新着とりくみ・報告
◆日本原水協、米著名文化人、学者等が辺野古への米軍新基地建設に反対する県民のたたかいへの連帯、激励のメッセージを発表
(2014年11月13日)
◆第849号付録(2014.11.6)
(ニュースのページ)
(直接ダウン・ロード)-
◆「核兵器全面禁止のアピール」署名用紙(裏と表の2ページ)
(1面が11名の賛同人の写真掲載
2面が署名用紙 PDF)
(署名用紙のみのダウンロード)
《カラー印刷したものがあります。大阪原水協までご連絡ください》
-
◆「いわさきちひろ2015カレンダー」申込書=ワード文書
《申し込みは大阪原水協まで》
◆第848号付録(2014.10.6)
(ニュースのページ)
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◆2015年NPTニューヨーク行動の参加要綱(ワード)
◆2015年NPTニューヨーク行動の仮申込書(ワード)
◆第847号付録(2014.9.6)
(ニュースのページ)
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◆第846号付録(2014.8.6)
(ニュースのページ)
(直接ダウン・ロード)
- ◆原水爆禁止2014年世界大会ー広島決議「よびかけ」ー(6日採択)ワード版
- ◆原水爆禁止2014年世界大会‐広島閉会総会(8/6) 行動提起
- ◆各国政府・国際機関から原水爆禁止2014年世界大会に寄せられたメッセージ(8月8日現在) ワード版
- ◆原水爆禁止2014世界大会-国際会議宣言(8月4日採択)ワード版
◆第845号付録(2014.7.6)
(ニュースのページ)
- ◆原爆症集団訴訟のとりくみページ
◆大阪原水協第52回定期総会 理事長挨拶(5月17日)
◆第844号付録(2014.6.6)
(ニュースのページ)
- ◆本日3月20日、大阪地方裁判所第7民事部(田中健治裁判長)は、ノーモア・ヒバクシャ近畿訴訟に関し。2012年3月の2 人、2013年8月の8人に続き、原告4人全員について厚生労働大臣の却下処分を取り消す全面勝訴判決を言い渡しました。訴訟団の声明を掲載します。
■厚生労働大臣宛ての「声明」
■「声明」
(ともにPDF文書) - ◆第841号付録(2014.3.6)
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原水協通信(大阪版)
原水爆禁止世界大会
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大阪原水協とりくみの報告(最新はトップページ)
12月21の土曜日の夜、茨木市役所前のグランドに、1600本のキャンドルで英語の「ピース」(平和)が浮かびました。主催は、よどがわ市民生協で平和行事「キャンドル・ナイト」が開催されました。大阪原水協から世界の核兵器数などのパネルも展示され、署名も取り組まれました。ゴスペルも流れ、素敵な夜のイベントでした。
12月6日、特定秘密保護法案は、国民の民主主義を守れの声を蹂躙し、参議院で安倍政権は強行採決の暴挙を行いました。大阪原水協は連日署名宣伝行動を行い、強行採決には抗議FAXを送付しました。
大阪平和委員会・橋本敦元参議員(日本共産党)にお話を伺う機会がありました。
「日本には隠し続ける大きな秘密があります。国民に大ウソをついています。1980年、米ワシントン市にある米国立公文書館に3か月間通い、日米の機密を捜しました。60年安保改定時、核兵器の持ち込みを認めていた。72年沖縄返還蒔の核兵器付き返還と費用は日本側が負担することなどを発見しました。今でも、日本政府はそれを認めようとはしていません。これだけの秘密をもっているのに、さらに秘密を作り戦争をするための法案です」
(12月3日)~政府は被爆者の声を~
12月3日、「原爆症認定制度の抜本制度を求めるいっせい行動」が国会で、日本被団協や全国弁護団連絡会などの共催で行われました。大阪原水協からは、岩田理事長が代表参加をしました。
2010年9月、厚労大臣のもとに設置された「認定制度検討会」が25回続けられました。次の26回検討会は、12月4日に開かれ、最終答申が出される予定。この日を前に、国会には150人以上の全国からの被爆者が結集しました。
挨拶に立った田中照美・日本被団協事務局長は現在の状況を次のように報告しました。
「検討会では、坪井・被団協会長とともに、他の委員と激しく論争。しかし私たちが求める被爆者全員の救済とは程遠く、現行の認定制度の改善という検討会の目標には至っていない。黒い雨については、健康に与えるような量は確認されてない、と言っています。積極認定の基準としてもうけられた被爆距離約3・5キロ、約100時間入市にしきい値を設けて、現行の認定行政をつい認する方向の報告書が予想されます。何のため25回もやってきたのか、心から怒りをおぼえます。これからも全国の支援者の皆様や全国弁護団の皆様と奮闘致します」。
参加者は、院内集会の次に、地元出身議員と衆参厚生労働委員のすべての政党の国会議員への要請活動を精力的に行いました。
「国連軍縮週間のつどい」開催(10月26日)
平和の歌声と被爆証言で決意新たに
オープニングは平和を願う歌声で
10月26日、「国連軍縮週間のつどい」が大阪グリーン会館で開かれました。1978年から国連軍縮週間を記念して、35年間開催されている歴史ある集会です。大阪府・大阪市からも30年間後援をいただいている集会ともなっています。
オープニングは、千秋昌弘さんのテノール独唱。「人間をかえせ」の熱唱には会場から大きな拍手が寄せられました。続いて、男性合唱団「昴」の組曲「放射能」は、福島の人々の想いが熱唱され、軍縮週間のつどいにふさわしい歌声となりました。
17歳が見た広島の地獄絵図
高木静子さんは、広島女子高等師範学校四年生17歳で被爆。8月6日のいつもの校庭である朝礼は、前夜の空襲警報を考慮し、中止に。校長先生の判断が高木さんの生死の分かれ目となる。
8時15分。自分のノートを開いた瞬間、強烈な光が走った。写真のフラッシュを何千倍も強くした強烈な閃光!木材の中から這い出してみると、校舎がない。
廃材の山。ポタポタと額から血がしたたり始め、左首からも血が噴き出してブラウスは、もう真っ赤に染まっていた。
気がつくと、兵舎の板敷の間に寝かされており、うめき声が満ちている。声の中から急に立ち上がって叫び声を発し、発狂しているのか。まるで、焼いたイワシのように寝かされているのは動員学徒の中学生。少年・少女たちがウジ虫のエサになっている。私は、ウジ虫をとってあげると、「お姉ちゃんと、ア、リガ、ト」と言って、ほっとするのもつかの間、ガクンとなってしまう。かすかに「お母ちゃん」と呼んで、こと切れるのだ。・・・・・・・・・
そして、少女時代の私の夢は断たれた。
原水協通信《大阪版》837号より転載。
なお、◆「国連軍縮週間」で対府交渉(10月22日)
◆原爆裁判支援の夕べ(10月24日)
◆GET OUT!カーチスウイルバーー米艦船入港抗議行動(10月26日)の記事は、原水協通信837号からご覧下さい。
<談話>
第68回国連総会第一委員会での「核兵器の人道的影響に関する共同声明」について
1.10月21日、核兵器の不使用と廃絶への決意を宣言する「核兵器の人道的影響に関する共同声明」が発表され、125ヵ国が参加しました。日本政府は、これまでこの種の「共同声明」への参加を拒否していたが今回初めて参加を表明しました。
この「共同声明」では、「いかなる状況下であっても核兵器が二度と使われてはならない。事故であろうと、誤算であろうと、意図的であろうと、核兵器の爆発がもたらす破壊的な影響に対処することはできない」とし、「核兵器が再び使われないことを保障する唯一の方法は全廃だけだ」、「我々は世界から核兵器の脅威を取り除く義務を未来の世代のためにも負っている」と謳っています。
大阪原水協は、核兵器の悲惨さを体験した国の政府として、遅すぎたとはいえ今回の「共同声明」への参加を当然のこととして評価するものです。同時に日本政府として国際社会において、この「共同声明」を踏まえた実効ある措置をとるための行動の先頭に立つことを強く求めるものです。
2.「核兵器の人道的影響に関する声明」は、2012年5月の「2015年NPT再検討会議・第一回準備委員会」(ウイーン)では、スイスなど16ヶ国が参加し、同年10月の国連総会では、34ヶ国プラスバチカン王国の参加、さらに今年4月の「2015年NPT再検討会議・第二回準備委員会」(ジュネーブ)では、80ヵ国の参加へと発展してきた経過がありますが、日本政府は、これまで三回とも「共同声明」への参加を拒み続けてきました。
こうした日本政府の態度には、広島・長崎市長をはじめ私たち草の根の核兵器廃絶を求める広範な国民、各国政府からの失望と批判の声が寄せられていましたが、今回日本政府が「共同声明」に参加を決めた背景には、こうした内外世論の高まりがあったことは明らかであり、私たちの運動の到達点の反映ともいうべきものです。
しかし、日本政府は「共同声明」に参加する一方で、『「核の傘」に依存する従来の安全保障政策に変更はない』としていますが、アメリカの「核抑止力」に依存する立場と核兵器の全面禁止、廃絶の立場は、根本的に矛盾するものです。私たちは、日本政府がアメリカの「核の傘」から脱却し、核兵器禁止条約の国際交渉に役割を発揮することを強く求めます。
3.残虐な核兵器を一日も早く禁止せよという声は、被爆者の命の叫びであり、私たち原水爆禁止運動の原点です。今回の「共同声明」への参加をつくりだした私たちの運動の力を確信にし、2015年NPT再検討会議の成功にむけて、大阪から100万筆の署名集約と150名の代表団派遣にむけて、草の根からの取り組みを一層強化するものです。
以 上
「9条世界会議・関西2013」に協賛参加
大阪原水協ブース出展で旺盛にアピール
「9条世界会議」で署名258筆集まる!!
10月13日~14日「9条世界会議」が開かれ、大阪原水協も協賛参加しました。
14日の大阪市中央体育館でのメイン集会には5000人が参加し、憲法9条を守れと
多彩なプログラムを楽しみました。入口で約50団体がブースを開きアピール。
大阪原水協も「原爆と人間」のパネル展示と「核兵器のない世界」の署名宣伝行動を行いました。
258筆の署名と600円のカンパが寄せられました。
つどい開催
2013年の国連軍縮週間(10月24日~30日)が目前となりました。この期間ニューヨークの国連本部をはじめ世界各地で平和と軍縮を求めて様々な行事が取り組まれます。
大阪では原水爆禁止大阪府協議会の主催で下記の通り「2013年国連軍縮週間のつどい」を、大阪府と大阪市教育委員会の後援で開催いたします。
記念講演は元大阪市原爆被害者の会事務局長の高木静子さんから「被爆女性として生き抜いて」と題して数多くの国際会議に出席してこられた経験を含めたお話しをしていただきます。
また文化行事として、新しく制作された「原爆と人間」のパネル展示と、男性合唱団「昴」によるミニコンサートを予定いたしております。
このつどいには平和の諸活動にご理解のある著名人の皆様からの賛同もいただいております。
そこで何かと行事が重なる時期ではございますが、構成員の皆様に幅広くご参加の呼びかけをしていただきますようお願申し上げます。
1.日時 10月26日(土)午後1時30分~4時
2.会場 大阪グリーン会館2階ホール(06-6358-8381)
地下鉄「南森町駅」から南へ5分
呼びかけビラ 《ワード文書》 《PDF》
アメリカの核兵器の性能実験に抗議
米国エネルギー省(核安全保障局)が、今年4月~6月に新たな形態による核実験を
1回行ったことを公表しました。これにあたり、日本原水協、大阪原水協はオバマ大統領あて抗議文を駐日アメリカ大使館政治部
に送付しました。
各団体および、みなさんからも下記の大阪原水協の「抗議文」を参考にして、抗議文の送付ををお願いいたします。
。
抗議先は、駐日アメリカ大使館政治部でFAX番
号は、03-3224-5290です。
◆大阪原水協が送付した抗議文(ワード文書 2013年8月22日)
《2013年世界大会で採択されて決議・スピーチ・行動提起》
◆国際会議宣言(8/5広島 ワード文書)
◆広島からのよびかけ(8/6広島 ワード文書)
◆長崎からのよびかけ(8/9長崎 ワード文書)
◆アンゲラ・ケイン国連軍縮問題担当上級代表のスピーチ(ワード文書)
◆安井正和日本原水協事務局長の行動提起(8/9長崎 ワード文書)
2015年のNPT再検討会議成功に向けて
大阪から100万筆の署名目標を達成し
150人超の代表団をニューヨークに派遣しよう
原水爆禁止2013年世界大会・長崎は8月7日~9日に開催され「長崎からのよびかけ」を採択して無事閉会しました。
会場の長崎市民会館体育館は7000人を超える参加者で超満員となりました。大阪からは370人を超える代表団が開会総会、分科会、閉会総会等に参加し、大会成功に大きく貢献することが出来ました。広島集会にも20人近く参加いただきました。
代表団を送り出していただいた各団体、地域原水協等の関係者の皆さんに改めて感謝とお礼を申し上げます。
閉会総会では大阪代表団の青年達が辰巳孝太郎参議院議員と共に登壇し、けいはん医療生協の堀尾晴真さんが代表して
2015年のNPT再検討会議の成功に向けて全力を挙げる決意を表明しました。
最後に日本原水協の安井正和事務局長から署名の取り組みなどの行動提起がありました。大阪原水協もこの行動提起に基づき9月から心機一転「6・9」行動に取り組みますので引き続くご協力をお願いします。
《原水爆禁止2013世界大会ー長崎の開会の様子(7日) 》
《8月6日広島デーのオリバーストーン監督との対談 》
《原水爆禁止2013年世界大会 国際会議宣言 》
(8月5日に採択された、「国際会議宣言」~ダウンロード~ワード文書)
《広島・長崎からの短信》
会場をいっぱいに、その三分の一を海外代表が占めた国際会議は、議論が白熱。被団協の田中事務局長が自分の被爆体験を交え声を詰まらせながら原爆症について発言。マラヤ・ファブロスさんが平和行進の感動と感謝を涙ながら話て拍手に包まれました。アメリカや北朝鮮、NPT再検討会議をめぐる情勢や取り組みなど会場からの質問や発言が 時間をオーバーして相次ぎました。4日午後からは分科会に分かれの討論となります。
(大阪原水協理事長 岩田幸雄 ~広島8/4~)
ノーモア・ヒバクシャ近畿訴訟 大阪地裁"判決"
原告9名全員勝訴
2原爆症認定を求める裁判の判決が8月2日にあり、原告9名全員勝訴の判決を頂きました。
今後は控訴期限の2週間の間に「国は控訴するな」のFAXを厚労省に集中しなければなりません。
下部の要請書をダウンロードしていただき、厚生労働省への要請をしていただきますようお願いします。
また、同日「ピースインおおさか 海外代表と語る集い」が開かれ、80人の皆さんに参加していただきました。
アメリカのガーソンさんをはじめ4人の海外代表と一日も早い核兵器廃絶を実現するため交流を深めることができました。
広島では、国際会議がはじまり、広島集会には20名が参加します。
引き続き、長崎での「原水爆禁止世界大会」が開催されます。大阪代表団も370名超が長崎に行くことになりました。(「2013原水爆禁止世界大会」の内容等は「大阪のとりくみ」ページ(右上バナーからはいれます)をご覧下さい)
《近畿訴訟大阪地裁判決について控訴断念を求める要請書(ワード)》
《厚生労働省への要請先:厚生労働省健康局総務課ファックス:03-3502-3090》
大阪原水協は原水爆禁止世界大会への参加が300人を超えました。
2013年原水爆禁止国民平和大行進から一貫して署名・カンパを集めて枚方、豊中の新日本婦人の会から参加する若い子連れのお母さんが。約40人が参加する大阪教職員組合(大教組)では、組合員でない小学校教師が職員室から直接申し込んできて、組合に加入してもらおうと盛り上がっています。また、大阪から車で広島、長崎まで行くという人からも問い合わせが来ています。
大阪民主医療機関連合会(大阪民医連)からは100 人が参加。今年初めて原水爆禁止国民平和大行進の大阪府内コースを通し行進した堀尾晴真さんの働くけいはん医療生活協同組合で昨日学習会があり、部屋に入りきれないほどの人数が集まりました。
「たつみコータロー新議員と行こう」ということで400 人の目標達成へさらに急ピッチですすめています。
「日本原水協活動交流ニュースNo.38」(7月30日)より転載
原水爆禁止2013年世界大会−長崎に、先日の参院選大阪選挙区で15年ぶりに議席を奪回した日本共産党の辰巳孝太郎新議員が参加します。
辰巳さんは8月8日、第12分科会「映像のひろば」の特別企画「核兵器のない世界へのメッセージin 長崎 『もうひとつのアメリカ史』オリバー・ストーン&ピーター・カズニックさんと語ろう」と、9日の閉会総会に参加します。
米エマーソン大学で映画を学んできたコータローさんに、オリバー・ストーン監督のアカデミー賞受賞作「プラトーン」について文章を寄せていただきました。
「辰巳新議員と行こう世界大会−長崎」と大阪でもとりくみを強めています。長崎県実行委員会でもコータローさんの参加に歓迎の声をあげ、青年への参加を強めようと提起されています。
「日本原水協活動交流ニュースNo.33」(7月26日)より転載
〈参加協力費500円をお願いします。詳細は原水協までご連絡下さい〉
◆案内ビラ版下(ワード文書 ・ PDF文書)
① 判決前集会 午前10時20分 /場所:若松浜公園
裁判所南側・堂島川沿い
②午前10時45分 裁判所へ移動 /原告を先頭に、そろって裁判所202号法廷へ
③午前11時00分
〝判決〟202号法廷
/裁判所前で「旗出し」!
