広い人々の参加や応援の目立つ行進となりました。
16年国民平和大行進ニュース8号(大阪版 7/6)より
《府内行進7日目 高槻市役所出発》
~茨木、摂津市役所をへて吹田市役所まで~
《高槻市役所前での出発式(7月6日)》
《手作り横断幕で参加のみなさん 7/6)》
《出発集会の様子(6日9時過ぎ)》
7月5日(火)幹線コース~守口市役所-門真市役所-寝屋川市役所-枚方市役所~
行進5日目は、幹線コースは守口市→門真市→寝屋川市→枚方市というコースでした。寝屋川市で、87 歳になる松山五郎さん(写真下)が一緒に歩き、寝屋川役所での出発集会で挨拶しました。
■被爆者・松山五郎さん 被爆者署名協力の訴え
松山さんは「今年も平和行進に参加できて幸福を感じています。」と述べたうえで、これまで私たちが取り組んできた署名について「署名の積み重ねが世界を動かしています」と署名の意義について強調したうえで、「ヒロシマ・ナガサキの被爆者が訴える核兵器廃絶国際署名」の趣旨についての文書(写真右)を読み上げ、署名協力を訴えました。
■寝屋川市長自らメッセージを読み上げ
今日も自治体の歓迎が目立ちました。寝屋川市の北川法夫市長(写真左)が、自ら出発集会で挨拶をしました。北川市長は「被爆から71年戦争の苦しみ、悲しみを伝えていく」ことの重要性を強調し、平和意識を高める教育が必要である、という趣旨のメッセージを読み上げました。
■寝屋川 新婦人の歓迎
この日の昼食休憩は寝屋川市役所でしたが、ここで新婦人寝屋川支部の歓迎は、行進参加者を大いに楽しませるものでした。
山内さんのトランペットや楽器の演奏にあわせて、新婦人のみなさんがダンスを披露。「青い空は」や「原爆許すまじ」を楽器のみならず、身体全体で表現し、暑い中でも、賑やかなパフォーマンスで参加者は励まされました。
16年国民平和大行進ニュース7号(大阪版 7/5)より
7月4日(月)網の目コース
古川照人大阪狭山市長、松本昌親千早赤阪村村長、武田勝玄河南町長、浅野克己太子町長からメッセ―をいただきました。また、各自治体では8月に反核・平和展などを企画していると報告がありました。
この自動車パレードには1市2町1村の新日本婦人の会など地元民主団体のみなさんと、大阪原水協山﨑義郷常任理事、大阪労連・河南地区協植松栄次事務局長、山田哲也事務局員が参加しました。
《左は大阪狭山市長代理の中野弘一総務部長、右は千早赤阪村村長代理の清水秀都副村長。ともにメッセージを受け取るのは山﨑常任理事》
《府内行進6日目 守口市役所出発―
門真、寝屋川市役所を通り枚方市役所まで》
《守口市役所前の出発式。北河内労連の代表の挨拶(中央7月5日)》
《通し行進の山内さんのトランペット演奏で「沖縄を返せ」を全員で唱和 7/5)》
《守口市役所を出発し、門真市役所めざす国民平和大行進(5日9時過ぎ)》
《パラソル、横断幕やのぼり等で沿道にアピールする国民平和大行進の参加者(7/5)9時過ぎ》
被爆者の思いつなぐ行進
■
「このままでは笑顔で死ねない」 被爆者のメッセージ
行進5日目は住吉区役所→大阪城公園→中之島公会堂→都島区役所→大宮南公園と、大阪市内のコースでした。住吉区役所の出発集会では、地元の被爆者で88才になる高木静子さんからのメッセージが読み上げられました。「4回入院しました、88歳、米寿を迎えました。このままでは笑顔で死ねません。医療を発達させた一方で、核兵器を作るなど、人間とは愚かな存在です。核廃絶まではまだ遠いですが、それでもがんばる皆さんがいます。私も被爆者として頑張ります」という趣旨のメッセージが寄せられています。
そして行進中、沿道にあるマンションを見上げると、「歓迎 国民平和大行進」という横断幕がベランダに掲げられています(左)。高木さんの自宅マンションのベランダの6階から、高木さんの支援者がこの横断幕を掲げ、手をふって行進参加者を激励していました。参加者はベランダを見ながら勇気づけられました。
■多彩な参加者が行進を賑わす
◇ドラムでアピール
この日は、アピールも前日までのトランペットやピースコール、歌に加え、ドラムも登場(左)。山内さんのトランペットと元気な歌と、低いドラムでいっそう迫力のあるアピールが繰り広げられました。
◇初参加の女性 歌声で魅了
この日の行進は、飛び入り参加の方もいました。ある男性は「No WAR」と書いた手製のプラカードを持って都島区から参加。また、同じく都島区から参加した初参加の女性・シンガーソングライターの徳井由美子さんは、オリジナルソングで参加者を魅了しました(左下)。徳井さんは、参加した理由について「原発問題に関心がある。核兵器と原発は同じだと思うから」と述べ、社会運動に興味をもった理由について「3.11 以降、原発をめぐる問題などを通じて政治のおかしさを感じた。」と語りました。
この日、沿道の市民から協賛金もいただくなど、反核平和運動のすそ野の広がりを実感させる出来事が続きました。
16年国民平和大行進ニュース6号(大阪版 7/4)より
《府内行進5日目 住吉区役所から出発―
大阪府庁、市役所を通り旭区役所まで》
《住吉区役所前の公園での出発式。大阪原水協岩田理事長(左)の挨拶(7月4日)》
《暑さが厳しい中ですが、沿道に声を掛けながら元気に出発(住吉区役所前 7/4)》
《原爆被災者の高木静子さん(マンション6階)の前を通過する行進隊。ベランダには「歓迎―国民平和大行進」の横断幕(住吉区》
《大阪城公園に到着した国民平和大行進(4日12時過ぎ)》
《暑さが増した午後、中之島公園で休憩後、都島区役所めざし出発(14時30分頃)》
ともに歩く市長・議長 歓迎する自治体
■
市長・議長 ともに歩く
高石市長の好意 参加者を自らお茶でねぎらう
