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◆国民平和大行進ースポット原稿(案 ワード)
◆2017年大阪の平和大行進要項(2017年6月19日現在 ワード文書  PDF版)
◆2017年大阪の平和大行進コース日程(6月19日現在 ワード文書)
◆日本原水協ー2017年平和大行進呼びかけビラ(PDF)
◆2017年原水爆禁止国民平和大行進実施要綱(ワード)


 
西田・サリックさんまたの再会を
《世界大会でまた会いましょう》

(大阪実行委員会ニュース8号より)


参加者、市民を励ましてくれた2人

 全国通し行進者の西田重好さんが、東京・夢の島を出発したのが、5月6日。今日まで、73日間歩き通したことになります。連日の過酷な平和行進にもかかわらず、いつも元気で大きな声でアピールしてきました。
 集会では、いつも熱唱するのが、恒例でした。曲目は、笠木 透さんの「平和の暦」。笠木さんが亡くなるまで歌い続けた「憲法九条を守ろう」の象徴的な歌です。大きな声での熱唱は参加者の爆笑を誘いました。堂々として、訴え続ける情熱さと不屈性を感じさせる西田さんの歌声でした。

「日本の運動を学んで帰ります」

 初来日のミンダナオ民族解放運動のアブザル・サリックさんです。四年目を迎えた国際青年リレーに参加。今年も、フイリピン、韓国、アメリカの青年が東京から広島までのコースを担当を決めて歩きつなぎます。
 サリックさんは30歳です。謙虚に素直に何事も学ぶ姿勢をもっています。日本の原水爆禁止運動や平和運動の歴史、日本の文化などを旺盛に吸収しています。昨年の12月、日本から学んだ「国民平和大行進」をミンンダナオ島で実行しました。
 「日本に来て、初めて歩きましたが、たくさんの参加者にびっくり。自治体の出迎え、警察の警備などに初めてのことばかりです。実行委員会の組織性にも学ぶことだらけでした。多くの学んだことがあり、日本に送ってくれた仲と大阪のみなさんに感謝しています」と、語ってくれました。

(川西市役所前での引継ぎ集会後に、府内通し行進者のみなさんで記念写真 7/7)
「池田市『禁止条約』意見書採択」

(大阪実行委員会ニュース7号より)


府内行進最後の集会に250人
条約採択の期待高まる行進・集会


 大阪府内の最後のコース、豊中市~池田市の国民平和大行進が7月7日に行われました。この7月7日は「核兵器禁止条約の採択予定日」とあって、参加者も多く盛り上がった国民平和大行進となりました。

 府内コースの最後の自治体である池田市では、市役所玄関が参加者で埋め尽くされるほどの250人で溢れました。
 集会では、議長メッセージの中で、「核兵器禁止条約の実現を求める意見書」が全会一致で市議会で可決の報告。

 決議文では「6月15日に始まった第二会期では、条約草案に対する評価と会期内の採択を達成する決意が相次いで表明されており、核兵器禁止条約採択への強い流れができている。よって本市議会は、今こそ政府が、核兵器禁止条約の国連会議に参加し世界の唯一の被爆国として核兵器のない世界の実現のため、核兵器を廃止し、廃絶する条約締結にむけてイニシアチブを発揮するよう強く求める」。紹介の後に大きな拍手が送られました。
(池田市役所前での出発集会 7/6)


《府内通し行進者~紅一点》 麻野京子さん
 今年の府内通し行進者は14名。その中で、元気に沿道にアピールし続けるのが、紅一点の麻野京子さん(新婦人藤井寺支部)です。
 8日間歩き続ける府内通し行進を歩き続けて早10年。沖縄平和行進を歩いている山道俊さんから「どんなことがあっても10年間は続けなさい」と言われ、その言葉を守っているそうです。「世の中、女性ががんばらないといけないのに、男性ばかりでは」と、女性パワーを強調し、日焼けしたニッコリの笑顔でした。


平和大行進府内最終日 7月7日基幹コース
《豊中市→池田市→兵庫・川西市》
豊中市役所前での出発集会、パレードの様子


豊中市役所前での出発集会の様子。現地実行委員長の斎藤須美雄さん(7月7日)

 左:淺利敬一郎 豊中市長の連帯挨拶  右:福岡正輝豊中市議会議長の連帯挨拶

  出発集会の様子。そして池田市役所にむけて出発だ!