いま近畿で、原爆症認定却下の取り消しを求めて、33人の被爆者が裁判でたたかっています。このうちの9人の原告に8月2日午前11時、大阪地裁
で判決が出されることになりました。
2009年の「8・6合意」以後も、司法の判断を無視した、一向に変わらない被爆者行政に、高齢化した被爆者の苦しみがつづきます。もう待てません。一刻も早い全面解決が求められています。支援活動をいっそう大きくしましょう。
◆案内ビラ版下(ワード文書 ・ PDF文書)
(日付順ではありませんが、大阪平和行進ニュースを掲載しています。ご覧ください)
若者は今日も歩き続ける
2013年国民平和大行進・大阪幹線コースは、今日7月7日最後の日を迎えました。大阪府内通し行進者は13名。その中に、23歳と30歳の初参加の青年がいます。この2人の青年を紹介します。
☆南 学さん(火打ち友の会、30歳)
この珍しい団体の説明を受けました。縄文時代中期から火打ち式で人々は火を獲得し、知恵を発達させていったんだそうです。
お母さんの歴史好きに影響されました。家には犬、カエル、カマキリを飼っているそうです。初めての通し行進者で、学ぶことがたくさんあり、また再挑戦したいそうです。
☆堀尾 晴真さん(けいはん医療生協
23歳)
初めての通し行進です。前の勤めていたところが倒産したので、けいはん医療生協に応募しました。仕事は組織部で地域での生協活動が楽しく有意義になるように、イベントなどのお手伝いをしています。合計160キロ歩くと聞いて、これは無理かもしれないとおもいましたが、その気になると歩けるものです。今回、この行進に参加して、何か自分に自信がつきました。世界大会・長崎に参加して、しっかりと学習をしたいと思っています。
摂津市議長、憲法改悪反対!
7月6日、大阪入りした2013国民平和大行進第7日目を高槻市役所を出発、平和行進への関心の高さと土曜日ともあり、例年より多い約300名で出発しました。午後、平和行進を迎えてくれたのは摂津市。森山一正市長から直接のご挨拶をいただき、木村勝彦議長(無所属)からも直接挨拶をいただきました。ご両名からは、協賛金もいただき、参加者から大きな拍手が送られました。森山市長からは、平和市長会議での様子が報告され、今後もこの会議を重要視して決意が述べられました。
木村勝彦議長(写真)は、「憲法96条を変えて、憲法9条を変えて行こうとする論議が今起こっています。このねらいは、明白です。国防軍と名を変えて、アメリカがする侵略戦争に日本に負担するしくみをつくりあげるのが。改悪のねらいです。憲法を守る運動を取り組んでいきましょう」と、訴えられました。
東京からのお客さん、ようこそ!
☆「黙」出版の大西竜太郎さんが
3日間一緒に歩いて、国民平和大行進を取材してくれました。東大時代から現在までこのような国民平和大行進があるとは、全然知らなかったとか。行進中も参加者にぶら下がり取材の連続でした。
☆日本原水協の
平和行進担当の大越文さんが
一緒に行進。東京~広島コース時代に逆戻りし、超元気。コットンマフラーを早速宣伝し、ハイ、ポーズ!
核兵器廃絶は市民の誇りです
7月5日、幹線:守口~枚方(ひらかた)コースと網の目:大東~枚方との終結集会が枚方市役所前で約300名の行進参加者で行われました。この集会では、竹内脩・枚方市長が直接、挨拶に立たれました。竹内市長は、2010年NPT再検討会議(ニューヨーク)に参加されており、日本非核宣言自治体協議会の副会長を務めています。会長は、田上長崎市長です。ご挨拶の概要は次の通りです。
《挨拶の概要》
本年1月、長崎市で現在5536都市加盟しています「平和市長会議」国内都市会議がありました。その会議で、枚方市の平和行政について発表させていただきました。この時、「枚方市は良くやっている」の評価が寄せられ、大変うれしい思いをさせていただきました。平和行政や核兵器廃絶での評価は、枚方市と市民の誇りです。2年前、広島・長崎両市長にも参加していただき、「平和教育シンポジウム」を開催することができました。また、この前年には、吉永小百合さんの「原爆詩の朗読」が好評でした。今後も平和行政を大切にしながら、市民とのつながりをつくっていきたいものです。平和行進参加の皆様、大変御苦労様でした。
国民平和大行進はさまざまな方に支えられています!
☆毎日、先導車は大阪労連宣伝カー。これを終日運行してくれているのは自交総連の久保さん。ありがとうございます!
☆和泉市で「しそ
ジュース」歓迎してくれるのは元和泉市職労の新田さん。
「これなかったら、死んだと思って」?
☆和泉市役所での
歓迎アコーデイオンはうたごえ運動の西先生。疲れた体も軽くなるような音楽です。
☆マラヤさんへの歓迎は「岩おこし」と準備された北河内地区協の東野さん。いつも元気です!
川西市役所に到着。兵庫へバトンタッチ!
6月30日に奈良県側からバトンを受け継いだ国民平和大行進もいよいよ7日で最終日となりました。
豊中市役所前を9時に出発し、予定より少し遅れて11時20分頃池田市役所に到着。そして兵庫県川西市役所に12時20分頃到着。市役所前で兵庫県側に引き継がれました。
池田市役所前ではうたごえの皆さんが歓迎してくださいました。
川西市役所前で無事兵庫県側にバトンを渡すことができました。
府内行進の8日間、全国・府内通し行進者を先頭に色々ドラマがありました。
草の根からの取り組みの広がりを感じさせられるメークドラマでした。
あらためて皆様のご協力に感謝申し上げます。ありがとうございました。
この感激と感動をバネに2013年原水禁世界大会(長崎)に
400人の大阪代表団を送りだしましょう。
引き続く取り組みへのご協力を宜しくお願いします。
平和行進は楽しく歩こうよ!
国民平和大行進のスターたちの紹介
☆貴志雅世さん
この地味?なコステユームが人々の眼をひき(実は、怪獣のパジャマ)歌声をリードするマイクと腰にはスピーカー。このスピーカーで見事なみんなへのリードぶりでした。このマイク・スピーカーセットは、インターネットで購入したものだそうです。子どもたちに大人気です。
☆鎌田健次さん
行進用の小型のギターです。リズムをしっかりリードして、ギターの腕前発揮です。緑色のギターが鮮やかです。「ギターを持って、30年ぐらい」だと、経歴も巨匠の域に。石川泉佐野・泉南原水協会長と一緒に、ハイ・ポーズ。熊取町~
泉佐野網の目コースでも大活躍でした。
☆三上 摂さん
歌声に合わせての鉄琴の音が爽快感を与えてくれます。子ども用の鉄琴を見つけて、ボードに貼り付け、自分が演奏しやすいようにセットする場所を研究した三上さんオリジナルの傑作品です。マリンバ演奏者も国民平和大行進では、楽しい鉄琴奏者に変身です。
爆笑呼んだ「大阪版シュプレヒコール」
(最後の部分だけ、参加者はコールする)
○核兵器、無くしてや
○アメリカは核兵器なくす約束守ってや
○橋下さん、むちゃくちゃ言うたら、あかんで
○オスプレイ沖縄でも八尾でも、いらんで
○安倍さん、憲法守ってや
○96条改悪、姑息な手やめてや
大阪の最大の山を越えました!
第2日目の7月1日、曇り空の「国民平和大行進日和」のもと、河内長野市から松原市まで元気に約250名で平和行進が行われました。大阪23コース(網の目行進を含む)の中でも1.2位を争うほどの長い距離のコースで有名。約25キロあります。とりわけ、富田林市役所から羽曳野市役所までは。約2時間半の直線コースで休憩が一度もありません。行進参加者も水分を補給しつつ、甘いものが欲しくなった」と、沿道の「日本一のたい焼き」店に飛び込む1コマも。松原市役所での終結集会で、挨拶に立った全国通し行進者の村田澄男さんは、「いやー、休憩なしの直線の2時間30分は、歩きごたえ十分。大阪での最大の山を越えた」ようです」と挨拶され、爆笑を誘いました。
いつも温和な河南実行委員会の家串省三郎さん(大教組副委員長)が珍しく怒っています。松原市役所での終結集会でのことです。沢井松原市長に、国民平和大行進の大切さと歴史と伝統、また世界大会が大きく世界を動かす大会となっていることなどを市長に伝えました。
また、非核自治体宣言をしいるのは大阪で全自治体44市町村であり、また平和市長会議参加自治体は42自治体となっており、この国民平和大行進へのメッセージをいただいていないのは松原市長さんだけです、と申し入れました。しかし、沢井市長は昨年同様、終始冷たい態度でした。来年も申し入れをがんばります。
各自治体からの市長・議長メッセージをいただいて、行進参加者を大いに励ましてくれています。協賛金も東大阪市長・議長、貝塚市長・議長、岸和田市議長、忠岡町長・議長と増えています。国民平和大行進への信頼があふれており、心より感謝申しあげます。
いますぐの核兵器廃絶が願い!
6月30日、第1日目柏原市~東大阪市コースの集結集会が東大阪市・岩田公園で開かれました。野田東大阪市長、藤木市議会議長からメッセージが紹介され、実行委員会に協賛金が両名から渡されました。
若者への被爆証言を続けておられる東大阪原爆被害者の会・多久忠男会長から行進参加者へ次の連帯の挨拶が送られました。
みなさんのような平和への熱い思いを持たれておられる方に心より感謝し、心強く思っております。1945年の8月6日の広島、16歳で見た光景は、今でも昨日のように鮮明に覚えています。広島第二中学校の学徒動員の場所が違ったのが生死の明暗を分けました。私たちは、三菱造船所に。そして上級生は爆心地に近い建物疎開の作業の命令。翌日から涙を流しながら、太田川に浮かぶ遺体をひっくり返しては、上級生を探す毎日でした。悲惨な広島の街のあの光景は、忘れようとしても忘れることができません。
被爆者の願いは、いますぐにでも核兵器廃絶をしてほしい、が願いです。あの広島・長崎原爆投下から今日まで約2万4000日たちますが、広島の原爆資料館にある核実験から日付のカウントはたったの157日です。北朝鮮の核実験です。一日も早い核兵器廃絶を願っています。
☆水口亜也子さん(かわち野医療生協)
4月のNPT(核不拡散条約)第2回準備委員会スイスに行った報告集会が続いています。
すっかり平和オタクになって忙しいです。
☆内海公仁さん(日本共産党東大阪市会議員)
すごい自転車が登場。自転車につけた音響スピーカーから平和行進が楽しくなる音楽が。市民に訴える演説にこの
スピーカー自転車が威力を発揮。
(大阪平和行進ニュー2号より)
6月30日 柏原から元気に大阪行進開始
6月30日午後、2013年国民平和大行進が奈良から引き継がれ、柏原市の大和川河川敷で出発集会が行われました。5月6日、東京夢の島を出発した東京~広島コースの大阪入りです。
大阪実行委員会を代表して、新婦人府本部・川本会長は、「大阪での署名の数は現在21万5千筆。国民平和大行進世界大会を成功させる上でも大変な時を迎えています」と力強く挨拶。日本共産党の辰巳コータローさんは、「憲法を変え、原発を輸出し、核兵器を容認する自民党政治にノーをつきつけましょう」と訴えました。
中野柏原市長からもメッセージが寄せられ、全国通し行進者の村田澄男さんから、連帯の挨拶がありました。「東京・夢の島を出発して、56日が経ちます。広島まで90日ですから、半分を過ぎたところですが、毎日元気で行進しています。
マラヤ・フアブロスさんは一緒に三重県まで来ましたが、足を痛められドクターストップがかかり、京都で手術を受けることになりました。残念ですが、まだお若いですから再挑戦していただきたい。このように大阪で歓迎していただいて、とても勇気をもらっています。この大阪での8日間、よろしくお願い致します。
ちょっと、タスキが足りません!府内通し行進13名
○麻野京子さん(新婦人藤井寺支部)
○青山一見さん(JMIUダイキン支部)
○浅田健司さん(和泉平和委員会)
○稲内一夫さん(府職労退職者会
○岩田幸雄さん(大阪原水協)
○大島 守さん(大阪平和遺族会)
○北川恒雄さん(大阪安保)
○田中薫さん(堺教組退職者会)
○田村眞理さん(関西共同印刷労組)
○橋本啓修(大阪国公退職者会)
○馬場忠雄さん(大阪国公革新懇)
○堀尾晴真さん(けいはん医療生協)
○南 学さん(火打石友の会)
(大阪平和行進ニュー2号より)
~私たち代表団に面会したときの模様をニュースとして掲載 ~
国連ホームページの「軍縮課アップデート」(軍縮課の最新ニュースが載っている)のページに、アンゲラ・ケイン上級代表が、私たち代表団に面会したときの模様がニュースとして掲載されています。
http://www.un.org/
disarmament/update/
20130426/
代表団の報告集とともに、世界大会に向けて、おおいに宣伝し、活用しましょう!