行進4日目は和泉市→泉大津市→高石市→堺市というコース。この日の行進の特徴は自治体や住民の歓迎ぶりです。マンションのベランダや家の玄関から顔を出して手を振る住民の姿が多々見られ たことにくわえ、泉大津市では伊藤晴彦市長(前列右から2番目、その左が議長)と市議会議長が、高石市では阪口伸六市長が私たちとともに歩きました。
また高石市では、到着した参加者に市長自らお茶を振る舞い、その労をねぎらいました(写真左)。そのあとの出発集会で阪口市長は、「皆さんの頑張りが世界を動かしている」と参加者を激励しました。
また、泉大津市長・市議会議長、高石市長・市議会議長から協賛金が手渡され、被爆者署名に高石市長が協力をしました。
■連日 楽しいアピール 京都からも応援「ムリムリコール」につづき「ええやんか」コールも
この日も前日同様に、楽しいアピールが続きました。
前日登場した「ムリムリコール」とともにこの日は「ええやんかコール」が登場。「核兵器なくしたらええやんか」「平和憲法でええやんか」「原発ない国ええやんか」など、多彩なテーマについて声をあげました。
また、京都から、京都生協労組の男性が応援にかけつけ、ピースコールで盛り上げました。とりわけ「あなたはなぜ平和行進に参加しているの?」「平和を作りたいから」「あなたは?」「核兵器をなくしたいから」という掛け合いののちコールするなど創意工夫あふれるアピールで参加者を楽しませていました。
「青い空は」「折り鶴」「あの青い空のように」などの合唱に加え、通し行進者の山内さんのトランペットの演奏がおおいに盛り上がりました。沿道の方に一歩でも二歩でも参加していただきたいという思いを伝えるために、「こんにちは!平和行進です」を何度も合唱していました。
16年国民平和大行進ニュース5号(大阪版 7/3)より
《府内行進4日目 和泉市役所で出発式》
今日も暑い中での出発式。和泉市の人権・男女参画室からは、休みの中にもかかわらず職員のみなさんがお茶を用意してくださるご好意もありました。阪南地協議長の挨拶、市長メッセージを和泉市人権・男女参画室の山野さんが代読、また市議会議長メッセージを共産党市議会議員の岡ひろこさんが代読、通し行進者紹介の後、泉大津市役所、高石市役所、そして今日の目的地堺市役所めざして出発していきました。
《出発式で地元代表で挨拶する和泉労連の前野議長(7月3日)》
《紹介に大きく応える府内通し行進者のみなさん(上の写真)》
《今日も市民にアピールする国民平和大行進のみなさん(泉大津市役所前の国道26号線付近)》
《反核平和マラソン~大阪城公園に向け走るメンバー(7/3 東住吉区中野交差点付近) 》
賑やかに 楽しく “歌う”平和行進
■戦争の実態伝える教育実践――物語「一つの花」
平和行進3日目は晴れた空の下、泉佐野市役所→貝塚市役所→岸和田市役所→忠岡町役場→和泉市役所というコースを延べ約600 人が歩きました。
泉佐野市役所での出発集会で泉佐野教職員組合の中瀬さん(写真左)が、教育現場での平和学習の実践として「一つの花」という小学校4年生の国語の教科書に出てくる物語について語りました。物語は、第2次世界大戦中、ひもじい思いをし、「一つだけちょうだい」を口癖とする女の子が、戦地へ出征する病気がちの父に彼女は「一つだけちょうだい」というと、父が差し出したのは一輪のコスモスの花。それっきり父は帰ってこなかった、というもの。愛情を踏みにじる戦争の事態を子供たちに伝えていると強調したうえで、中瀬さんは「沿道の方々に平和の種を蒔いていこう」と呼びかけました。
■歌、演奏、コール、スピーチ
・・・多彩なアピールが町に響く
この日の行進の特徴は、何といっても歌や演奏、シュプレヒコール、スピーチなど、多彩なアピールで沿道の市民に働きかけたことです。何人もの人々が「広島の在る国で」「沖縄を返せ」「翼をください」など、さまざまな演奏や歌を熱唱。
また、参加者が次々にスピーチやコールをしました。とくに新婦人の貴志さんが「安保法制、ムリムリ、若者を戦場に、ムリムリ」とコールする「ムリムリコール」は大いに盛り上がりました。また、ある若い高校教師は「核兵器と私たちは共存できない、みんなの力でなくす!」と力強くスピーチ。
参加者一人一人が、自分たちの思いをいろいろな表現で、楽しみながら沿道の人々に示した一日でした。
■サニョさん「ミンダナオでも平和行進を」
岸和田市長、忠岡町長から新署名協力 。岸和田市・貝塚市・忠岡町から協賛金もA.G.サニョさん(写真左)が、日本の平和行進に触発され、忠岡での出発集会で「フィリピン・ミンダナオでも平和行進をしたい」と表明するという一幕も。また、この日は岸和田市長、忠岡町議会議長・町長からヒバクシャ署名への協力や、岸和田市、貝塚市、忠岡町から協賛金もいただくなど温かい自治体側の対応もありました。
16年国民平和大行進ニュース4号(大阪版 7/2)より
《府内行進3日目 泉佐野市役所で出発式》
昨日に引き続き晴天、風があり昨日よりは少し過ごしやすい感じの中、泉佐野市役所で3日目の出発式を行い、和泉市役所めざして出発しました。
《泉佐野市役所玄関前での、出発式(7月2日)》
《うたごえとともに、元気に行進する平和大行進のみなさん》
《今日も沿道を通る市民のみなさんに声を掛けながら行進する》
府内行進2日目 河内長野市役所出発
《トランペットと合唱で大盛り上がり》
■山内さん 各地の出発集会で 迫力のトランペットと合唱
2日目は河内長野市から松原市まで行進。河内長野市役所での出発集会では「オバマ大統領の広島訪問も、核兵器禁止条約に向けての議論が今年の国連総会で具体化しようとしているのも皆さんがずっと歩いてきた成果」と小松事務局長が発言しました。
また、東京からの通し行進者の山内金久さんが、河内長野、富田林、羽曳野、藤井寺、松原市での出発集会と終結集会で「原爆許すまじ」「折り鶴」「青い空は」「沖縄を返せ」を演奏。手話を交え、参加者も合唱するなど、まさに圧巻の光景でした。
■戦争法廃止、立憲主義の回復が問われる平和行進