 
池田市役所に到着。出迎えと集会の様子

 池田市役所に到着。現地では、横断幕など熱烈な歓迎で迎えられる。

 左:倉田薫池田市長のメッセージを代読する市長公室長・北浦博さん
 右:山田正司池田市議会議長の連帯挨拶


 
川西市役所に到着

 川西市役所での兵庫県への引き継ぎ式の様子など。

 最後に大阪の通し行進者で記念写真!チーズ!




府内行進6日目 《守口市→寝屋川市→枚方市》
           網の目《大東→交野→枚方》

「被爆者団体代表がガッチリ握手」
《枚方市・終結集会に220人》

(大阪実行委員会ニュース6号より)


被爆者の訴えが行進参加者を激励
  大阪府内通し行進6日目の7月5日は、守口市~枚方市の幹線コースと大東市~枚方市の2コースで行われました。

 寝屋川市役所での出発集会では、寝屋川原爆被害者の会・山川美英会長が連帯の挨拶。「核兵器禁止条約が7月7日に採択されようとしていることに、被爆者は涙が出そうです。これは、被爆者とみなさんと一緒に運動をすすめてきたことが、こんなに大きな歴史的成果を生み出しました。さらにヒバクシャ国際署名を集めて、核兵器廃絶までがんばろう」と訴えました。
 枚方市役所前での終結集会で挨拶に立たれた枚方原爆被害者の会・高橋弘義会長は、「90歳になりました。さまざまな原爆症との闘いの毎日です。なんとか核兵器廃絶までは生きていようとがんばっていますが、今日はみなさんの元気に負けました。まだまだ元気にがんばります」と、決意を語りました。
 その後「一緒に署名をすすめましょう」と、固い握手を交わしたお2人でした。




「河内風鈴」管二弘さん
  大東~枚方コースで涼しい風鈴の音が平和行進についてきます。「河内風鈴」と名付け、空き瓶を再利用して販売している管二弘(つぎひろ)さん。毎年参加され7月5日の名物です。



「毎日奈良から平和行進に参加」城門孝二さん
 城門(きど)孝二さん。大阪の平和行進が好きと、毎日大阪府内コースに参加しています。毎日朝早く奈良県の西大寺から大阪に通っています。通い始めてから3年目。すごい!

2017年国民平和大行進「大阪実行委員会ニュース」(2017.7.5)№6より

 


平和大行進府内7日目 7月6日基幹コース
《高槻市→茨木市→摂津市→吹田市》
高槻市役所前での出発集会、パレードの様子


高槻市役所前での出発集会の様子(7月6日)

 左:濱田剛史高槻市長のメッセージを代読する市民生活部 部長代理の中村さん
 右:高槻市議会議長のメッセージを紹介する日本共産党宮本雄一郎高槻市会議員

 左:日本共産党 宮原府会議員(右)と高槻市会議員団4名

  出発集会の様子。そしていよいよ出発だ!