(日本原水協 朝戸理恵子さんより情報提供がありました)
~府庁への抗議行動、6・9宣伝行動でも抗議の訴え~
日本維新の会の橋下大阪市長と松井大阪府知事は、「八尾空港でオスプレイ訓練をやる」と菅官房長官に申し入れました。
大阪原水協は
6月3日大阪安保などの民主団体と府庁・秘書課へ抗議行動。同時に抗議文を秘書課に送付しました。
6月6日のJR天王寺駅での署名宣伝行動には、急きょ横断幕を作成し、宣伝カーにかかげました。7日には、府庁前の宣伝行動では、今回の暴言に強く抗議しました。
(原水協通信-大阪版832号より転載)
~今年の世界大会パンフ普及ピッチ上昇~
今年の世界大会パンフレットが好評です。『学習するのにピッタリ」といつもの年より普及のピッチが早くなっています。 普及目標は、5000部ですが、今2000部に迫っています。
吹田市職労、大商連、生協労連など注文が続きな話題となっているのがアカデミー賞2度受賞しているオリバー・スト―ン監督の世界大会への参加です。NHKは全日程をフオローする予定で
す。他の朝日、読売、毎日などの取材の申し込みが日本原水協に届いています。また監督と一緒に世界大会に参加するのが、
アメリカン大学教授・ピーター・カズニックさんです。毎年、アメリカン大学の学生と立命館大学の学生と交流を続けてこられた方です。
長崎大会に大阪から400名以上の参加で成功させようと、各団体での取り組みが始まっています。
(原水協通信-大阪版832号より転載)
2013年原水爆禁止国民平和大行進
~東京―広島コース~
国民平和大行進中央実行委員会と東京実行委員会は、江東区夢の島・第五福竜丸展示館前にて平和行進出発集会を開催し、900 名が参加しました。
出発集会では、財団法人第五福竜丸平和協会理事長の川崎昭一郎さん、日本被
団協事務局次長の中村雄子さん、日本山妙法寺の木津博充上人、日本青年団協議会常任理事の廣瀬純子さんが連帯あいさつをおこないました。通し行進者のマラヤ・ファブロスさん、村田澄男さん、五十嵐成臣さん、竹田昭彦さんが決意表明をおこないました。
また、ウィーンで開かれているNPT再検討会議準備委員会へ、代表団の一員として派遣された岡﨑加奈子さん(自治労連中央執行委員・青年部書記長)が、276 万余筆の「核兵器全面禁止のアピール」署名が準備委員会議長へ提出されたこと、欧州国連本部やジュネーブ大学で行った原爆展が成功を収め、署名が300 筆以上集まったことが報告されました。
その後の行進には昨年を大きく上回る1200 人が参加し、汗ばむ陽気の中を元気いっぱい行進。新しくつくられ、メーデーでも好評だった「いいね!」コール(下写真)や、「今でしょ!」コールが参加者を元気づけ、沿道からも注目を浴びていました。
フィリピンから参加の東京―広島コースの通し行進者であるマラヤ・ファブロスさんは、決意表明の冒頭を日本語でおこない、早速参加者からの大きな注目を集めていました。行進の途中、行進の各隊列を訪れ、参加者と楽しく交流。一般メディアからのインタビューも受けていました。
マラヤさんの行進の様子は、ブログで全世界に向けて発信されます。URL は
http://heiwakoshindesu.wordpress.com/ です。「海外にいて参加できない人にも平和行進の魅力や核兵器のない世界へのメッセージを伝えるのが私の役目です」と行進冒頭の交流タイムでマラヤさんは述べていました。
沿道の反応髙く
昨年に引き続き、今回の行進では、若者を中心に約10 名が、沿道のみなさんに「核兵器のない世界今でしょ!」チラシと「核兵器なくそう青年実行委員会Ring Link Zero!」が作成したうちわを配布しました。受け取りはとてもよく、受け取ったうちわを振って、行進を激励して下さる姿も見られました。
チラシとうちわを渡す際に「広島まで核兵器廃絶を訴えて歩きます」と声をかけると、「えーっ、そうなんですか。がんばってください」と対話がはずみました。
行進と同時並行して東陽町交差点と有楽町マリオン前でおこなわれた署名行動には、のべ18 人が参加し、あわせて28 筆の署名と1000 円のカンパが寄せられました。
大阪100万署名推進委員会~取り組みピッチあがる~
昨年10月に発足した「大阪100万署名推進委員会」の活動がピッチがあがっています。ポスターと署名用紙が作成され、各
団体への発送が続いています。NPTジュネーブ会議代表団派遣まで30万の署名を集めようと、今取り組まれています。
■論議が続いたポスター
「大阪100万署名推進委員会」の具体的な活動計画をすすめているのが「事務局会議」です。4月11日で第6回目を迎えようとしています。このポスターの原案を3回論議して常任理事会に提案し、承認されました。
論議されたのは「色が大阪的でない」「国連と大阪がピッタンコしてない」など、議論百出。できあがったポスターは好評で、北区原水協からは「評判がいいのか、このポスターよくとられます」と連絡があり、新たに20枚持っていかれました。
最初に印刷したのは1500枚。各団体からの申し込みがあり、2500枚追加注文しており、日本原水協代表理事・高草木博さん、日本被団協・田中照巳さん、国連軍縮上級代表・アンゲラケインさんの笑顔が好評です。
■署名用紙も印刷フル回転
2015年NPT核不拡散再検討会議までに大阪から100万の署名をニューヨーク国連本部に持ってい
くのが目標です。この目標に見合った署名用紙が各団体で準備されようとしています。新婦人3万枚、大阪自治労連2万枚、大阪民医連4万枚、日本共産党2万枚、大教組8千枚、大阪国公3千枚など発送済みです。
現在の(4月3日集約)署名数は約18万。ジュネーブ代表団出発日まで、なんとしても20万にして、提出できるように奮闘しましょう。
(日本原水協通信830号大阪版(4月6日)より転載)
大阪から40人が参加
~小松事務局長が全体集会で発言~
2013年3・1ビキニデー集会が2月28日~3月1日静岡県で開催され全国から1,700人が参加しました。28日の全体集会では日本原水協の安井正和事務局長が基調報告に立ち、「日本政府が今なすべきことは、憲法9条と非核3原則を持つ被爆国として核兵器全面禁止を積極的に提唱し、被爆国にふさわしい役割を果たすこと」と指摘。そのためにも核兵器廃絶の圧倒的な世論を築きましょうと呼びかけました。
続いての海外代表や全国各地の取り組みの経験や教訓の報告では、大阪原水協から小松正明事務局長が40人の大阪代表団とともに登壇(写真)し、「大阪100万署名推進委員会」の取り組みを報告しました。壇上から100万署名推進委員会の出来上がったばかりのポスターを披露すると会場から「ウオー」と歓声が上がりました。発言の最後で「大阪で府民の良心である100万署名を集めることは、橋下『維新の会』が狙う核兵器容認、憲法改悪、平和施設への破壊攻撃、市民病院廃止や地下鉄民営化などファシズムと市民いじめから、大阪での平和と民主主義を守るものだと確信しています」と述べると大きな共感の拍手が起こりました。
この集会成功を契機に100万署名の推進、国民平和大行進、原水爆禁止世界大会にむけて大きな一歩を踏み出しましょう。
(被災59年 2013年3・1ビキニデー集会アピール ワード文書)
《北朝鮮の核実験強行に対する抗議・申入れ書》
2013年2月12日
内閣総理大臣 崔 永林 様
理事長 岩田幸雄
核実験強行に抗議し、核兵器のない世界を達成する誠実な努力を求める申し入れ書
2月12日のマスコミ各社の報道によれば、貴国が本日3回目の核実験を実施した可能性が高いとされています。加えて短距離ミサイルの発射実験も行ったとの報道もあります。
私たちは核兵器の全面禁止を求める団体として今回の暴挙に強く抗議します。
私たちは貴国政府が一切の核実験、核開発計画を放棄するよう求めるものです。また貴国も昨年の第67回国連総会において、マレーシア政府提案の核兵器禁止条約の交渉開始を求める決議に賛成しておられることに留意され、外交を通じた問題の平和解決、6ヶ国協議の再開に努力されることを求めます。
(右上は、北朝鮮の核実験強行への抗議ビラー大阪版 PDF ワード)
(右段に、3月の「6・9」行動ビラ版下大阪版を掲載しています。ご活用下さい)
原爆症認定訴訟裁判が結審
判決日は8月2日(金)決定
《第2民事部原爆症認定裁判は原告和田さんの弁論で結審》
2月8日午後1時30分から大阪地裁202号法廷で開かれた2010年~11年提訴の第2民事部原爆症認定裁判は原告和田さんの弁論で結審。
判決日は8月2日(金)午前11時~202号法廷と決まりました。
この他第2民事部、第7民事部に係属されている訴訟もこれから山場を迎えます。
引き続き裁判傍聴・署名運動等のご支援をお願いします。
次回の2011年~12年提訴の裁判日程は4月24日(水)午前11時~202号法廷です。
(上記の集会写真は、裁判後の報告集会の様子)
「2月に私たちががんばることは、今取り組んでいますアピール署名はもちろんですが、原水爆禁止運動の原点とも言われる3・1ビキニデー集会が開かれます。大阪から50人以上の参加で成功させましょう」と、岩田理事長から力強く訴えられました。
2月6日、「大阪100万署名推進委員会」の第3回署名宣伝行動が、JR天王寺駅で行われました。この署名行動には、大阪労連、新婦人、民青、非核の会平和委員会、原水協、退職教職員の会から13名が参加し、43筆の署名と千円のカンパが寄せられました。千円のカンパを寄せてくれた30歳代のサラリーマン風の男性は、署名をしてから、また戻ってこられてカンパを。通学途中の高校生もにぎやかに集団で交互に署名しあい、笑顔をふりまいていました。次回の署名宣伝行動は、3月6日午後5時、JR天王寺駅前となっています。
(「3.1ビキニデー」のページをご覧ください)
☆新婦人署名用紙3万枚を準備完了!