羽曳野の出発集会で、羽曳野市職労の片上委員長(写真左)は、「今年の国民平和行進は、戦争法廃止、立憲主義回復が問われている」と、戦争法廃止、立憲主義の回復など、日本社会の未来が問われる重要な参院選挙の中で、今年の平和行進が果たすべき役割について強調しました。
2日の平和行進の締めは、松原市役所での終結集会。ここで国際青年リレー行進者のA.G.サニョさんがスピーチ(右)。
「今日、皆さんは大きな仕事をしました。私たちの一歩一歩が平和をつくる」と力強く語り、参加者を激励しました。大阪の平和行進も、1日の行進でいよいよ本格的にスタート。各地で手を振る人々、飛び入りで参加する人々もおり、盛り上がりを見せています。
16年国民平和大行進ニュース3号(大阪版 7/1)より
《府内行進2日目 河内長野市役所で出発式》
昨日とうってかわって、晴天の夏日の中、河内長野市役所で2日目の出発式を行い、本日の目的地である松原市役所めざして出発しました。
《河内長野市役所玄関前で、出発前に記念撮影する地元新婦人の会のみなさん(7月1日)》
《晴天のもと、元気に行進する通し行進者のみなさん》
《暑い中でも、スローガンで沿道に訴えながら元気よく行進する参加者のみなさん》
~奈良からの引継ぎ式&出発式~
会場となった大和川河川敷には、うたごえ協議会の元気な歌声が響き、実行委員会を代表して杉本和大阪実行委員会代表委員・新婦人府本部会長が挨
拶しました。また、参議院選挙のさなかでありながらも辰巳コータロー参議院議員も駆けつけ、連帯の挨拶を行い、その後の行進にも参加しました。
■府内通し行進者ズラリ12 人
今年は府内通し行進者は昨年を上回る12 名。出発集会では、12 名の皆さんに加え、東京からの通し行進者・山内金久さんが元気に挨拶。「東京から61日目の行進。元気に歩きます」と述べました。
行進初日は柏原から、八尾を通り、東大阪市役所で終結。沿道から手を振る人々もおり、参加者もおおいに勇気づけられたようです。
■G.サニョさんと婚約者・メイさん 仲よく歩く
今年の国際青年リレー行進者の一人フィリピンから来日したG.サニョさんも挨拶。昨年初めて行進したのに続き、2 度目の行進で、今度は福島から歩いてきたと語ったうえで、日本語
で「平和が一番」と力強く語りました。
30 日の行進では、サニョさんの婚約者・メイさん(写真左)も急きょ駆け付け、東大阪市役所まで行進しました。
サニョさんや、メイさんは、他の参加者とも親しく語り、終始、楽しそうに行進に参加。終結集会でメイさんは「今回参加できて光栄で、楽しかった」と一日を振り返りました。
16年国民平和大行進ニュース2号(大阪版 6/30)より
《柏原市役所前の河川敷での奈良からの平和行進旗の引継ぎ&出発式(6月30日)》
出発式での辰巳コータロー日本共産党参議院議員の連帯のあいさつ
《東大阪市役所めざし出発した国民平和大行進 (30日 柏原市役所前)》
府内通し行進者は昨年上回る12 名
フィリピンの青年G・サニョさんが福島から大阪へ
府内通し行進者は、昨年を上回る12 名。この中には青年もおり、
世代を超えて一緒に歩きます。
また、福島からフィリピンの青年、ゲレーロ.M.サニョさん(壁画
アーティストで気候変動と環境問題提唱者、写真)が大阪に入り、
一緒に歩きます。
サニョさんは、「原水協通信on the Web」 に「広島・
長崎の原爆投下70 周年の世界大会に参加してもう1 年が経とうとし
ていますが、被爆者の方が私に見せてくれた原爆の絵に描かれた恐ろ
しい惨害を今もはっきりと覚えています。
この1 年間、昨年の平和行
進で受け取った力と希望を糧に、私は自分の国で、平和について語っ
てきました。全ての国民にとって平和が最も大事であるという信念を
持って、今年、私は日本のみなさんと連帯してともに歩き続けます。」
とメッセージを寄せています。
《沖縄通し行進に参加して》 大阪平和遺族会 代表 大島 守さん 6 月12 日沖縄の名越大浦湾から、広島に向けて国民平和大行進がスタートしました。出発地点から3日間は猛烈な雨の中を、「沖縄を核戦場にするな!」「海兵隊は撤退せよ!」「米軍基地は日本から撤退せよ!」「核も基地もない沖縄・日本を取り戻そう!」「沖縄県民大集会を成功させよう!」…、とシュプレヒコールをしながら行進しました。また、行進の途中で学習会や署名行動もありました。糸満市(米須)の鎮魂の塔には、沖縄県民、日本兵、米兵、その他、3 万5 千体の遺体を埋葬されていること、米軍司令官が埋葬許可を出さなかったこと等の話を聞き、戦争の悲惨さを痛感しました。 |
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今年も全自治体訪問します
今年も大阪府下全自治体43市町村を訪問します。山間部の千早赤坂村へは、自動車パレード
で周ります。今年も国民平和大行進を成功させようと、各地区の実行委員会が開かれ、準備がすすめられています。
沖縄平和行進にも行ってきます
大阪から沖縄の国民平和大行進に、北川恒雄さんはじめ八名の方が参加されます。毎年のように参加され、沖縄の方から「大阪からの参加は、国民平和大行進の歴史を沖縄の若者に伝えるのに、大きな役割をはたしてくれています」と、歓迎の
声が寄せられています。
山内さん、サニョさん、歓迎
東京~広島コース通し行進者は、山内金久さん(東京・板橋原水協)、国際青年リレーとしてA・G・サニョさん(フイリピン)が大阪府内を行進します。山内さんは、東京・夢の島を5月6日に出発し、今静岡を歩いています。サニョさんは、昨年、福岡県を行進し、年は、大阪府内8日間に挑戦します。
あなたも一歩でも二歩でも
6月30日、奈良県から柏原市に引き継がれ、大阪府内行進の開始です。世界大会を成功させ、「核兵器のない世界」を実現する大きな力を生み出すものです。みんなで成功させましょう!