 茨木市役所めざし平和行進元気に出発



河南方面4自治体を自動車パレードで訪問
《大阪狭山市、河南町、太子町、千早赤阪村》7月5日


各々の首長からメッセージ
 7月5日(水)午後から河南方面4自治体を自動車パレードで訪問し各々の首長からメッセージをいただきました。

 大阪狭山市では市民生活部長、河南町と太子町では副町長、千早赤阪村では副村長が応対していただきメセージ代読ののち 手交していただきました。

大阪狭山市
河南町
太子町
千早赤阪村




府内行進5日目 《住吉区→大阪府庁前→市役所前→旭区》
「89歳、まだ生きてがんばります」

(大阪実行委員会ニュース5号より)


被爆証言活動続けていきます
 府内行進5日めの7月4日、住吉区役所~旭区役所コースが始まりました。大阪市内での6網の目コースが行われ、幹線コースに合流。大阪市内での最大の国民平和大行進の日です。このコースには、毎年、行進団を励ましてくれる被爆者の方がいらっしゃいます。

 住吉区万代在住の高木静子さんです。出発集会でメッセージが披露されました。
 「御参加のみなさん、御苦労様です。特にに、通し行進者でがんばってくださる方に、心から感謝申しあげます。2017年以来6回も入院した私にとって、毎年この日を迎えれるだろうか、大丈夫だろうかと、思うようになりました。こうしてみなさんにメッセージをお届けし、我が家のベランダに、横断幕で歓迎することができて、幸せに思っております。
 この7月、満89歳を迎えております。来年は、卒寿ですが、生きてがんばるつもりです。昨日も豊中市の小学校で、1時間、起立したままで、被爆証言をしてまいりました。歩けないのですが、これは出来ると、感じました。これからも続けるつもりです。
 それにしても、日本政府は今年も国連での核兵器禁止条約の交渉会議の冒頭で「交渉会議不参加」を表明しました。唯一の被爆国日本の経験は、世界中から注目されておりますのに、何と恥ずかしいことでしょう。しかし、先日、大阪原水協の岩田理事長のお話で国連に参加してきたたくさんの小さい国は核兵器廃絶を願って行動している姿を見てきました、というお話を聞き、本当に嬉しいことだと思いました。
 また、6月に、長崎を訪れたコスタリカの大使(国連会議議長、ホワイトさん)は日本人がもっと、声をあげてくださるようにと言っておられました」(以下省略)


《沖縄平和行進》 府内通し行進者 大島守さんレポート
 1日目、辺野古ゲートへの途中でオスプレイが墜落した付近を見た。ゲート前でシュプレヒコールをした後、座り込みに参加。連帯の挨拶の中で、戦没者の遺児として憲法を「戦没者の遺言憲法九条」として話をした。
 3日目は、うるま市から嘉手納飛行場の上を飛び交うジェット機の爆音を聞きながら核兵器廃絶を訴えた。
 23日は沖縄線慰霊の日。
 24日に糸満市から糸満平和公園で沖縄平和行進が終わり、初めて「戦没者遺族会」の旗を掲げて行進ができた。

2017年国民平和大行進「大阪実行委員会ニュース」(2017.7.4)№5より





平和大行進府内6日目 7月5日基幹コース
《守口市→門真市→寝屋川市→枚方市役所》
守口市役所前での出発集会、パレードの様子


守口市役所前での出発集会の様子(7月5日)

 左:地元実行委員会からの挨拶。右:医療生協の代表の連帯挨拶

 左:西端勝樹 守口市長のメッセージを代読する職員の津田さん
 右:澤井守口市議会議長からのメッセージを代読する議会庶務課長の松原さん

  出発集会の様子

 小雨の中、平和行進に出発する平和行進。



府内行進4日目 《和泉→泉大津→高石→堺》
「高石市長、長崎大会参加します」

(大阪実行委員会ニュース4号より)


昨年の広島大会 感動しました
  府下の国民平和大行進の4日目は、和泉市~堺市コースです。猛暑の中、約200人の行進団は午前11時40分、高石市役所に到着。
 行進団を歓迎してくれ阪口伸六・高石市長は「みなさんの御存じの通り、今、核兵器禁止条約の国連会議が開かれています。核保有国が参加していないのが非常の残念です。平和首長会議の広島・松井市長もこの国連会議で発言しました・高石市も平和首長会議に参加していますので、大変うれしく思っております。昨年の広島大会では、檀上にあげていただき、お話をさせていただきました。今年は、ちょうど世界大会がある時期に平和首長会議が長崎であります。今年は、長崎大会に参加させていただきます」と、述べられました。