大阪100万署名推進委員会の活動のピッチが上げられています。新婦人大阪府本部は、12年 年末までに5万筆の署名目標をたて奮闘し、1月にその目標を達成しました。2015年NPT再検討会議までに、15万筆の署名を国連に持っていこうと、張り切っています。この15万筆の目標をや るため、3万枚の署名用紙が用意されました。推進委員会に要請し、「新日本婦人の会大阪府本部」の名前が入った署名用紙です。今後の取り組みが期待されています。
*推進委員会に名前入りの署名用紙をお申込みください。団体、地域ごとでの署名用紙代は推進委員会が責任で 現在の署名到達数(1月31日現在)14万5452筆
広島、長崎への原爆投下に続いて、1954年3月1日太平洋ビキニ環礁での水爆実験は、人類の破滅をもたらすものとして世界中を震撼させ、「第五福竜丸」乗組員などの被災者を切り捨てる日米政府に対する怒りが原水爆禁止署名運動となって全国に広がりました。それが翌1955年8月の第一回原水爆禁止世界大会に結実し、今日まで連綿と受け継がれ発展してきています。3.1ビキニは、原水爆禁止運動の原点であり、核兵器が全面的に禁止・廃絶されるまで終わることはありません。
昨年末に誕生した安倍自公政権の下で、原発再稼働、日米軍事同盟強化、「非核三原則」の見直しや核武装論、憲法改悪までも狙うような国づくりの方向が急速に強まってきています。また「核抑止力」に依存して「核軍縮の人道的側面」についての34ヵ国「共同声明」への署名を日本政府が拒否したことには内外から失望と批判が強まっています。
いっぽう国際政治の舞台では、2010年のNPT再検討会議を踏まえ、非同盟諸国や新アジェンダ連合など核兵器禁止条約の交渉開始を求める世論は着実に前進してきています。
こんな激動の時だからこそ、いま私たち核兵器全面禁止を求める「草の根」の運動は、前進する国際的な流れを加速させ、核保有国を圧倒的世論で包囲して核兵器全面禁止の交渉テーブルにつけさせること。そして日本政府に対しても平和への逆行を許さず、憲法9条と「非核三原則」の輝く日本にかえる運動をリードする。という二重の重要な役割を担っています。
私たち「草の根」の最大の武器は、国民一人ひとりの意思を結集する署名であり、その数の力です。今年の3・1ビキニデーに一人でも多くの仲間が参加し、これを契機に「核兵器全面禁止のアピール署名」の飛躍をはかりましょう。
今年4月のジュネーブでの2015年NPT再検討会議・第二回準備委員会に派遣する大阪原水協小松事務局長らに多くの署名を託せるように取り組みの飛躍を心から訴えるものです。
日本原水協近畿ブロック主催の2013年関西原水協学校が1月26日~27日に東大阪市の「ホテルセイリュウ」で開かれ、近畿6府県から83人が参加(うち大阪原水協からの参加者は37名)。3・1ビキニデーの取り組みをはじめ「核兵器全面禁止のアピール」署名の推進について学習と交流を深めました。
岩田幸雄大阪原水協理事長の開校挨拶ののち、第一講座は川田忠明日本平和委員会常任理事が「核兵器のない世界へどう前進するか」と題して国連や国内外の動静ついて講義。
第二講座は伊藤直子日本原水協専門委員が「被爆者運動と原爆症認定訴訟」と題して被爆者との援護連帯の重要性について講義。第三講座では安井正和日本原水協事務局長が「2013年原水爆禁止運動の展望と課題」と題して、憲法9条と非核三原則を輝かせ核兵器廃絶の先頭に立つ日本にむけ、いかに草の根から運動を広げていくか全国各地の経験と教訓について講義がありました。
活動交流会では北田初江新婦人大阪府本部副会長が、昨年末目標5万筆を少し遅れたが新春宣伝で達成したと報告。会場から共感の拍手が起こりました。
一日目の講義終了後夕食交流会が開かれ、2013年の展望を大いに語り合いました。
現在右欄のように「3・1ビキニデー大阪代表団」の登録受付を2月22日まで行っていますので各団体・個人の参加取り組みを宜しくお願いします。
(日本原水協活動交流ニュース89号(1月30日)より一部転載)
26日18:10~NHK総合で放送決定
1月26日(土)18時10分~18時42分放映
◆NHKニュースで取り上げられた日本原水協のマーシャル諸島のロンゲラップ島民支援代表団の活動がNHK総合の番組、「海外ネットワーク」で放映されます。
番組ホームページ:http://www.nhk.or.jp/worldnet/
(NHKホームページでご確認下さい)
2013年新春ごあいさつ
昨年の皆様方のご協力、ご支援に対し心から感謝し、お礼申し上げます。
昨年12月の総選挙では自民党が大勝し、「核兵器廃絶、原発即時ゼロ、憲法擁護」を主張する党派が後退するという残念な結果となりました。また軽視できないのは極端な新自由主義競争と排外主義、改憲をもくろむ「維新の会」など右派勢力の台頭です。
しかし、自民党や右派勢力が改憲や核兵器に固執し、日米軍事同盟強化路線を強行すれば、それは多くの国民の願いに背いて国内外からの反撃を招くことは必至です。
この厳しい情勢だからこそ、私たち「草の根の活動」が元気な姿で存在感をアピールし、「核兵器なくせ」「憲法守れ」の声をひろげて、平和を願う国民多数の期待にこたえましょう。
昨年スタートした核兵器全面禁止アピール署名の「大阪100万署名推進委員会」を軸に署名運動の飛躍をはかりましょう。4月のジュネーブでの第二回NPT準備委員会には大阪からも青年らの代表派遣を行います。また7月には「国民平和大行進」と並行して参議院選挙も行われます。「原発なくせ」の運動との連携を強め、安全な社会を実現しましょう。
2013年原水爆禁止長崎大会の成功などの節目を大切にして、大阪原水協の組織と運動の確立・強化を図る決意です。
今年も互いに健康に留意し、決意もあらたに平和な日本と世界の実現にむけて共に力をあわせましょう。
米国が5日、ネバダ州内で
臨界前核実験を強行したことに強く抗議します
抗 議 文
貴国政府が5日、ネバダ州内で臨界前核実験を強行したことに強く抗議します。核兵器の実験は爆発を伴うものであれ、伴わないものであれ、包括的核実験禁止条約(CTBT)の精神にも、2010年5月、核不拡散条約再検討会議が合意した「核兵器のない世界の平和と安全を達成する」との合意にも逆行するものです。
米国政府は、核不拡散を呼びかけていますが、他の国には核兵器の放棄を迫りながら、みずからは核実験を継続するその姿勢は、到底、世界の世論を納得させるものではありません。
私たちは、広島・長崎の被爆者をはじめ、唯一の被爆国、日本国民の運動として、あなたがいっさいの核実験の計画を廃棄し、核兵器全面禁止、核兵器のない世界の実現のために誠実に努力することを強く求めるものです。
日本原水協は、上記の抗議文を駐日アメリカ大使館政治部に送付しました。
各団体から抗議文を集中してください。抗議先は、駐日アメリカ大使館政治部で
FAX番号は、03-3224-5290です。
同文書ワード文書を参考に掲載しておきます。(ワード抗議文書)
~私たち代表団に面会したときの模様をニュースとして掲載 ~
国連ホームページの「軍縮課アップデート」(軍縮課の最新ニュースが載っている)のページに、アンゲラ・ケイン上級代表が、私たち代表団に面会したときの模様がニュースとして掲載されています。
http://www.un.org/
disarmament/update/
20130426/
代表団の報告集とともに、世界大会に向けて、おおいに宣伝し、活用しましょう!
(日本原水協 朝戸理恵子さんより情報提供がありました)
~府庁への抗議行動、6・9宣伝行動でも抗議の訴え~
日本維新の会の橋下大阪市長と松井大阪府知事は、「八尾空港でオスプレイ訓練をやる」と菅官房長官に申し入れました。
大阪原水協は
6月3日大阪安保などの民主団体と府庁・秘書課へ抗議行動。同時に抗議文を秘書課に送付しました。
6月6日のJR天王寺駅での署名宣伝行動には、急きょ横断幕を作成し、宣伝カーにかかげました。7日には、府庁前の宣伝行動では、今回の暴言に強く抗議しました。
(原水協通信-大阪版832号より転載)
~今年の世界大会パンフ普及ピッチ上昇~
今年の世界大会パンフレットが好評です。『学習するのにピッタリ」といつもの年より普及のピッチが早くなっています。 普及目標は、5000部ですが、今2000部に迫っています。
吹田市職労、大商連、生協労連など注文が続きな話題となっているのがアカデミー賞2度受賞しているオリバー・スト―ン監督の世界大会への参加です。NHKは全日程をフオローする予定で
す。他の朝日、読売、毎日などの取材の申し込みが日本原水協に届いています。また監督と一緒に世界大会に参加するのが、
アメリカン大学教授・ピーター・カズニックさんです。毎年、アメリカン大学の学生と立命館大学の学生と交流を続けてこられた方です。
長崎大会に大阪から400名以上の参加で成功させようと、各団体での取り組みが始まっています。
(原水協通信-大阪版832号より転載)
2013年原水爆禁止国民平和大行進
~東京―広島コース~
国民平和大行進中央実行委員会と東京実行委員会は、江東区夢の島・第五福竜丸展示館前にて平和行進出発集会を開催し、900 名が参加しました。
出発集会では、財団法人第五福竜丸平和協会理事長の川崎昭一郎さん、日本被
団協事務局次長の中村雄子さん、日本山妙法寺の木津博充上人、日本青年団協議会常任理事の廣瀬純子さんが連帯あいさつをおこないました。通し行進者のマラヤ・ファブロスさん、村田澄男さん、五十嵐成臣さん、竹田昭彦さんが決意表明をおこないました。
また、ウィーンで開かれているNPT再検討会議準備委員会へ、代表団の一員として派遣された岡﨑加奈子さん(自治労連中央執行委員・青年部書記長)が、276 万余筆の「核兵器全面禁止のアピール」署名が準備委員会議長へ提出されたこと、欧州国連本部やジュネーブ大学で行った原爆展が成功を収め、署名が300 筆以上集まったことが報告されました。
その後の行進には昨年を大きく上回る1200 人が参加し、汗ばむ陽気の中を元気いっぱい行進。新しくつくられ、メーデーでも好評だった「いいね!」コール(下写真)や、「今でしょ!」コールが参加者を元気づけ、沿道からも注目を浴びていました。
フィリピンから参加の東京―広島コースの通し行進者であるマラヤ・ファブロスさんは、決意表明の冒頭を日本語でおこない、早速参加者からの大きな注目を集めていました。行進の途中、行進の各隊列を訪れ、参加者と楽しく交流。一般メディアからのインタビューも受けていました。
マラヤさんの行進の様子は、ブログで全世界に向けて発信されます。URL は
http://heiwakoshindesu.wordpress.com/ です。「海外にいて参加できない人にも平和行進の魅力や核兵器のない世界へのメッセージを伝えるのが私の役目です」と行進冒頭の交流タイムでマラヤさんは述べていました。
沿道の反応髙く
昨年に引き続き、今回の行進では、若者を中心に約10 名が、沿道のみなさんに「核兵器のない世界今でしょ!」チラシと「核兵器なくそう青年実行委員会Ring Link Zero!」が作成したうちわを配布しました。受け取りはとてもよく、受け取ったうちわを振って、行進を激励して下さる姿も見られました。
チラシとうちわを渡す際に「広島まで核兵器廃絶を訴えて歩きます」と声をかけると、「えーっ、そうなんですか。がんばってください」と対話がはずみました。
行進と同時並行して東陽町交差点と有楽町マリオン前でおこなわれた署名行動には、のべ18 人が参加し、あわせて28 筆の署名と1000 円のカンパが寄せられました。
大阪100万署名推進委員会~取り組みピッチあがる~
昨年10月に発足した「大阪100万署名推進委員会」の活動がピッチがあがっています。ポスターと署名用紙が作成され、各
団体への発送が続いています。NPTジュネーブ会議代表団派遣まで30万の署名を集めようと、今取り組まれています。
■論議が続いたポスター
「大阪100万署名推進委員会」の具体的な活動計画をすすめているのが「事務局会議」です。4月11日で第6回目を迎えようとしています。このポスターの原案を3回論議して常任理事会に提案し、承認されました。
論議されたのは「色が大阪的でない」「国連と大阪がピッタンコしてない」など、議論百出。できあがったポスターは好評で、北区原水協からは「評判がいいのか、このポスターよくとられます」と連絡があり、新たに20枚持っていかれました。
最初に印刷したのは1500枚。各団体からの申し込みがあり、2500枚追加注文しており、日本原水協代表理事・高草木博さん、日本被団協・田中照巳さん、国連軍縮上級代表・アンゲラケインさんの笑顔が好評です。
■署名用紙も印刷フル回転
2015年NPT核不拡散再検討会議までに大阪から100万の署名をニューヨーク国連本部に持ってい
くのが目標です。この目標に見合った署名用紙が各団体で準備されようとしています。新婦人3万枚、大阪自治労連2万枚、大阪民医連4万枚、日本共産党2万枚、大教組8千枚、大阪国公3千枚など発送済みです。
現在の(4月3日集約)署名数は約18万。ジュネーブ代表団出発日まで、なんとしても20万にして、提出できるように奮闘しましょう。
(日本原水協通信830号大阪版(4月6日)より転載)
大阪から40人が参加
~小松事務局長が全体集会で発言~
2013年3・1ビキニデー集会が2月28日~3月1日静岡県で開催され全国から1,700人が参加しました。28日の全体集会では日本原水協の安井正和事務局長が基調報告に立ち、「日本政府が今なすべきことは、憲法9条と非核3原則を持つ被爆国として核兵器全面禁止を積極的に提唱し、被爆国にふさわしい役割を果たすこと」と指摘。そのためにも核兵器廃絶の圧倒的な世論を築きましょうと呼びかけました。
続いての海外代表や全国各地の取り組みの経験や教訓の報告では、大阪原水協から小松正明事務局長が40人の大阪代表団とともに登壇(写真)し、「大阪100万署名推進委員会」の取り組みを報告しました。壇上から100万署名推進委員会の出来上がったばかりのポスターを披露すると会場から「ウオー」と歓声が上がりました。発言の最後で「大阪で府民の良心である100万署名を集めることは、橋下『維新の会』が狙う核兵器容認、憲法改悪、平和施設への破壊攻撃、市民病院廃止や地下鉄民営化などファシズムと市民いじめから、大阪での平和と民主主義を守るものだと確信しています」と述べると大きな共感の拍手が起こりました。
この集会成功を契機に100万署名の推進、国民平和大行進、原水爆禁止世界大会にむけて大きな一歩を踏み出しましょう。
(被災59年 2013年3・1ビキニデー集会アピール ワード文書)
《北朝鮮の核実験強行に対する抗議・申入れ書》
2013年2月12日
内閣総理大臣 崔 永林 様
理事長 岩田幸雄
核実験強行に抗議し、核兵器のない世界を達成する誠実な努力を求める申し入れ書
2月12日のマスコミ各社の報道によれば、貴国が本日3回目の核実験を実施した可能性が高いとされています。加えて短距離ミサイルの発射実験も行ったとの報道もあります。
私たちは核兵器の全面禁止を求める団体として今回の暴挙に強く抗議します。
私たちは貴国政府が一切の核実験、核開発計画を放棄するよう求めるものです。また貴国も昨年の第67回国連総会において、マレーシア政府提案の核兵器禁止条約の交渉開始を求める決議に賛成しておられることに留意され、外交を通じた問題の平和解決、6ヶ国協議の再開に努力されることを求めます。
(右上は、北朝鮮の核実験強行への抗議ビラー大阪版 PDF ワード)
(右段に、3月の「6・9」行動ビラ版下大阪版を掲載しています。ご活用下さい)
原爆症認定訴訟裁判が結審
判決日は8月2日(金)決定
《第2民事部原爆症認定裁判は原告和田さんの弁論で結審》
2月8日午後1時30分から大阪地裁202号法廷で開かれた2010年~11年提訴の第2民事部原爆症認定裁判は原告和田さんの弁論で結審。
判決日は8月2日(金)午前11時~202号法廷と決まりました。
この他第2民事部、第7民事部に係属されている訴訟もこれから山場を迎えます。
引き続き裁判傍聴・署名運動等のご支援をお願いします。
次回の2011年~12年提訴の裁判日程は4月24日(水)午前11時~202号法廷です。
(上記の集会写真は、裁判後の報告集会の様子)
「2月に私たちががんばることは、今取り組んでいますアピール署名はもちろんですが、原水爆禁止運動の原点とも言われる3・1ビキニデー集会が開かれます。大阪から50人以上の参加で成功させましょう」と、岩田理事長から力強く訴えられました。
2月6日、「大阪100万署名推進委員会」の第3回署名宣伝行動が、JR天王寺駅で行われました。この署名行動には、大阪労連、新婦人、民青、非核の会平和委員会、原水協、退職教職員の会から13名が参加し、43筆の署名と千円のカンパが寄せられました。千円のカンパを寄せてくれた30歳代のサラリーマン風の男性は、署名をしてから、また戻ってこられてカンパを。通学途中の高校生もにぎやかに集団で交互に署名しあい、笑顔をふりまいていました。次回の署名宣伝行動は、3月6日午後5時、JR天王寺駅前となっています。
(「3.1ビキニデー」のページをご覧ください)
☆新婦人署名用紙3万枚を準備完了!