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2016年5月27日
被爆者は訴えています
アメリカ大統領として初めてのこの訪問は、歴史的であり、多くの被爆者は、歓迎の意を表しています。そして、同時に「原爆資料館」に行って実際起こったことを学んでほしい、被爆者と会って8月6日に何が起きたのか、被爆者の口から直接聞いてほしいの願いが各マスコミからの質問に答えています。本日の午後、原爆慰霊碑に献花をおこないますが、被爆者との対話の時間は、まだ決まっていません。
今こそプラハ演説の実行を
オバマ大統領は、2009年4月5日にチェコ・プラハで演説を行い「核保有国で実際に核兵器を使った道義的責任」を認め、「核兵器の無い世界の平和と安全を達成するために共に行動する」ことを約束し、ノーベル平和賞を受賞しました。大横領の任期は、今年の11月までであり、世界に約束した「プラハ演説」を今こそ、実行すべき時です。被爆者団体からは、「まず、国内でCTBT(包括的核実験禁止条約)の批准(連邦議会で法案を通すこと)と国連での「核兵器禁止条約」に向けた作業部会がすすめられており、そこに参加することです」と指摘されています。
核兵器禁止条約は世界の流れ
被爆者の声は、国連での「核兵器の非人道性」として核兵器保有国を包囲しています。オーストリア政府が提唱した「核兵器の非人道性に関する共同声明」は2012年、16カ国から出発し、2015年には国連加盟国193カ国中159カ国までに広がっています。2015年国連総会では、「多国間の核兵器軍縮交渉の推進」決議(核兵器禁止条約の推進決議)が賛成多数で採決され、この採決の具体的実施として「作業部会」がスイス・ジュネーブの国連欧州本部で開かれています。この「作業部会」は今年の2月、5月に開かれ、八月にも開催予定です。核兵器保有国九カ国は、この作業部会には参加していません。非同盟国の中心となっているメキシコは、「生物兵器や化学兵器禁止条約を作ってきた歴史から学び、今こそ核兵器禁止条約をつくり、核兵器のない世界を作り出す時です」と、国連総会で演説しました。核兵器保有国として、アメリカもこの世界の流れに参加すべき時です。
《大阪原水協のビラより転載しています。ビラ版下も是非ご利用ください。また、このビラへのご意見をお聞かせください。大阪原水協までメールまたはFAXでお願いします》(PDFファイル)
本日5月27日上六で、「オバマ大統領に訴えます」ビラで宣伝行動
本日11時45分~12時30分までの大阪上本町の近鉄百貨店前で宣伝を行いました。
参加者は13名。大阪日日新聞の取材も受けました。
2016年5月21日
初夏のような暑い中、また参議院選挙告示まであと1カ月というご多忙の中をご出席いただき、ありがとうございます。
この1年間、核兵器をなくす運動の先頭にたって活動され、同時に、戦争法案反対、戦争法廃止、憲法改悪阻止、米軍新基地建設反対、くらしや社会保障の充実など、くらし・平和・民主主義を守る闘い、そして大阪府知事・市長選挙など政治革新の闘いなど、文字通り昼夜を分かたず奮闘された皆さんに対し、心からの敬意と感謝を申し上げ、お互いの労をねぎらいあいたいと思います。
議案書にもあるとおり、この1年を振り返れば、情勢は激動につぐ激動で、大きく変化しています。 歴史が大きく動くときというのは、それこそマルクスではありませんが、「20年を一日に圧縮した偉大な日」ともいえる、多くのドラマの連続でした。
情勢の特徴について、一言ふれさせていただきます。
第1は、核兵器禁止・廃絶をめぐる情勢です。
昨年四月の第9回NPT再検討会議では、核保有国の妨害で最終文書をまとめるに至らなかったとはいえ、その後国連で初めて核軍縮作業部会が設置され、参加した各国政府や日本被団協の被爆者などから、核兵器のない世界をつくるための法的措置の必要性が強調されました。すでにNPT締約国のうち80%以上の159ヶ国が、核兵器禁止条約の交渉開始を求め、世界の流れは確実に核兵器全面禁止・廃絶の方向に向かっています。しかし、アメリカなどの核保有国は、核抑止力にこだわり、国連の核軍縮作業部会にも参加せず、世界中の核兵器を求める人々から厳しい批判を浴びていました。こうした被爆者のみなさんや私たちの運動をはじめ国内外の世論に後押しされて、オバマ大統領がこの5月27日に広島を初めて訪問することになったのです。オバマ大統領には、被爆者と面談し、被爆者の声に真摯に耳を傾けて欲しい。そして被爆の実相を深く学んで、これまでのアメリカの核兵器政策の誤りを認め、核兵器全面禁止条約締結の先頭にたつことを強く求めるものです。決して政治パフォーマンスや日米同盟強化の口実にさせてはなりません。昨日アメリカ領事館に寝屋川原爆被害者の会の山川さんたち5名で、淀屋橋のアメリカ領事館に「私たちの見解」を示して要請文を持参したのですが、受け付けることすら拒否して、郵送してくれという領事館の対応には本当に腹が立ちました。
そして、さらに問題なのは、安倍政権の対応です。
一貫して、アメリカの核抑止力に依存し、沖縄への核持ち込みも容認しています。(これもアメリカ公文書の公開で明らかにになっている。)
最近では、内閣法制局長官が日本が核兵器を製造したり保有することについても「これらは、憲法上可能であり、9条に違反するものではない。ただ政策上そうしないだけだ」という、とんでもない暴言を吐いていますが、これは安倍首相の本音でもあると思います。