《国際青年リレー》 カンパ10万円以上に

 国際青年リレーへの参加するために、フイリピンからアブザル・サリックさんが今、大阪を歩いています。大阪・兵庫での活動への募金を訴えるとたくさんの募金が寄せられました。現在(7月4日現在)10万1412円が寄せられています。5千円札も入っており、事務局もビックリ。サリックさんも感動しています。

2017年国民平和大行進「大阪実行委員会ニュース」(2017.7.3)№4より




平和大行進府内5日目 7月4日基幹コース
《住吉区役所→府庁前→大阪市役所前→旭区》
住吉区役所前での出発集会、パレードの様子


住吉区役所での出発集会の様子(区役所横の公園 7月4日)

 左:日本共産党を代表して、挨拶する渡辺結さん
 右:住吉区在住の被爆者・高木静子さんのメッセージを紹介する地元の吉井さん

 左:府内通し行進者の京阪医療生協の田川さんの挨拶
 右:平和へのメッセージソングを披露していただいた、地元シンガーソングライター

  出発集会の様子

住吉区役所を元気に出発した平和行進。先頭左は日本共産党井上ひろし市会議員

エール送り合う、被爆者・高木静子さんと平和行進隊(9時30分頃 高木さん宅前)

 上:上六付近をパレードする平和行進
 下:府庁前を出てからは雨脚も強くなった中での行進となった。
 最後:中之島公会堂前でのお茶の準備は市労組のみなさん(7月4日)




平和大行進府内4日目 7月3日基幹コース
《和泉市→泉大津→高石→堺》
和泉市役所前での出発集会、パレードの様子


和泉市役所前での出発集会の様子(和泉市役所玄関前7月3日)

 左:地元実行委員会を代表して、挨拶する和泉労連議長の前野博さん。
 右:辻宏康和泉市長のメッセージを紹介する人権・男女共同参画室の山野正弘さん

 左:和泉市議会議長のメッセージを紹介する日本共産党議員団団長の早乙女実さん。
 右:府内通し行進者を紹介する大阪安保の北川恒雄さん

 お茶の接待は人権・男女共同参画室の職員のみなさん。

和泉市役所を元気に出発した平和大行進の様子(7月3日)

泉大津市役所に到着した平和大行進(7月3日 午前10時過ぎ)

 左:南出賢一泉大津市長のメッセージを紹介する総合政策部の伊沢さん。
 右:泉大津市議会 村岡均議長の連帯挨拶

泉大津市役所での出発集会の様子。お茶の準備は市の職員のみなさん(7月3日)



平和大行進府内3日目 7月2日基幹コース
《泉佐野→貝塚→岸和田→忠岡→和泉》
泉佐野市役所前での出発集会、パレードの様子


出発集会に勢揃いした、全国及び府内通し行進者のみなさん(泉佐野市役所玄関前7月2日)

左:地元実行委員会を代表して、挨拶する竹崎博一さん。
右:千代松泉佐野市長のメッセージを紹介する松下義彦副市長

泉佐野市役所玄関での出発集会の様子(7月2日)

泉佐野市役所を元気に出発した平和大行進の様子(7月2日)



府内行進2日目 《河内長野~富田林~羽曳野~松原市》
市長・議長さん、禁止条約賛成

(大阪実行委員会ニュース2号より)


  ああ、感動の9年ぶりメッセージ
 2日目の最終、澤井松原市長のメッセージが代読されました。行進参加者から大きな歓声と拍車が送られました。昨年まで松原市は、大阪府下四十三自治体中唯一メッセージを送っていただけない自治体で庁舎前広場使用も拒否されていました。