大阪100万署名推進委員会の活動のピッチが上げられています。新婦人大阪府本部は、12年 年末までに5万筆の署名目標をたて奮闘し、1月にその目標を達成しました。2015年NPT再検討会議までに、15万筆の署名を国連に持っていこうと、張り切っています。この15万筆の目標をや るため、3万枚の署名用紙が用意されました。推進委員会に要請し、「新日本婦人の会大阪府本部」の名前が入った署名用紙です。今後の取り組みが期待されています。
*推進委員会に名前入りの署名用紙をお申込みください。団体、地域ごとでの署名用紙代は推進委員会が責任で 現在の署名到達数(1月31日現在)14万5452筆
広島、長崎への原爆投下に続いて、1954年3月1日太平洋ビキニ環礁での水爆実験は、人類の破滅をもたらすものとして世界中を震撼させ、「第五福竜丸」乗組員などの被災者を切り捨てる日米政府に対する怒りが原水爆禁止署名運動となって全国に広がりました。それが翌1955年8月の第一回原水爆禁止世界大会に結実し、今日まで連綿と受け継がれ発展してきています。3.1ビキニは、原水爆禁止運動の原点であり、核兵器が全面的に禁止・廃絶されるまで終わることはありません。
昨年末に誕生した安倍自公政権の下で、原発再稼働、日米軍事同盟強化、「非核三原則」の見直しや核武装論、憲法改悪までも狙うような国づくりの方向が急速に強まってきています。また「核抑止力」に依存して「核軍縮の人道的側面」についての34ヵ国「共同声明」への署名を日本政府が拒否したことには内外から失望と批判が強まっています。
いっぽう国際政治の舞台では、2010年のNPT再検討会議を踏まえ、非同盟諸国や新アジェンダ連合など核兵器禁止条約の交渉開始を求める世論は着実に前進してきています。
こんな激動の時だからこそ、いま私たち核兵器全面禁止を求める「草の根」の運動は、前進する国際的な流れを加速させ、核保有国を圧倒的世論で包囲して核兵器全面禁止の交渉テーブルにつけさせること。そして日本政府に対しても平和への逆行を許さず、憲法9条と「非核三原則」の輝く日本にかえる運動をリードする。という二重の重要な役割を担っています。
私たち「草の根」の最大の武器は、国民一人ひとりの意思を結集する署名であり、その数の力です。今年の3・1ビキニデーに一人でも多くの仲間が参加し、これを契機に「核兵器全面禁止のアピール署名」の飛躍をはかりましょう。
今年4月のジュネーブでの2015年NPT再検討会議・第二回準備委員会に派遣する大阪原水協小松事務局長らに多くの署名を託せるように取り組みの飛躍を心から訴えるものです。
日本原水協近畿ブロック主催の2013年関西原水協学校が1月26日~27日に東大阪市の「ホテルセイリュウ」で開かれ、近畿6府県から83人が参加(うち大阪原水協からの参加者は37名)。3・1ビキニデーの取り組みをはじめ「核兵器全面禁止のアピール」署名の推進について学習と交流を深めました。
岩田幸雄大阪原水協理事長の開校挨拶ののち、第一講座は川田忠明日本平和委員会常任理事が「核兵器のない世界へどう前進するか」と題して国連や国内外の動静ついて講義。
第二講座は伊藤直子日本原水協専門委員が「被爆者運動と原爆症認定訴訟」と題して被爆者との援護連帯の重要性について講義。第三講座では安井正和日本原水協事務局長が「2013年原水爆禁止運動の展望と課題」と題して、憲法9条と非核三原則を輝かせ核兵器廃絶の先頭に立つ日本にむけ、いかに草の根から運動を広げていくか全国各地の経験と教訓について講義がありました。
活動交流会では北田初江新婦人大阪府本部副会長が、昨年末目標5万筆を少し遅れたが新春宣伝で達成したと報告。会場から共感の拍手が起こりました。
一日目の講義終了後夕食交流会が開かれ、2013年の展望を大いに語り合いました。
現在右欄のように「3・1ビキニデー大阪代表団」の登録受付を2月22日まで行っていますので各団体・個人の参加取り組みを宜しくお願いします。
(日本原水協活動交流ニュース89号(1月30日)より一部転載)
26日18:10~NHK総合で放送決定
1月26日(土)18時10分~18時42分放映
◆NHKニュースで取り上げられた日本原水協のマーシャル諸島のロンゲラップ島民支援代表団の活動がNHK総合の番組、「海外ネットワーク」で放映されます。
番組ホームページ:http://www.nhk.or.jp/worldnet/
(NHKホームページでご確認下さい)
2013年新春ごあいさつ
昨年の皆様方のご協力、ご支援に対し心から感謝し、お礼申し上げます。
昨年12月の総選挙では自民党が大勝し、「核兵器廃絶、原発即時ゼロ、憲法擁護」を主張する党派が後退するという残念な結果となりました。また軽視できないのは極端な新自由主義競争と排外主義、改憲をもくろむ「維新の会」など右派勢力の台頭です。
しかし、自民党や右派勢力が改憲や核兵器に固執し、日米軍事同盟強化路線を強行すれば、それは多くの国民の願いに背いて国内外からの反撃を招くことは必至です。
この厳しい情勢だからこそ、私たち「草の根の活動」が元気な姿で存在感をアピールし、「核兵器なくせ」「憲法守れ」の声をひろげて、平和を願う国民多数の期待にこたえましょう。
昨年スタートした核兵器全面禁止アピール署名の「大阪100万署名推進委員会」を軸に署名運動の飛躍をはかりましょう。4月のジュネーブでの第二回NPT準備委員会には大阪からも青年らの代表派遣を行います。また7月には「国民平和大行進」と並行して参議院選挙も行われます。「原発なくせ」の運動との連携を強め、安全な社会を実現しましょう。
2013年原水爆禁止長崎大会の成功などの節目を大切にして、大阪原水協の組織と運動の確立・強化を図る決意です。
今年も互いに健康に留意し、決意もあらたに平和な日本と世界の実現にむけて共に力をあわせましょう。
2012年10月21日(水)№1
高校生「私も賛成です!」
「みなさん、この大阪から100万の署名を集めて、核兵器禁止条約を結ぼうとしている国連に届けましょう」の川辺大阪労連議長の訴えがJR天王寺駅前に響きわたりました。11月6日5時、「大阪100万署名推進委員会」結成後の第1回署名宣伝行動が行われました。参加した大阪労連、非核大阪の会、新婦人生協労連、日本共産党、民医連大阪原水協の弁士から、「核兵器全面禁止のアピール」署名の
重要性が訴えられました。
夕方の帰宅帰りの方が多く、積極的に署名に応じてくれる方や弁士の訴えに耳を傾ける方など大阪労連の宣伝カーの周りには、ごった返すほどの大盛況でした。クラブ活動の帰りだという女子高校生5人が笑顔いっぱいで署名に応えてくれ、「中学校の時、長崎に修学旅行で行ってきました。核兵器なくすのは私、賛成です」とペンを走らせてくれました。これを見ていた他の友人も「私たちも賛成だから、署名します」と、署名に続いてくれました。午後6時までの1時間の署名宣伝行動で86筆の署名が寄せられました。参加した新婦人の仲間から、「今日は私たちも気合いが入っていたのか、とてもいい手ごたえでした」の感想が寄せられました。次回の12月6日も奮闘しようと、初
めての署名宣伝行動を終えました。
石原慎太郎・日本維新の会代表の
核兵器保有を推進する暴論に抗議
代表 石原慎太郎 殿
理事長 岩田 幸雄
抗 議 文
貴殿は、11月20日、東京都内の日本外国特派員協会で講演し、「日本は核兵器に関するシミュレーションぐらいやったらいい。これが一つの(核)抑止力になるだろう。(核を)持つ、持たないかは先の話だ」と述べた。さらに「世界で核(兵器)を保有していない国の発言力は外交的に圧倒的に弱いじゃないか。北朝鮮は核を保有するから存在感がある」と発言した。
これらの核実験と核兵器保有を正当化する発言は、被爆国日本の政治家とは思えない不見識と非常識さを露呈しているものであり、私たちは極めて重大な発言として捉え、断固抗議し、発言の撤回を求めるものである。
広島、長崎へのアメリカの原爆投下67年を迎え、1945年末までに21万人の原爆死没者があり、毎年原爆慰霊碑の名簿には新たに5千人以上の方が名を連ね、現在も全国で22万人の被爆者の方が原爆の放射線起因による原爆症のさまざまな疾病に苦しんでいる現状がある。ご高齢にもかかわらず、この原爆症認定にかかわる訴訟に全国各地で立ち上がっておられる。被爆者の願いはただ一つ、「核兵器は、私たちが生きている間になくしてほしい」である。
国連の1946年第1号決議は、「原子兵器の禁止」であり、現在も人類の悲願で、毎年のように非同盟諸国を中心にして、「核兵器の廃絶」決議が圧倒的賛成で可決され、具体的に「核兵器禁止条約の早期交渉」が論議されているのが今年の国連第一委員会、国連総会の現在である。
貴殿の発言は、被爆国日本の国民の願いや国連を舞台にしての各国の努力である「人類の英知」を否定し、「力の論理」で世界破滅に通じる核実験と核保有を推進する暴論に断固抗議し、再度発言の撤回を求めるものである。
橋下大阪市長の核兵器持込容認発言に抗議
理事長 岩田 幸雄
抗 議 文
貴職は、11月10日、遊説先の広島で、非核三原則に言及して。「アメリカの核に守られている以上、そういうこと(持ち込み)もあり得るのではないか。本当に持ち込ませる必要があるなら、国民に問うて理解を求めていきたい」「米軍の第7艦隊が核を持っていないなんてありえない」などと述べたと報道されています。また核兵器廃絶について、「現実は無理ですよ。今の国際政治で、日本はちょっと平和ボケしすぎている。核廃絶を日本がやると言ったって、誰ができるのか」と、実現できないと強調されました。
橋下市長、あなたは世界遺産にもなった原爆ドームの前に立たれたことがありますか。8月6日、犠牲者の遺体で水面が見えないほどになった元安川のほとりにたつ広島高女や広島二中の碑の前に立たれたことがありますか。たった
一発の原子爆弾が阿鼻叫喚の地獄絵図の広島があったことをご存じですか。この人類の「平和の聖地」である広島で、広島を数万回再現できる現在の核兵器を容認する態度に、万感の怒りを持って抗議するものです。今も全国22万人の被爆者は放射線が起因するガンや心筋梗塞など日々たたかっておられます。
また、現在核兵器廃絶をめざす「核兵器禁止条約の早期交渉」を望む決議が毎年のように提案され採択されています。原爆投下から67年かけて、世界の真の平和を願う大きな声が非同盟諸国を中心になって、大きな国際世論の潮流を創り出しています。その潮流をさらに大きくするために、今年もオーストリア・ウイーンで開催された2015年NPT核不拡散条約再検討会議に向けた第1回準備委員会に大阪から代表が参加しているのです。
橋下市長、あなたの非常識さと不見識に心より抗議します。大阪での「独裁政治」を自慢する貴方に、高尚な原水爆禁止運動を輸説するのは難しいと判断しますが、私たちは広島での発言に改めて抗議するとともに、発言の撤回を求めるものです。
草の根の署名運動をひろげ、
核兵器のない世界を実現しよう!