国連の作業部会でも、日本政府代表の発言は、「核兵器禁止条約の交渉開始は時期早尚」と言い、核兵器廃絶は「ステップバイステップ」で行くと核兵器全面禁止の先送りを主張しています。
こんな危険で、国民の声に背を向ける政府は、打倒する以外にはありません。
一方で、1954年のビキニ環礁での被爆者のみなさんが被ばくに対しての労働災害認定申請をされたり、政府に対して国家賠償請求の裁判を起こして、粘り強く行動されていることに連帯を強めたいとおもいます。
第2は、戦争法廃止と政治の変化についてです。
この間の取り組みとその変化については、長尾さんの講演にあったとおりです。
わたしは、こうした共同を作り出した原点には、維新政治に反対して闘い勝利した2年前の堺市長選だったと思います。この経験が沖縄で「オール沖縄」という状況をつくりだして全面勝利し、今回の戦争法案反対、戦争法廃止に発展していると思います。
大阪では、住民投票から知事選挙・市長選挙と「オール大阪」の状況を作り出そうと頑張ってきましたが、必ずしも成功ばかりではありません。しかし、私たちの闘いが、府民の維新政治への期待を幻想に変えつつあることを確信にしたいと思います。維新政治を侮ってはいけませんが、決して恐れるに足らないということで腹をくくって、安倍政権の補完勢力を政治の舞台から引きずり下ろしましょう。
そして、当面する参議院選挙は、文字通り日本の進路を左右し、戦争か平和かという世界の命運にもかかわる重要な意義を持つ闘いです。共同の発展も選挙勝利によってこそ、その威力を示すことができます。勝利のために全力をつくしましょう。
最後に、今回、被爆者が呼びかける新しい国際署名がスタートしました。
すでに全国で創意的な取り組み、共同のとりくみが始まっています。
被爆者の声を受け止め、その願いを実現することは、原水爆禁止運動の原点です。この原点を具体化したのが今回の新しい署名です。したがって、思想・信条・立場の違いを超えて、署名がどれだけ多くの人々の協力と賛同を得てひろげることができるかが重要です。
私たちのこれまでの維新政治を許さないという共同の力や戦争法廃止でつくりあげてきた共同のひろがりという素晴らしい財産を、今度は、核兵器禁止の署名大運動にと引き継ぎ、発展させていきましょう。創意工夫をこらし、従来の枠を超えた新しい運動にも挑戦していきましょう。
こうした激動の情勢にふさわしい大阪原水協の事務局体制をつくるために、また世代継承も考えて、このたび6月1日付けで松尾教史さんを新しく事務局員にむかえました。みなさんの一層のご指導、ご協力をおねがいし、活発な討論と、引き続く1年間のご奮闘をお願いしてあいさつとします。
ありがとうございました。
東京→広島コースが出発
(5月6日、夢の島・第五福竜丸展示館前)
2016年原原水爆国民平和行進・東京→広島コースが5月6日、江東区夢の島・第五福竜丸展示館前で出発集会を700人でおこない、広島に向けて出発しました。
出発集会では、日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)の田中煕巳事務局長、日本山妙法寺の木津博充上人、明治学院大学大学院生の林田光弘さんが連帯あいさつ。公益財団法人第五福竜丸平和協会の安田和也事務局長が同協会の川崎昭一郎代表理事のメッセージを代読しました。
被爆者が国際署名を呼びかけ
田中事務局長は、「この4 月から始めた国際署名の訴えをぜひ読んでほしい。核兵器廃絶と原爆被害への国の補償を求めて私たちは本当に血のにじむような運動をしてきたが、世界にはまだ1万7千発も核兵器が残っている。これまでにない数の署名を目指さなければ核兵器をなくすことはできない。世界中の何億もの『核兵器はいらない』という声を集めたい」と語りました。
林田さんは「平和行進はその名の通り、歩くことでさまざまな人たちの声を伝えてきた。出会い、仲間と旅を通じて苦しみや喜びを分かち合いながら、時には孤独に歩みを進めながら近年叫ばれている被爆体験の継承の根幹のようなものがまさにこのプロセスの中にあるように思う。今回日程の途中に参議院選挙がある。僕はSEALDs として、市民連合の⼀員としてこの選挙を全力でたたかうつもりだ。安倍政権のもとで立憲主義、戦後の民主主義がないがしろにされている。ここから私たちのもとにそれらを取り戻すために連帯して立ち上がっていこう」とエールを送りました。
リレートークでは、東京都原爆被害者団体協議会(東友会)の家島昌志副会長、リング!リンク!ゼロ(RLZ)実行委員会の黒津和泉さんがスピーチ。国際青年リレー行進の募金を訴え37,903 円が集まりました。山内さん(東京→広島)、小林和江さん(宮崎→広島)、山口逸郎さん(沖縄→広島)、五十嵐成臣さん、竹田昭彦さん(長崎→広島)各コースの全国通し行進者とわかやま市民生協のリレー通し行進者の藤田絢子さんが自己紹介し一言決意を語りました。
リズムに乗せて「核兵器なくそう」「戦争法なくそう」と呼びかける平和行進ピースコールや核兵器禁止条約!(いいね〜!)などコールの後に「いいね〜!」と言いながら親指を立ててグッドサインのポーズをする「いいね!」コールを参加者全員で練習しました。
集会に先立って開かれたオープニングイベントでは、うたごえのみなさんのリードで平和行進の中でよく聞く歌を歌い、今年の東京→広島コース通し行進者の山内金久さんと松平晃さんがトランペットでコラボ演奏しました。