 森田夏江・市議会議長は「こうして、皆さんの前で挨拶できることに本当に、うれしく思います。みなさんの粘り強い働きかけが市長の態度を大きく変えた力になりました。核兵器禁止条約が採択される情勢も影響しています」と、元気に挨拶し、大きな拍手が寄せられました。

 富田林市議会・奥田良久議長は、「今、国連会議で核兵器禁止条約が論議されており、条約の成立を期待するものです」と、挨拶されました。

 國下和男・藤井寺市長は「この過去に例を見ない画期的な条約の発効により、世界の人々に絶対悪である核兵器廃絶への関心を高め、核保有国や同盟国にも影響を与えられるよう、一日も早い条約の実現を祈るばかりでございます」のメッセージを寄せられました。

核兵器禁止条約本当に待っています
 羽曳野市役所前での出発集会で、車椅子に座られた一人の女性が紹介されました。お名前は相根(さがね)敏子さん。
 「私は、2005年のNPT核不拡散検討会議のニューヨーク行動に参加しました。このピンクのハッピを着ていったんです。核兵器禁止条約ができるといわれて、なにがなんでも平和行進に車いすでもと、連れてきてもらったんです」と笑顔で話されました。


2017年国民平和大行進「大阪実行委員会ニュース」(2017.7.1)№1より


2017年平和大行進 7月1日網の目コース
《泉北ニュータウンコースに130名参加》

 7月1日(土)午前9時40分、泉が丘駅近くの大蓮公園で出発集会が開かれアコーディオン演奏とうたごえの皆さんによる平和の歌の合唱で和やかに幕を開けました。

 地元実行委員会を代表して新婦人泉北ニュータウン支部の藤田さんが主催者挨拶をされ、核兵器禁止条約を何としても7月7日までの国連会合で採択させようと強調されました。

 堺市南区長からもメッセージを寄せていただき地元役員が感謝を込めて代読されました。

 10時40分から11時30分までニュータウン内をパレード。ヒバクシャ国際署名への協力を訴えるなどアピールしました。



2017年平和大行進 7月1日基幹コース
《河内長野→富田林→羽曳野→松原》
河内長野市役所前での出発集会、パレード出発の様子


出発集会に集まった平和行進のみなさん(河内長野市役所前 7月1日)

実行委員会を代表して、小松大阪原水協事務局長の挨拶(7月1日)

市長メッセージ紹介の塩谷聡副市長
サリックさんの挨拶

今日も元気に出発集会に参加した府内通し行進者のみなさん

河内長野市役所前での出発集会、パレードの様子(7月1日)



2017年平和大行進《柏原出発集会に310人超》
~ 奈良県側から大阪入り~


 国際情勢反映して盛り上がる

 6月30日は、国民平和大行進・府内行進が始まる日です。柏原市大和川河川敷で午前11時45分、歌声の仲間の華やかな合唱で開始されました。
 大阪実行委員会を代表して岩田幸雄・大阪原水協理事長が挨拶。「6月からの核兵器禁止条約の交渉会議をニューヨークの国連本部で、大阪代表8名の仲間と傍聴してきました。その真剣な各国の討議を見て、本当に感動して帰ってまいりました。この国際情勢に確信を持って平和行進を成功させましょう」と訴えました。
 現地実行委員会の報告によると、例年より参加者が多く、現在の国連での核兵器禁止条約の国連会議が影響しているとの感想が寄せられました。

ヒーロー西田重好さんに拍手

西田重好さん 柏原市長・議長からのメッセージの紹介に続いて全国通し行進者の西田重好さんが紹介されました。元気な笑顔がはじけました。
 「大阪は東京から九番目の県です。九番目にこだわって、九条の大切さを訴えたいです。そんな意味を込めて、笠木透さんの『平和の暦』を歌います」と、途端に熱唱。そのエネルギッシュさに、爆笑と大きな拍手が寄せられました。