大阪100万筆達成をよびかけます~
平和を愛する仲間のみなさん
広島、長崎への原爆投下から67年を経た今もなお、約2万発の核兵器が人類の生存を脅かし続けている中で、全世界の人々が「核兵器のない世界」の実現のために力を合わせ、また福島原発事故の被災者をふくむ全ての核被害者とも連帯した運動がひろがり、更に核兵器と表裏の関係で開発されてきた原子力発電所についても、原発ゼロを求める行動は国政を揺り動かすまでに発展しています。
こうした運動の一環として、2011年から取組まれているのが「核兵器全面禁止のアピール署名」運動です。この署名は、2010年の核不拡散条約(NPT)再検討会議で、加盟189カ国全てが「核兵器のない世界の平和と安全を達成する」ことに合意したことの実行を求めるものであり、すでに全国で210万筆、大阪では11万余筆が集約され、国連に届けられています。
この署名は、核兵器禁止条約締結の交渉にむけて2015年のNPT再検討会議が実りある成果をあげるよう、国際政治の進展を草の根からリードするうえで極めて重要な意義をもつものであり、私たちの役割発揮が期待されています。
2015年のNPT再検討会議にむけては、すでに第1回準備会が今年4月にウイーンで開催され、そこでも世界の圧倒的多数が加盟する非同盟運動や新アジェンダ連合などが、核兵器による威嚇・使用は人類全体に対する犯罪だとして、核保有国の「核抑止力」を厳しく批判しています。
国連加盟国の7割が核兵器禁止条約の即時交渉開始を支持し、世界の平和NGOも一致して要求し、この流れはゆるぎないものとなってきています。
平和を愛する仲間のみなさん
2010年のNPT再検討会議にむけて呼びかけられた「すみやかな核兵器廃絶を」の署名は、大阪63万筆をふくむ全国691万筆が、ニューヨークに派遣された1600余名の日本代表団の手で国連に届けられ、2010年NPT再検討会議の前進に貢献しています。
国民一人一人が自分の意思を表すことーこれが署名運動の基本です。
「百万の署名は戦争放火者を激怒させるだろう。千万の署名は彼らを混乱させ、そして億の署名は彼らを沈黙させるだろう」(1950年 ヒューレットジョンソン)という有名な言葉のように、それが多数になれば大きな威力を発揮することは歴史が示すとおりです。
平和を愛する仲間のみなさん
私たちは、本日ここに2015年NPT再検討会議の成功にむけて、すでに取り組まれている「核兵器全面禁止アピール署名」運動の大きな飛躍をはかるため、「核兵器全面禁止のアピール・大阪100万署名推進委員会」を発足させました。
大阪での100万筆の署名は、大阪の反核平和を願う全ての人々の力を集めれば、必ず達成できる目標であることは過去の実績からも明瞭であり、大阪での署名運動の飛躍が全国の運動を大きく激励することも明らかです。この「大阪100万署名推進委員会」に、ぜひ広範な団体・個人の方々がご参加いただき、協力していただくよう心から呼びかけるものです。
「大阪100万署名推進委員会」が中心となって、必要な宣伝資材の作成や統一行動の設定などの準備をすすめます。またお互いの取組みや教訓を交流しながら大阪府内の地域・職場・学園の隅々から核兵器廃絶にむけた学習運動や大規模な宣伝行動、署名運動を具体化させ、すすめていきます。大阪府民のみなさんから寄せられた署名は、節々での各国政府や国連への要請行動、そして大阪からも派遣する2015年NPT再検討会議大阪代表団にこれを託していきます。
皆さんの「核兵器をなくそう」の熱い思いを、大阪100万筆署名の達成へと結実させるために格段のご協力とご奮闘を心から訴えるものです。
2012年10月26日
「核兵器全面禁止のアピール署名・大阪100万署名推進委員会」
代表委員 川辺和宏 (全大阪労働組合総連合議長)
同 川本幹子 (新日本婦人の会大阪府本部会長)
同 向井明彦 (大阪民主医療機関連合会会長)
同 岩田幸雄 (原水爆禁止大阪府協議会理事長)
以 上
米国の新たな形での核実験に抗議
理事長 岩田 幸雄
新たな形での核実験に抗議し、
核兵器のない世界のための誠実な努力を要求する
9月18日、米国エネルギー省(核安全保障局)は、本年4月から6月の間に、通算で5度目となる新たな形態での核実験を行っていたことを明らかにしました。
貴国政府は、これらの試みについて、保有する核兵器の信頼性と実効性を維持するためと主張しています。しかし、核兵器の実験は、たとえそれが核爆発を伴わないものであっても、今後の核兵器の使用や配備の継続を保証するものであり、2010年5月、NPT再検討会議で合意された「核兵器のない世界の平和と安全を達成する」という目標にも、「核なき世界を追求する」との2009年4月、プラハでのあなた自身の公約にも逆行することはあきらかです。
私たちは、爆発・未爆発を問わず、貴国政府がいっさいの核実験、核開発計画を放棄し、包括的核実験禁止条約の批准をすすめ、核兵器全面禁止条約の実現のためにただちに努力を始めるよう、強く求めるものです。
大会参加者を先頭に
6・9行動にとりくみましょう
2012年原水爆禁止世界大会の取り組みありがとうございました。本当にお疲れ様でした。
今年の大会は、国際会議に220人、世界大会‐広島に7200人、世界大会‐長崎に1700人と9000人を超える国内からの代表、海外から政府・国際機関代表7人を含む20カ国64人の代表の参加で成功を収めました。うち大阪からは431名の代表、阪口伸六高石市長も長崎大会・国際交流フォーラムに参加しました。
潘基文(パン・ギムン)国連事務総長が大会へのメッセージを寄せ、アンゲラ・ケイン国連軍縮問題上級代表がその代理として出席し、「私は核兵器廃絶という偉大な目標をめざす活動において、皆さんのパートナーであることを光栄に思います」との国連事務総長の言葉(メッセージ)は、参加者を限りなく励ましました。
大会では、昨年2月に開始した「核兵器全面禁止のアピール」署名が210万筆を超えたこと、4月からとりくまれている原爆写真展が400カ所以上で開催されていることが発表されました。
国際会議宣言では、「2010年NPT再検討会議は、『核兵器のない世界の平和と安全』を実現することに合意した。この実行こそが問われている」と強調し、核兵器の非人道性を告発するとともに、非人道的、非道徳的な核兵器は法によって禁止し、廃絶されなければならないこと、核兵器禁止条約の交渉開始を求める国際世論の発展をよびかけました。また、原発依存からの脱却と自然エネルギーへの転換を求める、広範な運動との連帯をさらに発展させることをよびかけました。
いま世界大会の成功と感動を力に、大会参加者を先頭にした奮闘がはじまっています。世界大会の諸決議に応えて、大会代表を先頭に6・9行動を地域・職場・学園で成功させ、秋の国連総会に向けて署名と原爆展の飛躍を起こしましょう。
①世界大会記録集と原水協通信9月号を活用して、大会報告会を旺盛にひろげ9月の6・9行動を皮切りに新アピール署名を大きくすすめましょう。日本原水協が10月国連総会に派遣する要請代表団に数百万の署名を託しましょう。
②全市町村での原爆展開催をめざしましょう。労働組合の大会や各団体の行事、地域の秋祭り会場など、多様な場所で原爆写真パネルを展示しましょう。
③自治体への働きかけを強めましょう。9月地方議会開催と併せて、世界大会記録集、原水協通信9月号を持って自治体首長・議長を訪ね、世界大会の成果を伝え、全住民を対象とした署名と原爆展への協力をよびかけましょう。
―大阪代表団431人が参加―
「核兵器のない平和で公正な世界のために」をスローガンに開かれた2012年原水禁世界大会は8月2日~4日に広島市文化交流会館での国際会議から始まりました。続いて4日に世界大会・広島の開会総会が広島県立総合体育館に6,800人が参加して開かれました。第2日目は魅力いっぱいのフォ-ラムや19の分科会・動く分科会が開かれ猛暑の中熱心な討論が行われました。第3日目の閉会総会には7,200人が参加し満場一致で「広島からのよびかけ」を採択しました。世界大会・広島には一日参加を含めて大阪から431名の代表が参加し、初日の4日武道館で代表団結団式を行いました。
世界大会・長崎は8月8日に国際フォーラムが長崎大学で、ナガサキデー集会が長崎市公会堂ホールで開かれ大阪から2名参加しました。
国際フォーラムには特別参加として岐阜県瑞穂市の堀孝正市長とともに大阪の阪口伸六高石市長が出席されました。阪口市長には7月の国民平和大行進の際新国際署名に賛同いただいております。
最終日の9日、世界大会・長崎では「長崎からの各国政府への手紙」を採択し、核兵器禁止条約の交渉開始のために、各国政府が国際政治の場で積極的に行動するよう呼びかけました。
各加盟団体・地域原水協のご協力のおかげで大会の取り組みが前進いたしましたことを感謝申し上げます。引き続き報告集会の準備や感想文の集約にご協力をお願いします。大阪原水協ではお寄せいただいた感想文を文集に纏める予定です。
(原水爆禁止2012年世界大会国際会議宣言 PDFファイル)
―原水禁世界大会海外代表6人が核兵器のない世界実現を訴え―
8月1日午後、大阪市天王寺区で原水爆禁止大阪府協議会(大阪原水協)主催の「海外代表と語ろう ピースイン大阪2012」が開かれ73人が参加。原水禁世界大会の海外代表6人と交流しました。
岩田幸雄大阪原水協理事長は「世界大会・広島の大阪代表団は431人となりましたが、うち高校生を含む30歳未満の若い人が38%を占めているのは力強い限りです。今日は海外代表と共に核兵器廃絶を語り合いましょう」と挨拶しました。
続いてアメリカの広島・長崎委員会のアンナ・ラッセルさん、ノルウエーの核兵器ノーのマーチン・ミッケルさん、ラース・グアブセットさん、ドイツの国際反核法律家協会のライナー・ブラウンさん、ピーター・ベッカーさん、フイリッピンの非核フイリッピン連合のコラソン・ファブロスさんから、順次各国における核兵器廃絶運動の現状の報告がありました。
18歳のアンナ・ラッセルさんは来阪してすぐにピースおおさかを見学した感想として「展示を見るのがつらかった。どんなことがあっても戦争はしてはならない」と述べました。
ラース・ガブセットさんは「世界で莫大な軍事予算が使われている。こんな無駄使いをやめさせよう。核兵器も原発も放射能が人体に与える影響が心配だ。来年2月にノルウエー政府が国際会議を開くので日本からも是非参加して欲しい」と訴えました。
コラソン・ファブロスさんは「毎週金曜日に首相官邸前包囲行動が行われるなど日本で大きな運動が起こっており勇気づけられている」と切り出し「フイリッピンでも原発ができたが未だつかわせていない。これからは反原発・反基地の運動が一つになっていくだろう」と日本の平和愛好者とともに連帯して闘う決意を表明されました。
ライナー・ブラウンさんは会場からの質問に答えて「ドイツは原子力発電からの撤退を決めたが、ドイツでできたことが日本でできないはずがない」と参加者を激励しました。
開会に先立ちシンガーソングライターの野田淳子さんのミニコンサートが行われ海外代表と参加者を素敵な歌声で歓迎しました。
北朝鮮の「ロケット」発射について(談話)
原水爆禁止日本協議会事務局長 安井正和
北朝鮮が今日12日から16日までの間に予告している「ロケット」の発射計画が、日本とアジアの国々の深い懸念をよんでいます。北朝鮮はとりわけ2006年以来ミサイルの発射実験と核実験をくり返し、2009年には、国連安保理事会も全会一致で北朝鮮に対し、「いかなる核実験又は弾道ミサイル技術を使用した発射もこれ以上実施しない」ことを求めた経過があります。
日本原水協は、核の使用や威嚇に反対し核兵器の全面禁止のために活動し続けている運動として北朝鮮に対して今回の発射実験を含め、すべての核兵器とミサイルの開発計画を中止するよう強く要求するものです。
同時に私たちは、今回の北朝鮮の予告と同時に、日本政府の関係閣僚が「迎撃」を口にし、現在も迎撃ミサイルSM3やPAC3などによる軍事的対応に明け暮れていることを強く憂慮しています。日本政府は、国際紛争の平和解決を憲法上の原理とする国としても、また、直接利害と安全が係る国としても外交を通じた問題の平和解決に全力を尽くすべきです。
問題の背景には、かつての「冷戦」の時代からくり返されている核と軍事的威嚇の悪循環があります。日本原水協は、全当事国がこの悪循環を断ち切り、世界の大勢として発展している核兵器廃絶の立場から問題解決に傾注するよう重ねて求めるものです
原水爆禁止大阪府協議会(大阪原水協)は3月24日、大阪市中央区内で第50回定期総会を開催しました。
岩田幸雄理事長は開会挨拶で「今我々の職場・地域・学園における草の根の運動は、国連及び諸国政府との共同を通じて現実の国際政治を動かすという新たな情勢をつくりだしている]と強調。核兵器のない世界を実現するという新しい歴史にむかっての奮闘を呼びかけました。
2012年度の活動方針を小松正明事務局長が提案。来る4月30日から一週間の予定で開かれるウイーンでの2015年NPT(核不拡散条約)再検討会議準備会議成功にむけて、大阪代表団員の二名に「核兵器全面禁止のアピール」署名を托せるよう署名を広げようと訴えました。続いて国民平和大行進・原水爆禁止世界大会や、原発廃止などの取り組について質疑討論が行われ方針は全会一致で採択されました。
役員改選で岩田理事長、小松事務局長など現役員が再選されました。
なくそう原発
3・11府民1万人集会で
署名・宣伝行動
3月11日、全国の闘いに連帯して大阪でも府民集会が北区の扇町公園で開かれ8千人が参加しました。
大阪原水協も呼びかけ団体として成功に向け取り組み、当日は平和委員会と共同で署名宣伝を行い、72筆の署名と千円のカンパが寄せられました。ツインタワーの署名呼びかけポスターは広い会場でもよく目立ちました。
核兵器のない平和で公正な世界のために
原水爆禁止2012年世界大会への
参加と賛同をよびかけます
広島と長崎に原爆が投下されてから67年目の夏を迎えようとしています。私たちは「核兵器のない平和で公正な世界のために」をテーマに8月2日から9日まで広島と長崎で原水爆禁止2012年世界大会を開催します。核兵器のない世界を願うすべてのみなさんが大会を支持し、連帯の行動を起こし、大会に代表を送られるようよびかけます。
「核兵器と人類は共存できない」との被爆者の思いに応えて、いま、世界で核兵器の廃絶を求める動きが大きく広がっています。反核平和団体や市民社会のさまざまな運動が、核保有国をはじめ各国政府に核兵器禁止の交渉開始を求めて行動しています。12月には国連総会でも核兵器禁止条約の交渉開始を求める決議が130の国々の賛成で採択されました。国連の潘基文事務総長は昨年10月、間もなく70億人に達する人類の平和と安全のためにも「核兵器のない世界」を実現しようとよびかけています。被爆者を先頭に、私たちが一貫して求めてきた原水爆禁止の声が世界にも響きつつあります。
核兵器の廃絶を実現するうえで最大の障害となっているものは、自分の国の核兵器だけは「安全の保証」だと言い張る「核抑止力」論や、その核で守ってもらおうとする「核の傘」(拡大抑止)の政策です。しかし、一つの国の核兵器が対抗する国の核開発の誘因となることは、2万発にも上るいまの核兵器の現状がはっきりと証明しています。人類はこの悪循環から抜け出さなければなりません。日本の政府も唯一の被爆国の政府として核兵器を廃絶するために役割を果たすべきです。
いま、人類は「核兵器のない世界」の達成へ、新たな行動の出発点に立っています。核兵器廃絶の流れとともに、世界各地の草の根で反戦平和、民主主義、格差の打破やより公正な社会などをもとめる多様な運動が広がっています。2012年世界大会は、国連、政府、自治体、NGO、草の根の運動との共同をさらに発展させ、広範な諸分野の運動との新たな連帯の広がりを創りだす前進の大会となるでしょう。
この歴史的な世界大会の成功のため、内外のみなさんが2012年世界大会を支持され、職場、地域、学園から「核兵器全面禁止のアピール」を支持する署名、広島・長崎の被害と被爆者の願いを伝える「原爆展」、5月から8月まで全国を歩く国民平和大行進、非核三原則と憲法9条を守り、非核平和の日本をめざす行動など、大会の成功をめざす運動に、また、福島第一原発事故の被災者を支援し、放射能被害の根絶、原発からの撤退とエネルギー政策の転換をめざす運動との連帯に加わるようよびかけます。
核兵器のない平和で公正な世界のために、だれもが参加し、声を上げる大会として職場、地域や自治体、学園から運動を持ち寄り、大会を成功させましょう。
アメリカ合衆国大統領 バラク・オバマ様
理事長 岩田 幸雄
度重なる核実験強行の暴挙に抗議し、
核兵器のない世界のための誠実な努力を要求する
米国エネルギー省(核安全保障局)は、昨年の7月から9月にかけて3回目となる新たな形態での核実験をニューメキシコ州のサンデイア国立研究所で行ったことを明らかにしました。また、11月16日には4回目を実施したとの
報道もなされています。被爆国日本国民の願いや広島・長崎での被爆者22万人の思いを踏みにじるこれらの核実験に、強く抗議するものです。
貴国政府は、今回の実施の目的について、保有する核兵器の安全性と有効性を維持するためと主張しています。しかし核兵器の実験は、核爆発を伴わないものであっても、核兵器の保有や配備を継続し、使用に備えるものであり、2009年4月、あなた自身がプラハで約束した「核兵器のない世界を追求する」
との目標に逆行するものです。また度重なる核実験は、全世界の人々の」プラハ演説」に対する期待への裏切り行為です。
2010年5月、NPT再検討会議は「核兵器のない世界の平和と安全を達成する」ことで合意し、すべての国の政府にそのための「枠組み」をつくる「特別な努力」を行うことを義務付けました。私たち原水爆禁止大阪府協議会は、ニューヨークに150名の代表団を送り、世界の反核平和団体と国連への要請活動を積極的に行いました。その後の国連総会での核兵器禁止条約の交渉開始をすすめる決議が採択され、核兵器のない世界への具体的取り組みが始められています。
貴国政府が行った核実験は、いまや国際世論となった圧倒的な核兵器廃絶の本流への挑戦と言わざるを得ない行為です。
核兵器のない世界の実現は、核兵器を禁止してこそ可能になります。核兵器禁止条約の交渉開始が貴国政府にも求められており、人類の英知を結集して「核兵器の廃絶」の課題へともに歩むときです。
貴国政府がいっさいの核実験、核開発計画を放棄し、核兵器禁止条約の実現のためにただちにご努力を始めるよう、強く要求するものです。
原水爆禁止大阪府協議会は1月6日の昼休み時間帯に、上六・近鉄百貨店前で今年最初の核兵器全面禁止をめざす「6の日」署名宣伝行動を行いました。
新春の宣伝らしく署名呼びかけの横断幕を広げ、アコーデオンの演奏で雰囲気を盛り上げました。
岩田幸雄理事長は「今年は4月30日からウイーンで次回NPT再検討会議に向けた最初の準備委員会が開かれます。平和憲法と「非核3原則」を持つ国にふさわしく、核兵器のない世界を築くために草の根からの取り組みを拡げましょう」と署名への協力を呼びかけました。
小松正明事務局長は、昨年12月の第66回国連総会は核軍縮に関する決議を相次いで採択しましたが、肝心の日本政府がマレーシアなどの提案に棄権しています。この態度を改めさせ、唯一の被爆国である日本から核兵器も原発もなくすため全力をあげましょう」と訴えました。
行動には13名が参加、16筆の署名が寄せられました。
みなさん、この写真を見てください。これは何に見えますか?3メートルの高さがありますよ!