行進が始まると始めると雨がちらつく天気でしたが、先頭のサウンドカーをはじめ、4グループでピースコールや「いいね!」コールで沿道にアピールしながら港区立芝公園まで行進しました。銀座では、東京都原爆被害者団体協議会(東友会)の被爆者21人が合流し、大岩孝平代表理事が被爆体験を語りながら平和行進に一歩でも二歩でも参加しようと呼びかけました。
沿道では国際青年リレー行進のタスキをかけたRLZ 実行委員会の青年たちが被爆者の呼びかける核兵器廃絶国際署名用紙を配布し、東陽町駅前と銀座マリオン前では被爆者が呼びかけた核兵器廃絶国際署名を集めました。
日本原水協活動交流ニュース(5月6日付)より転載
地震災害への
支援を呼びかけます
2016年4月18日
原水爆禁止大阪府協議会
4月14日以降、熊本を中心に大分など九州を襲った大規模な地震によって熊本だけでも死者42名、重傷者201名もの死傷者、家屋の倒壊などが発生し、県内だけでも約11万人が避難生活を余儀なくされています。(4月17日現在)
全国各地から支援に駆けつけていますが、ライフラインの寸断などで住民の皆さんは、困難で不安な日々を過ごされています。
被災された全ての皆さんに心からのお見舞いを申し上げます。
大阪には、熊本、大分など九州出身者も多くおられ、親戚や知人・友人の安否を気遣っておられます。
この緊急事態にあたって、大阪原水協として加盟団体、個人の皆様に『被災者支援の募金』をお願いするものです。6.9行動や2000万統一署名の宣伝行動など街頭でも大いに募金を訴えて下さい。
あわせて震源域が九州に横断的に拡大し、今後の予測もつかない中で川内原発を稼働し続けることは万一の事態を考えれば危険であり、また現在の電力需要から見ても川内原発の稼働は不必要で、中止すべきです。
皆さんの被災者支援の活動へのご協力を心からお願い申し上げます。
【募金送金先】
■肥後銀行
■支店名:県庁支店(店番159)
■普通預金 口座番号1540150
■名義: 原水爆禁止熊本県協議会事務局長 高尾 肇(たかお はじめ)
「新国際署名」
日本被団協の岩佐幹三代表委員らは3月23日の記者会見で、新国際署名「被爆者が訴える核兵器廃絶国際署名」を発表しました。(内容は下記に掲載)
そして、日本被団協と国際署名に賛同する市民団体は4月13日に開いた会合で、4月27日(水)午後2時から渋谷駅ハチ公前で署名運動をスタートさせることを発表しました。
新国際署名は、次回核不拡散条約(NPT)再検討会議が開かれる2020年を期限に、毎年開かれる国連総会に提出します。
世界的な規模で運動を広げ、特に核保有国と核の傘にある諸国民を対象に、世界数億人を目標にしています。
日本原水協では4月21日~22日開催の全国理事会で具体的な署名推進母体などの取り組み方法についての議論がされる予定ですので、その結果を受けて大阪原水協としての取り組み方針を具体化していく予定です。
◆「新国際署名」PDF版(ワード文書はコチラ)
◆「ヒロシマ・ナガサキの被爆者が訴える核兵器廃絶国際署名」被爆者は核兵器廃絶を心から求めます
20人の参加で署名82筆集まる
4月6日(水)午後0時~1時まで4月度の「6の日」宣伝行動を上六の近鉄百貨店前で行いました。
この行動には大阪アジア・アフリカ・ラテンアメリカ連帯委員会、大阪平和遺族
会、大阪平和委員会、大阪安保実行委員会など「大阪平和友団体共同行動連絡会」の皆さんも「戦争法廃止」の署名とともに取り組んでいただき、総勢20人での宣伝となりました。
「二度と戦争をしてはいけない」と老婦人が500円のカンパを寄せられたり、高校生や親子連れの小学生も署名をしてくれました。
5月度の「6の日」宣伝は、5月6日(金)に同じく上六の近鉄百貨店前で取り組みます。
第5福竜丸をはじめ1000隻もの漁船や、マーシャル諸島の島民が被爆して62年目となる「3・1ビキニデー集会」が静岡県の静岡市と焼津市で2月28日~3月1日に開かれ、最終日は2000人が参加。37人の大阪代表団も国際交流会議、日本原水協全国集会・全体集会、墓参行進・墓前祭、被災62年3・1ビキニデー集会等に参加しました。
今回は松山五郎さんを先頭に4人の被爆者が参加いただき参加者を大いに激励いただきました。
全体集会では大阪代表団も登壇して青年代表から、近く取り組みが開始される日本被団協提唱の新しい国際署名を大阪でも全力を挙げて取り組む決意を表明しました。
今年は30年ぶりとなる往復大型バスでの参加となりましたが、車中で平和行進のDVD上映や交流を行い大変好評でした。
この集会をスタート台として国民平和大行進、原水爆禁止世界大会に向けた取り組みを本格的に開始していきますので引き続き大阪での取り組みにご理解とご協力を宜しくお願いします。
2月25日 大阪高裁が不当判決
大阪高等裁判所第7民事部(池田光宏裁判長)は、大阪地裁で原告のKさんが勝利判決を勝ち取ったにもかかわらず、国側が控訴していた訴訟に関して不当にも原審における却下処分の取り消しの判断を覆す判決をだしました。。
この判決は、第一に、証拠関係を客観的に十分検討せず、結論に見合う証拠のみを恣意的に採用し、一方的な結論を導いたものであり、第二に他の原因が示唆されることを理由として、放射線起因性をそれだけで否定し、他原因があったとしても放射線の影響が競合することがあるを全く考慮していません。第三に、松谷訴訟最高裁判決が示した放射線起因性の判断に求められる高度の蓋然性の程度を総合的に判断する手法に反し、不当に高度な立証を要求しています。
以上の問題点に基づき、弁護団は最高裁の判断を求める意向です。
この裁判をはじめ今後とも被爆者救済のために大阪原水協は全力を尽くします。