サニョさんサリックさん、大歓迎

 国際青年リレーのフリピンの2人の青年が紹介されました。フイリピンのマラヤ・フアブロスさんによって2013年から続けられている取り組みです。このマラヤさんの提唱に応えて、フイリピンから毎年代表が送られています。
 A・G・サニョさん(「平和を教え、平和をつくろう」)は、「国民平和大行進に三回目の参加です。福岡、長崎、福島、岐阜、滋賀、京都、奈良、大阪と歩き、たくさんのことを学んでいます」。アブザル・サリックさん(ミンダナオ人民平和運動)は、「初めての日本訪問で、毎日感動の連続です。日本の運動を学んで、ミンダナオでどう平和運動を創っていくのか知りたい」と、決意を語りました。

府内通し行進者最高の参加です

 府内通し行進者も14名と、行進参加者を大きく励ましています。紹介する田村真理さんの声に大きく手を振ってアピール。大阪府だけではなく滋賀県、奈良県、そして沖縄県の平和行進に参加する府内行進者のみなさんです。
 今年、沖縄県の平和行進に参加されたのは、北川恒雄さん、大島守さんです。沖縄から「毎年、大阪から平和行進に参加してくださって、本当に感謝しています。沖縄の青年が大きな励ましを受けて、さらにがんばる力になっています」のメッセージが届いています。


2017年国民平和大行進「大阪実行委員会ニュース」(2017.6.30)№1より



「うたごえ」で始まった柏原市役所前・河川敷での引継ぎ&出発式(6月30日)

全国通し行進者の西田重好さんの連帯あいさつ(右)。左は府内通し行進者のみなさん

A・G・サニョさんとアブザル・サリックさん
柏原市長のメッセージを紹介

大阪府内通し行進者のみなさん



東大阪市役所めざし出発 (2017年6月30日 柏原市役所前)




核兵器禁止の大きな世論をつくろう

■大阪の平和行進のとりくみ内容など確定へ
 2015年5月のNPT再検討会議・ニューヨーク行動に結集した核兵器禁止条約の交渉開始を求める633万の署名は、核兵器禁止tの流れを後押しする重要な役割を果たしました。核保有国の抵抗を打ち破り、「核兵器のない世界」に前進するために被爆国日本の運動の役割は一層重要となっています。また平和行進が大阪府内で取り組まれる期間中に国連では第2回核兵器禁止条約交渉会議が6月15日から7月7日まで開かれるという重要な時期での行進となります。

 2017年国民平和大行進は、今日の情勢にふさわしく、国民共同の平和行進として大きく成功させなければなりません。被爆者とともに、全ての自治体を訪問し、被爆体験の継承と普及、新しい国際署名への賛同、非核平和行政の拡充を要請することが求められています。核兵器禁止の大きな世論を築く行進として成功させましょう。

 また、東日本大震災への被災者支援、原子力エネルギー依存から自然エネルギーへの転換、非核平和の日本の実現を広くアピールする行進として取り組みます。


■メインスローガン

  • ノーモア・ヒロシマ、ノーモア・ナガサキ、ノーモア・ビキニ、ノーモア・ヒバクシャ!核兵器をなくそう!
  • 核兵器全面禁止条約を結ばせよう!被爆者とともに署名を国連本部に届けよう!
  • 日本政府に「核の傘」からの離脱、非核3原則厳守・実行を迫ろう!核も基地もない平和の日本を作ろう!
  • 憲法違反の「戦争法」廃止!「戦争する国づくり」を許さず、憲法9条を守り活かそう!
  • ノーモア・フクシマ!原発ゼロ!政府・東電に原発事故被災者への全面保障を迫ろう!放射線被害の根絶、被災者を支援しよう!
  • 核兵器のない平和で公正な世界をめざす原水爆禁止2017年世界大会-広島、長崎に集まろう!

■大阪実行委員会の独自スローガン

  • 大阪湾・大阪港に核艦船は来るな!
  • 関西空港の軍事利用反対!
  • 八尾空港の軍事利用反対!
  • 関西電力は原発の再稼働をするな!