実は、これはニューヨーク国連本部・国連総会会議場の正面入り口に展示された「核兵器全面禁止のアピール署名」の“ツインタワー”です。2011年国連軍縮週間に合わせて設置されました。平和市長会議の署名(2020年までに核兵器廃絶を達成する署名)とともに展示された、署名のツインタワーです。国連第一委員会(国連には6つの委員会があり、第一委員会は軍縮について論議する委員会)の責任者であるセルジオ・ドアルテ上級代表が今年の原水爆禁止世界大会での約束を早速実行されたものです。ドアルテ上級代表は、「ツインタワーで足りなくなったら、3本目のトリプルタワーにもします」
と、日本原水協国連要請団を励ましました。国連見学を案内するガイドさんも、
この署名の前で、この署名の意義などを見学者に説明することになっています。
国連加盟国193カ国の政府代表がこの“署名ツインタワー”を見て、総会議場に入ることになります。
尚、今回の日本原水協国連要請団は102万の署名を提出しました。この中には、766自治体首長と557議長の署名が含まれています。大阪府下からは、岸和田市長・議長・教育長、和泉市長・副市長、枚方市長、泉大津市長、
富田林市長が署名をしています。(2011年10月現在)
「いまや中東だけでなく世界を圧巻する民主主義革命の流れがある。核軍縮にも民主主義革命と法の支配が及んでいる。その実例として、平和市長会議の署名と日本原水協が2010年NPT再検討会議に提出した700万の署名があげられる」と、10月3日国連第一委員会の冒頭演説でセルジオ・ドアルテ上級代表が述べました。
この時、日本原水協国連要請団16名が第一委員会を傍聴していましたが、突然の「Gensuikyo」の言葉にビックリ。英語の理解できないメンバーにも明快に伝わり、英語の堪能な高草木団長や土田国際部長に演説内容を確認し、みんなで感動し合いました。ドアルテ上級代表はこの4年間世界大会に参加しており、日本の原水爆禁止運動を高く評価するメッセージとなりました。「Gensuikyo」の名前が国連で紹介されたのは初めてで、歴史的な出来事ともなりました。
国連総会で軍縮・国際安全保障問題を扱う第一委員会は10月26日から
31日までに52の決議を採択。このうちマレーシアなどが提出した核兵器禁止条約の交渉開始を求めた決議は、昨年より6カ国増の127カ国の賛成で採択されました。この決議の正式名称は、「核兵器合法性に関する国際司法裁判所の勧告的意見の後追い」と題する決議で、マレーシアなど非同盟諸国が中心になって提案しました。反対は25カ国、棄権は22カ国でした。
同決議は、核兵器は「人類と地球上のすべての生物にとって脅威」とし、核兵器の惨事から守る唯一の方法は、「核兵器の廃絶だ」と強調。「核兵器の開発生産、実験、配備、備蓄、移送、威嚇、使用を禁止する核兵器条約の早期締結につながる多国間交渉の開始」を求めています。
マレーシアは1996年以来16年間毎年、同決議を提出しています。討論で同国代表は、核兵器廃絶の前進のために「多国間交渉開始の合意がもとめられている」と強調しました。関係各国にその意思を示すよう迫りました。日本原水協は、国連軍縮週間に合わせた外務省への要請行動で、このマレーシア案に日本政府が賛成するよう申し入れました。
ミャンマーなど37カ国が提出した「核軍縮」も、賛成113、反対44、棄権18で採択されました。
同決議は、「核兵器のない世界の実現の条件は存在している」として、その目的達成に向けた具体的で実質的な措置をとる必要性を強調。非同盟運動が、「できるだけ早く核兵器廃絶のための道筋と手段を決める国際会議の開催を求めていることにも触れています。
このほか、討論ではウクライナの代表が「核兵器廃絶だけが、核兵器が二度と使われないことを保証する」とし、それに踏み出す実質的な措置こそ今、求められていると力説しました。
アルゼンチンの代表は、不拡散といった問題も「核兵器保有国が核廃絶に合意しさえすれば、迅速に解決が見いだせる」とし、保有国に行動を迫りました。
米国の代表は将来、ロシアとの間で戦略核か非戦略核かを問わず、あらゆる種類の核兵器の削減をはかる合意を目指す考えをしめしました。
日本は天野国連大使が演説し、昨年に引き続き「核兵器の全面的廃絶に向けた共同行動」決議を提出し、採択されました。同決議は核保有国に「究極的には、あらゆる種類の核兵器を廃絶する」よう努力を求めていますが、核兵器禁止条約の交渉開始には触れていません。昨年も同様の決議を米国と共同提案をしました。
日本は、交渉開始を求めたマレーシア案にも、ミャンマー案にも棄権しました。国連の場でも、被爆国の政府として核兵器廃絶の国際世論をリードするどころか、米国追随、核の傘容認の態度をとり続けています。
日本原水協は国連軍縮週間に合わせて、10月25日、26日の両日に日本政府や厚労省、各国大使館に要請行動を行いました。日本政府には、「核禁止条約の提案、核密約破棄、非核三原則遵守、核の傘からの離脱」を要請しました。
応対した外務省・中野政務次官は、「今まで通り平和施策を遂行していく」と通り一遍の回答。厚労省では、「2009年の8・6合意を尊重していきます」と実態にそぐわない回答が返されました。
一方の要請団は、核保有国、新アジェンダ連合加盟国、非同盟諸国の15カ国の大使館を訪問しました。非同盟諸国の中南米の国々の大使・公使・一等書記官は、好感を持って要請団を迎え、「要請の趣旨を100%支持します」の発言が続きました。「アメリカ軍基地を撤去した経験があり、平和を憲法で大切にしています」(エクアドル大使)、「アメリカの干渉を跳ね返し、貧困をたたかいながら、平和を尊重しています。大量殺りく兵器は断じて許せません」(ニカラグラ大使)、「非同盟諸国と核兵器禁止条約の取り組みを強めていきます」(キューバ大使館一等書記官)など、2時間近く交流する要請団もありました。
二日目の26日午後、衆議院第2議員会館内でパネル討論「核兵器禁止、公正な世界をー市民社会の役割」が開催されました。あいさつに立った安井和夫日本原水協事務局長は、「核兵器禁止条約の交渉開始に日本がイニシアチブを発揮していく討論にしよう」と発言。
パネル討論では、田中照巳被団協事務局長は、「核抑止論は核兵器で相手国を脅迫すえるもので、道義に反するものです。私たちは被爆体験を知らせることが最大の仕事だと取り組んでいます」と発言しました。日本反核法律家協会の大久保賢一事務局長は、「核兵器禁止条約」案を実際に検討していることを示し、「核兵器禁止条約の交渉」についての重要性を述べました。土田弥生日本原水協事務局次長は、10月2日の国連第1委員会の開会冒頭、ドアルテ上級代表が「GENSUIKYOU」と2010年NPT再検討会議時に提出した700万の署名を紹介しました。また、国連総会会場の入り口に、「署名のツインタワー」が設置され、平和市長会議の署名とともに日本原水協の署名の3mの高さで建てられたことが感動的に報告されました。日本共産党の笠井亮衆院議員は、民主党政権の核兵器廃絶の大きな国際世論に、後ろ向きな政策を指摘しました。
その後の参加者からの討論では、福島原水協の石堂裕子事務局長が、10月30日の「なくせ!原発、10・30大集会in福島」の参加を元気に訴えました。
この二日間の行動には、大阪原水協から小松事務局長が参加しました。
10月15日、「原発をなくし、自然エネルギーを推進する大阪連絡会(略称名:原発ゼロの会・大阪)が、結成総会を開きました。会場満杯となる300人以上が参加し、熱気に満ちた集会となりました。大阪原水協も呼びかけ団体となり、この結成総会までの取り組みに尽力してきました。5月24日に行った「原発問題シンポジウム」、そして7月30日に開催した「原発ゼロ、自然エネルギーを」3000人集会の力を土台に「原発ゼロの会準備会」が結成されこの日を迎えました。この集会は、作家の藤本義一さん、落語家の桂吉弥さんジャーナリストの大谷昭宏さんなど著名12氏の呼びかけ人と大阪原水協を含む8団体によって結成が呼びかけられまました。大阪原水協・岩田理事長も呼びかけ団体とし登壇し、紹介されました。
集会は、「いまこそ府民一人ひとりが、原発問題に正面から立ち向かい、草の根から声をあげて行こう」と、アピールが採択されました。
フェリス女学院前学長の本間愼さん、作家の澤地久枝さん、脚本家のジェームス三木さんのメッセージ、作家の辻井喬さん、反貧困ネットワーク代表の宇都宮健児弁護士と賛同が続いていることが紹介されました。
会は、団体(加入金6000円)個人(同1000円)の加入を呼びかけています。
DVD「原水爆禁止2011年世界大会の記録」
収録時間:約25分 頒価1,200円(送料込)
2011年世界大会の全容を収録した記録集
「原水爆禁止2011年世界大会の記録」
B5版 196頁 頒価1,500円(送料込)
申し込みは大阪原水協までご連絡ください。ぜひ多くの普及をお願いします。
「9・19さよなら原発1000万人アクション」 in 東京
9月19日、作家の大江健三郎さんら著名9氏が呼びかけた「さよなら原発集会」が東京・明治公園で開催されました。公園だけでなく周辺にも人があふれ、人、人・・・・。主催者から「6万人が集まりました」の発表に、どよめき起こりました。同公園に、これだけの人が集まるのは数十年ぶりのことであり、野田首相の「原発再開」に「原発ノー」の大きな反撃となる大集会となりました。大阪原水協から小松事務局長が参加しました。
7月21日(木)
アメリカの未臨界核実験の強行に抗議
2011年7月21日
アメリカ合衆国大統領 バラク・オバマ殿
原水爆禁止大阪府協議会
理事長 岩田 幸雄
未臨界核実験の強行に断固抗議し、
国連総会で決議した核兵器のない世界のための「誠実な努力」を要求する
今年5月、私たちは貴国エネルギー省(核安全保障局)が新たな形態での核実験の強行に対し抗議文を送付し、また大阪総領事館にも出向き抗議文を手渡しました。広島、長崎での被爆者とともに、核兵器廃絶の運動を取り組んできた団体として、決して認められない暴挙であると、糾弾しました。
去る7月19日、またもや貴国エネルギー省は、昨年12月と今年の2月の2回に渡り、未臨界核実験を強行していたことを明らかにしました。貴国政府は、昨年9月15日に未臨界核実験をおこない、11月および今年3月にも世界に隠れて新たな形態での核実験を強行しました。被爆国日本国民の願いを踏みにじり、昨年5月NPT再検討会議でも決議された、核兵器廃絶をめざす「特別の努力」に背反する行為であり、核兵器をなくす世界の人々の願いを蹂躙する暴挙です。
貴国政府は、未臨界実験の目的について、保有する核兵器の信頼性と実効性を維持するためと主張しています。しかし核兵器の実験は、たとえそれが核爆発をと伴わないものであっても、核兵器の保有や配備を継続し使用に備えるものであり、2009年4月、あなた自身がプラハで約束した「核兵器のない世界を追求する」との目標に逆行するものです。
核兵器のない世界の実現は、核兵器を禁止して可能になります。貴国政府が
いっさいの核実験、核開発計画を放棄し、核兵器全面禁止条約の実現のためにただちに努力を始めるよう、強く要求するものです。
6月23日(木)
2011年6月23日
自由民主党石原伸晃幹事長殿
原水爆禁止大阪府協議会
理事長 岩田 幸雄
私たちは、1958年創立以来「核戦争防止、原子兵器の廃絶、被爆者援護連帯」を一貫して活動目標に掲げ、平和と民主主義の課題を被爆者・府民とともに、大阪の地で54年間真摯に活動してまいりました。昨年度、ニューヨークで開催されたNPT(核不拡散条約再検討会議)には、150名の大阪府代表団を組織派遣しました。NPTの最終文書になった、核兵器廃絶への「特別な枠組みを努力する」などの画期的な前進に貢献できたと、自負しております。
貴殿は、去る6月18日、山口県宇部市で開催されたセミナーでの席上で、6月11日に行われた脱原発のデモについて、「バックにいるのは革マル、中核派、日本原水協、そういう人たちがいるのに、普通の人が多く集まっている」などと、述べられました。
貴殿の発言は、まさに偏見に満ちた不見識な暴言であり、国連が認めるNGO団体である私たちの団体を、警察の指名手配を含む「殺人・暴力集団」と同列に置く、公党の幹事長の資質が問われるほどのものです。「原水爆禁止日本協議会」が1955年以来、どんな歴史を持ちどんな活動をしてきたのか、ぜひ学んでいただきたい。ノーベル平和賞を受賞したIPB(国際平和ビューロー)の執行委員も務めている団体であり、国連の藩基文事務総長からもメッセージを受ける歴史と伝統のある平和団体です。
また、貴殿は「脱原発」の運動を非難されておられるようですが、この地震国に54基もの原発を導入し、今回の福島第1原発の事故の原因を作ったのは、他ならぬ貴党である、「自由民主党」です。今、貴党に求められているのは、「福島県民や国民への謝罪であり、アメリカのエネルギー戦略に追随し、歴代自民党政権が財界と進めてきた結果が、今回の「福島の悲劇」を作ったのです。謝罪するどころか、原発の危険性を訴える人々を攻撃するとは、政治家の資格も厳しく問われています。
以上の理由から貴殿の発言に強く抗議し、撤回を求めるものです。
6月4日(土)