引き続く裁判の傍聴支援をお願いします。
2016年3・1 ビキニデーからスタート
この3・1ビキニデーで新たな署名が提起されます。今まで取り組んできた「核兵器全面禁止のアピール」署名につづくものです。日本原爆被害者団体協議会(日本被団協)から提起される国際署名「被爆者からのアピール署名」(仮称)です。
現在、国連では、「核兵器の非人道性」が強調され、国連加盟国158ヶ国(国連加盟193ヶ国)が賛同。
この署名でさらに核保有国を追い詰める署名となっています。
■数十年ぶり 大型バスで焼津に
昨年12月の常任理事会で「交流を深めることができるし、焼津でも便利」と、バスの利用が一人の常任理事さんから訴えがありました。その後の役員会で検討され、一月の常任理事会で承認されました。50人乗りの大型バスが準備されており、バスの中での交流やレクレーションなどが楽しみです。
■海外代表にも 期待の声あがる
毎年大阪に来てくれるジョセフ・ガーソンさん(アメリカフレンズ奉仕委員会)、ニューヨークで私たちと一緒に行動したジェニー・グレッグさん(イギリス・核軍縮キャンペーン)、マーシャル諸島から前外務大臣、トニー・デブルムさん、昨年の夏大阪に来てくれた元上院議員のアバッカ・アンジャインさんです。トニー・デブルムさんは、核兵器保有国をオランダ・ハーグ国際司法裁判所に告訴した外務大臣です。2014年国連本部での演説は、世界の人々を励ましました。
■今すぐ申し込みください
2015年NPTニューヨーク行動で大活躍だった被爆者・松山五郎さん(写真上)から早速参加申し込みがありました。「被爆者からの国際署名が提起されるのは、本当にうれしい。核兵器をなくす最後の署名として奮闘したいです」と、参加の決意を語ってくれました。
2016年2月7日
《抗議文送付》
大阪原水爆禁止大阪府協議会
理事長 岩田 幸雄
本日午前9時30分過ぎ、北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)は、国際社会の中止の要求を踏みにじり、事実上の長距離弾道ミサイル発射を強行しました。わたしたちは、57年間、核兵器廃絶の国際活動を続けてきた団体として、今回の暴挙に、万感の怒りを持って抗議するものである。
これは、1月初めに「水爆」実験と称する4度目の核実験を強行したことに続く、「弾道ミサイル技術を使ったあらゆる発射」を禁ずる国連安保理決議、6カ国合意、日朝平城宣言に反する、まさに全世界の人々への暴挙であり、挑戦である。このような軍事的挑発は、アジアと世界の平和と安全に逆行し、北朝鮮の一層の孤立を招くだけである。
私たち、原水爆禁止大阪府協議会は、北朝鮮に対し、改めて核・ミサイル開発を放棄することを求める。そして、朝鮮半島の非核化と米朝、日朝の関係正常化、北東アジアの平和と安定をめざすことを確認した6カ国協議2005年共同声明に立ち返り、6カ国協議に復帰することを求める。
2015年国連総会決議では、核兵器の非人道性に関する共同声明に賛同する国々は、国連加盟国の三分の二以上に広がり、核兵器廃絶への展望が広がっている。2016年には、「核兵器禁止条約に向けた作業部会」の設置され、核兵器廃絶の具体的プログラムが開催される。
今回の蛮行は、この世界の流れにまさに逆行するものである。貴国がただちに核兵器を破棄し、対話と共同の国際社会への復帰を熱望するものである。
地域から職場から静岡・焼津へ結集しましょう
今年のビキニデーは、広島と長崎に原爆が投下されてから71年、被爆71年の年に開かれます。昨年の2015年NPT再検討会議には大阪から93万の署名を持って、143人の代表団が国際共同行動・ニューヨーク行動に参加しました。
世界の反核平和運動が、ニューヨークに集まり、「核兵器のない世界の平和と安全」の実行を核保有国に迫りました。
今回のビキニデーは、2016年を核兵器のない世界への転換点とするための運動の跳躍台となるものです。そして、日本を、被爆国であり憲法9条をもつ国にふさわしい非核平和外交をとる国へと変える運動の節目でもあります。5月スタートの国民平和大行進、8月の原水禁世界大会を展望しながらの3・1ビキニデーであり、財政的には厳しさを抱えながらですが、歴史的意義をふまえ、地域から職場から静岡・焼津へ結集しましょう。
◆参加要項(ワード文書)
◆申込書(エクセル文書)
貴国は、2016年1月6日に貴国北東部で「水爆実験」を実施したことを発表した。私たちは、貴国の行為に厳しく抗議するとともに、多くの国が願っている核兵器廃絶の願いを踏みにじったことに激しく批判する。貴国も知っておる通り、国連では「核兵器禁止条約に向けた作業グループの開始」が採択された。
私たちは、核兵器廃絶と被爆者(核兵器による被害者)援護を目標に結成された。ゆえに、今回の核実験は被爆者の願いである「地球上に決して広島、長崎を繰り返してはならない」に挑戦するものであると、私たちは感じている。
世界中の人々は、核兵器もない戦争もない世界を祈っている。核兵器は、人類と決して共存できないものである。私たちに必要なものただ一つ、アセアン共同体のような「対話」である。
私たちは、貴国の核兵器の廃絶と世界の人々とのただちに行う対話を強く求めるものである。
原水爆禁止大阪府協議会
理事長 岩田 幸雄
(岩田理事長の直筆、日本語サイン)
大阪原水協は1月6日、上六の近鉄百貨店前で正午から一時間今年最初の6・9署名・宣伝行動を行いました。
岩田幸雄理事長の念頭の挨拶に続いて大阪民医連、大阪平和委員会、非核の政府を求める大阪の会など、参加団体代表がリレートーク。