国は原爆症認定基準を速やかに改定し、全ての申請を認定せよ
原爆症裁判勝利と全面解決をめざす近畿支援のつどい開催
6月4日、原爆症訴訟近畿弁護団と原爆症訴訟近畿支援連絡会議の呼びかけで「原爆症裁判勝利と全面解決をめざす近畿支援のつどい」が大阪市北区で開かれ122名が参加しました。
国(厚生労働省)を相手に、2003年から全国で始まった原爆症認定集団訴訟は2006年の5月の大阪地裁判決を皮切りに被爆者側勝訴の判決が出されるなか、2009年8月6日に日本被団協と当時の麻生太郎総理大臣との間で「確認書」が交わされ、集団訴訟の解決にむけ大きく前進しました。
しかし、国は抜本的な認定制度の改善に背を向け、機械的な認定作業による大量の却下処分を重ねています。このためその取り消しを求める新規訴訟が順次提起されています。
国の不当な認定行政が改まらない限り訴訟はこれからも続きます。
弁護団の愛須勝也弁護士が基調報告。原爆症認定集団訴訟第3次訴訟(7月8日結審予定)の全面勝利に向けた大阪地方裁判所への要請署名の取り組み強化や、国の認定基準の速やかな改定を求める運動をもう一回り大きく広げていくことを確認しました。
中川益夫香川大学名誉教授が「福島原発事故と今後―被爆と被曝の原点を考えるー」と題して講演しました。
6月3日(金)
2011年6月3日
大阪府知事 橋下 徹 様大阪維新の会 幹事長 様
原水爆禁止大阪府協議会
理事長 岩田 幸雄
6月3日、貴政党は多くの府民や教職員や労働組合、民主団体の大きな批判の声を黙殺し、およそ現代の政党では考えることができない暴挙である、「君が代」起立強制条例案を単独強行採決いたしました。橋下知事自身が所属する日本弁護士連合会や大阪弁護士会も、「憲法違反の条例」であり、憲法19条「思想、良心の自由」を踏みにじるファッショ的行為であると、今回の暴挙を断罪しています。私たちは、「橋下知事の弁護士の資質にも疑問を感じる」とさえ、考えています。
大阪弁護士会の中本和洋会長は、5月24日の声明では「思想及び良心の自由の重要性に鑑み、今回大阪府議会に提出された条例案は違憲・違法の疑いが強いこと、条例による義務付けという手法自体問題が大きいことから、条例案の制定に反対する。今後条例案に関し、大阪府議会において府民の人権に考慮した冷静な議論がなされるよう、強く望むものである」と指摘してきました。
私たち原水爆禁止大阪府協議会は、1958年創設以来「核戦争反対・核兵器廃絶・被曝者援護連帯」をかかげ、平和と民主主義は表裏一体とものと考え、他の平和、民主団体、労働組合と平和で民主的・公正な社会を目指す取り組みに連帯・連携強化をしてまいりました。
とりわけ、平和教育の分野では、小学校を中心としての広島・長崎への修学旅行、中学校・高等学校での沖縄修学旅行を通しての平和の大切さを教職員のみなさんや被曝者、戦争の語り部のみなさんとともにすすめてまいりました。この時に、もっとも大事にすることは、歴史をみつめる真実を直視する目と心です。それは、「強制される心」では培われないものです。疑問や恐怖を素直に表現し、そして戦争のない平和な未来への確信をつくっていくものです。
したがって、貴政党が行った今回の暴挙は、学校の自主性の否定と子ども・教職員の思想・信条の自由の蹂躙、平和教育での重要性への逆行など、幾重にも憲法を踏みにじるファッショ的行為であり、強く断固抗議します。
6月1日(水)
教職員に「君が代」斉唱時に斉唱・起立を強制する
府条例化に断固反対する
(声明)
2011年6月1日
原水爆禁止大阪府協議会
大阪府の橋下知事の率いる「大阪維新の会」府議団は、公立学校教職員に対し「君が代」斉唱時に斉唱・起立を義務付ける条例を制定しようとしています。
しかし、こうした条例は、思想・信条・良心などの基本的人権の保障はもとより、教育内容および方法に関する公権力の介入であり、憲法上決して看過できない重大な問題をもっています。さらに1999年の「国旗・国歌法」制定に際しても、憲法と矛盾する強制をしないことが、当時の小渕首相、野中官房長官によって確認されていますが、これにも反するものです。
橋下知事は、「公務員なら命令に従え。従わなければ処分する」としていますが、公務員は、権力に奉仕する者ではなく『全体の奉仕者』として国民・府民のために奉仕する者と憲法でも定められています。そして教職員もまた、何よりも子どもたちの教育の権利を保障するためにこそ働くべきであり、公権力の教育への政治的介入は、教育の中立性を犯し自由な教育を妨げるものに他なりません。知事は、常日頃より「学力の向上」を主張していますが、強権的な学校運営を強制することは、子どもたちの健やかな成長発達を保障していく観点から見れば、教育の条理を踏みにじる行為です。ましてやこれを条例化し、教職員に義務づけることは、二重、三重の誤りであり、時代錯誤と言わざるをえません。
橋下知事も特別公務員として、憲法遵守義務を守らず、憲法違反を繰り返すのなら知事を辞する以外にはありません。また、日本国憲法を遵守しなければならない弁護士としての資質さえも、今問われています。
大阪原水協は、核兵器と戦争のない平和な日本と世界を希求する団体として、民主主義は平和な社会を構築していくためのもっとも不可欠かつ重要な条件と考えます。民主主義の成熟した社会が核兵器と戦争のない社会を創り出し、子どもたちの笑顔が生れる教育環境がつくられていくものだと考えます。
かつて日本が思想信条を踏みにじり、抑圧暗黒社会から侵略戦争に突きすすんだ恥ずべき歴史の教訓があり、これを繰り返してはなりません。橋下知事と「大阪維新の会」府議団がこの教訓を踏まえ、この条例化制定をきっぱりと断念されるよう強く要請するものです。
大阪府民のくらしの安定と大阪府政の発展のためにも、思想・信条や多様な考え方をふまえて民主主義を保障し、公立学校教職員に「君が代」斉唱時に斉唱と起立を義務付けする条例化を断念されるよう重ねて表明するものです。
以 上
5月24日(火)
原発依存やめ、自然エネルギーへの転換を
大阪原水協など6団体で「原発問題」のシンポジウム開く
5月24日夜、北区の国労会館で、『原発推進「安全神話」を絶ち、自然エネルギーへの転換を求めるシンポジウム』が開催されました。東日本大震災と福島第1原発の事故を受け、緊急に大阪原水協、日本科学者大阪支部、大阪から公害をなくす会、大阪平和委員会、原発問題住民運動大阪連絡会、非核の政府を求める大阪の会の6団体で実行委員会が結成され、今回のシンポジウムが企画されました。
元京都大学原子炉実験所教員の岩本智之さん(日本科学者会議事務局次長)は、安全対策の欠如が事故以前から追及されていた点や、関西電力が09年までの10年で6割近くも発電量で原発に頼っていることを指摘しました。
大阪経済大学の遠州尋美教授は、事故の長期化などを受け「脱原発の方向に
行かざるをえない」と指摘。膨大な自然エネルギーの開発で新しい産業分野が開ける利点を強調しました。「地産地消のエネルギー」のエネルギー自給率を高めることを提起しました。
市民共同発電所全国フオーラムの藤永延代事務局長は、デンマークなどの先進例を紹介し、「制度がないと個人の努力は、生かされない」と述べ、国の政策転換を訴えました。
参加者からも活発に質問や意見が出され、原発の「安全神話」への怒りや原爆と原発の開発歴史の指摘や太陽光発電エネルギーについての意見が出されました。
実行委員会では、今後も平和・民主主義・環境問題・原発問題と自然エネルギーなどについて、今後も学習会や集会などを府民に提起していこうと、確認されています。
5月24日(火)
米国が、昨年11月と今年の2回に渡り、新たな形態での核実験を強行していたことが明らかになりました。
大阪原水協は、米オバマ大統領へ下記の内容の抗議・要請文を大阪市の米総領事館で手渡しました。
2011年5月24日
アメリカ合衆国大統領
バラク・オバマ殿
原水爆禁止大阪府協議会
理事長 岩田 幸雄
新たな形での核実験に抗議し、
核兵器のない世界を達成する誠実な努力を要求する
5月21日、米国エネルギー省(核安全保障局)は、昨年11月と今年の2回に渡り、新たな形態での核実験を強行していたことを明らかにしました。
貴国政府は、これらの試みについて、保有する核兵器の信頼性と実効性を維持するためと主張しています。しかし、核兵器の実験は、たとえそれが核爆発を伴わないものであっても、今後の核兵器の使用や配備の継続を保証するものであり、昨年5月、NPT再検討会議で合意された「核兵器のない世界の平和と安全を達成する」という目標にも、「核なき世界を追及する」との2009年4月、プラハでのあなた自身の公約にも逆行することはあきらかです。
私たちは、爆発・日爆発を問わず、貴国政府がいっさいの核実験、核開発計画を放棄し、包括的核実験禁止条約の批准をすすめ、核兵器全面禁止条約の実現のためにただちに努力を始めるよう、強く求めるものです。
また、5月13日の米海軍第7艦隊旗艦ブルーリッジの大阪港寄港にも強く抗議するものです。大阪港は平和の港湾であり、軍事利用に反対します。神戸港の入港時に提出義務を負う「非核証明書」を忌避し、大阪港を強行したことは、核兵器艦載の可能性を示唆するもです。大阪港の米艦船の入港にも、再度強く抗議するものです。
《英文》
To The President Of USA Barack Obama
We protest strongly
against A NUCLEAR TEST you had done
It had reported that you had experimented a nuclear bomb without gunpowder explosion in the nuclear fusion at New Mexico National Research Institute.
Your country had promised for all the country at that time
NPT pact when it held in New York in 2010. The promise was “looking for the world without nuclear weapons., with making effort “ by Pan Gimun Secretary General of UN. This hope was estimated by the people all over the world. And this promise is the most important for the human being. You should stop to repeat your fail like as Hiroshima and Ngasaki.
We protest strongly to enter US navy vessel “Blue Ridge” a flag ship of The Seventh Fleet in the Pacific Ocean, to Osaka bay. Our Osaka bay is a peaceful harbor, This is not a place where a battleship goes to kill the people.
We demand not to enter a battleship to Osaka bay.
May 24, 2011
Osaka Council against A and H bombs,
President 岩田幸雄
5月13日(金) 11:00~ 米海軍第7艦隊旗艦ブルーリッジ入港抗議行動
※接岸地は南港食品埠頭J岸壁 5月13日(金)、11時前より約1時間抗議行動を展開。(16日午前9時まで同港に着岸)
2011年3月26日「核兵器全面禁止のアピール署名」を広げよう
大阪原水協第49回定期総会開く
3月26日、大阪原水協は大阪府社会福祉会館で総会を開き2011年度活動方針を採択、新役員を選出しました。
総会の冒頭、北野雅博事務局次長の提起で東北東日本大震災の犠牲者への黙祷を行いました。
総会に先立ち日本原水協の高草木博代表委員から「核兵器のない平和で公正で安全な世界へ日本原水協はこうたたかう」と題して記念講演がありました。
篠浦一朗理事長は開会挨拶で東日本大震災に触れ、犠牲者に哀悼の意を表明するとともに福島第一原発事故の背景に核兵器と原子力によるあくなき利益追求があったと指摘。
被災者救援に全力をあげるとともに、核兵器のない世界を築くため「核兵器全面禁止のアピール署名」を大きく広げようと呼びかけました。
山崎義郷事務局長代理が活動方針提案を行い、最後に「大阪原水協はかねてから原子力の軍事利用に反対し平和利用3原則の完全実施を求めてきた。放射能被害から人類を守るという根本的立場から、核燃料サイクルに伴う一切の被害の根絶を要求する」として、緊急措置と原発依存政策の転換を求めて近く関係機関に申し入れを行いたいと述べました。
続いて玉垣齊事務局長が岩田幸雄理事長、小松正明事務局長など新役員の提案を行うとともに、今総会で退任される篠浦理事長のこれまで18年間に及ぶ尽力に対して感謝の意を表明しました。