寝屋川市から参加の被爆者、松山五郎さんは2010年と2015年のNPTニューヨーク行動に参加された経験を語られ、今年こそ核兵器のない世界を実現しようと呼びかけられました。
この行動に大阪原水協加盟団体でもある日本共産党の参議院大阪選挙区予定候補のわたなべ結さんが駆けつけていただき、核兵器をなくすためにも戦争法の廃止を求める署名を2000万人に拡げる活動と共同して奮闘いたしましょうと決意表明がありました。
この行動には21人の参加で、核兵器のない世界を署名が14筆、戦争法廃止を求める署名が30筆寄せられました。
立憲主義、民主主義、平和主義を壊す安倍政権の暴走の一方で、これと対決する国民的運動がかつてなく高揚するという、文字通り激動・激変の情勢の渦中で新しい年をむかえました。
昨年は、2015NPT再検討会議の成功にむけて『大阪から100万筆の署名を集めて150人の代表団をN・Y へ!』を合言葉に大奮闘をいただき、全国をリードする93万余筆の署名を集約して被爆者を先頭に143名の代表団を送ることが出来ました。再検討会議の結果は核保有国の妨害により最終合意文書作成には至らなかったものの、改めて禁止条約の必要性を圧倒的多数の国が支持し、世界の大勢が核兵器廃絶の方向に向かっていることを明確に示しました。
更に集団的自衛権の行使容認など憲法改悪の戦争法案に対しては、あらゆる階層、年代、分野等の違いを超えた反対運動が安倍政権を揺るがせ、闘いが今も発展しています。
昨年末、話題になった映画「母と暮らせば」を観て、あらためて原爆の恐ろしさ、戦争の悲惨さ、そして人間への愛情・思いやりの素晴らしさに感動しました。またアメリカの「核の傘」に依存し、核兵器保有を容認する安倍政権、国民生活と平和を破壊する安倍政権の暴走を絶対に止めなければと決意を新たにしました。
今年7月は、参議院選挙が行われます。戦争法案廃止の一点で野党共闘を大きく広げ選挙に勝利して戦争法を必ず廃止させましょう。
当面のとりくみ日程・新着情報
◆11月の6・9宣伝行動は
11月9日(水)
12:00~13:00
上六近鉄百貨店前
《ヒバクシャ国際署名で
核兵器廃絶の動きを強めよう》
いよいよ核兵器廃絶に向けた実質的な話し合いがはじまろうとしています。核保有国や、日本政府のように核の傘に依存している国々の態度を変えさせるためにも市民の力が必要です。
今年スタートした「ヒバクシャ国際署名」を、世界中で数億集め、核兵器廃絶の動きを強めましょう!!
(上の画像は2016年11月の6・9ビラ版下 PDF大阪原水協版 コチラはワード版)
主催:原水爆禁止大阪府協議会
◆“いわさきちひろ2017カレンダー”普及のお願い
頒価(大阪) 1,400円 A2判・絵7枚
下欄に申込書、「カレンダーを被災地へ」のニュース1号、2号、キャンペーンnewsをダウンロード出来るようにしています。ぜひごらんいただき、普及にご協力いただきますようお願いいたします。
いわさきちひろカレンダーは、1975年(76年版)以来、41年にわたって核兵器廃絶と被爆者援護・連帯の輪を広げています。3・11以降は毎年、東日本大震災・東京電力福島第一原発事故の被災地へ、また、各地の災害地支援として、みなさんからの募金で被災地の方がたに直接カレンダーを届けています。
子どもたちの未来に、戦争のない、核兵器のない世界を手渡そうという願いと、子どもたちへの限りない愛を込めた、いわさきちひろさんの作品による【ちひろカレンダー】をみなさんの手から手へ、さらに多くの方へ伝え広げましょう。
■いわさきちひろ2017カレンダー申込書=エクセル文書(PDF版はコチラ)
■「2017 年版ちひろカレンダーを被災地へ」(PDF)
■カレンダー7枚組見本(PDF)
《申し込みは大阪原水協まで》
◆原水爆禁止2014世界大会-国際会議宣言(8月4日採択)ワード版
◆原水爆禁止2014年世界大会
「参加のしおり」
全24ページ
日・会場程・分科会など詳細に掲載
◆世界大会に参加されるみなさんへ
◆海外代表のみなさん…1
◆8/4開会総会…3
◆世界大会・分科会
会場マップ…4
◆8/5フォーラム・分科会
案内…6
◆8/6閉会総会…13
◆8/8国際交流フォーラム
…14
◆8/9長崎‐ナガサキ
デー集会…15
◆自治体首長からの
メッセージ…17
◆関連行事案内…20
◆原水爆禁止2014世界大会日程…21
(「参加のしおり」ダウンロード PDFファイル全24頁)
◆各団体・地域で原爆展を開こう
2015NPT(核不拡散条約)再検討会議-準備会議(4/30~5/11日)に連帯して
次回2015年のNPT再検討会議の議題を検討する公式の第1回準備会がオーストリアのウィーンで開催されています。この会議の成功にむけて日本原水協から20名の代表団が派遣され、うち2名は大阪原水協代表で元府高教執行委員の上羽治雄さん夫妻です。
現地で新パネル「原爆と人間」を中心とした原爆展を開催しています。この取り組みに連帯して各団体・地域でも引き続き原爆展を是非企画してみて下さい。
岸和田市役所では6月21日~8月3日の間、岸和田市立産業高校をはじめ市内6ヶ所で巡回パネル展が予定されています。
新パネルは1セット30枚組みで29,500円(送料込み)でラミネートしたものは39,500円です。製作は日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協
)です。
《申し込みは大阪原水協まで》